月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

マームとジプシー×トリッペン 2/9『BEACH』 2/10『BOOTS』

2019-02-16 12:02:00 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等



ノトススタジオ公演
mum&gypsy×trippen
マームとジプシー×トリッペン

2/9『BEACH』 2/10『BOOTS』
両日、アートマネジメントの講座受講生
として当日制作でも参加しました。
ふたつの作品も観劇。

ドイツのシューズブランド、トリッペン
http://www.trippen.co.jp/about-trippen/statement/
ノトスのロビーにはその靴が
アート作品のように展示されて。
このトリッペンとの共同製作で
作られた作品が、2018夏『BEACH』
そして2019冬『BOOTS』で
シリーズ完結。

一歩、ホールに足を踏み入れると
アンティークな雰囲気の漂う
色々なものが配置されている。
『BEACH』は夏のビーチ。
ビーチパラソルやチェアが並び
いくつかの扇風機が回っている。
波の音が聞こえる。

『BOOTS』は冬の山小屋かな。
クリスマスツリーやストーブ。
暖かな部屋だけど、周りは森なのか
ざわわざわわと風の中の木々の音が
印象的だった。

夏の『BEACH』は
冬の『BOOTS』の半年前のこと…
だったのかな(違ってたらすみません)

出てくる人は、ほぼ同じ
だけどお話は、もちろん違う。
ただ、最初は何だか とりとめのない
日常の中の言葉にも感じて。
だけど、同じセリフが繰り返される。
あれ?これ最初に聞いた言葉だと気付く。
特に深い意味を感じなかったことが、
何だか気になり始めて、ある時から
とても重要なことに感じて。
『BOOTS』なら、
当日パンフにもあった、
“ 鍵をかけたままの箱 ”それが
自分の心の中にもある、
普段は引き出しの奥に眠っている何かが、
ぶわっと出てくるるような感覚になった。
自分とは関係のない誰かの話ではなく、
全く違うけれど、自分にも重なることだと
感じ始めた瞬間からスイッチが切り替わる。
理屈じゃなくて。
同様に、観ている近くの人たちにも、
そんな雰囲気を感じとれた。
それはとても不思議な感覚。
常日頃、自分と他人は違っていて
相容れない部分もおおいにあって
それが当然なんだと思うのだけど。
それがその時は、
たぶんそれぞれ違うままだろうけど
似たような感覚を共有しているのが
普段感じられない不思議な感覚でもあった。

コメント
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