goo blog サービス終了のお知らせ 

月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

12/5 サラダボール公演『生きろ、トレープレフ』三女と観劇

2024-12-11 16:14:29 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

12/5
サラダボール公演
『生きろ、トレープレフ』
初日 三女と観劇

2022年の10月に亡くなった
実家の父のことを思い出した。
中3の三女、観劇後
話し出すうちに ぼろ泣き。
当時、私が彼女に語ったことと
重なったらしい。
夜の空、星を見て父を思う。
学内のイルミネーションもきれいだった。
…………………

原作は チェーホフの『かもめ』

そこに、
演出の西村さんご自身や
亡くなったお父さまとの
エピソードが織りまぜられていた。


正直、私は
『かもめ』のあらすじを忘れていた。
もともと
以前に観たドラマのあらすじも
よく忘れるほうで、
子どもたちに教えてもらうことも
しばしば。
今回もそんな感じで
白紙に近い状態での観劇だった。

……………

湖畔の田舎屋敷が舞台。
芸術家やそれを取り巻く人々の
人生や芸術にまつわる物語。
時を経て移り変わる 
それぞれの人生。

故郷を離れた人が
昔を懐かしむ姿も
ところどころ見られた。

故郷の
何でもない風景や
当たり前にあるものの
良さを語っている。

確かにそうだと思う。

けれど自分は、
人の考え方というか…
同じ価値感に偏りがちなところは
息苦しく感じる。
そんなことを
振り返りながら観ていた。


そして自分は、
いわゆる残った側の人間だ。

学生時代に数年
神戸に出たことはあるが、
その後、故郷に戻った。
結婚も出産も地元。
そして義父母と敷地内同居。

そして三度の出産の後、
心身の不調もあり
数カ月実家に戻っていたこともある。


同じ地域といえど
育った実家といえど
共に暮らす家族でさえも

微妙な違いや変化がある。
生活様式も 価値観も。

自分が変わったからなのか。
周囲とのズレを感じながらも
合わせるべきと努力したが
結局、無理がたたってしまった。

そんな
あれやこれやが頭をよぎりつつ
どちら側にしても
完全なものはあるまいと
しみじみした気持ちでいた。

きっと
観る人それぞれに
色々な思いがよぎるのだろう。

歳を重ねるにつれ
自分のこと、親のこと、
まわりの人々のことなど、
心に触れることが
増えてくるのかもしれない。


そうこう観ているうちに、
舞台上に不穏な空気を感じ始めた。
あ、これ、覚えがある。
昔、この場面を声に出して
本読みしたことがあった。

その時の動揺と
声の詰まり具合がよみがえってきた。

衝撃のラストへの
カウントダウンが始まって、
小さな動悸が徐々に膨らんで。

そして、
この舞台のタイトル
『生きろ、トレープレフ』の
意味が流れ込んできた。


最初に読んだ頃と
年月を経た自分とでは
結末に対する感覚が少し違う。

悲しくもあるが
何だかわかるような気持ち。
どうにもならない
自然な流れというか…
転がる石の行く先が
たまたまそこだったような
感覚とでもいうか…。


もちろん
道は他にもあっただろう。

人生の岐路の選択で
その先が大きく変わることもある。
気持ちはあっても
選べなかった道もあるだろう。

けれどその時
どんなにベストと思っても
良くない結果になることもある。
特に流れの早い現在なら尚さら。

それなら、少しでも
自ら選ぶことを大切にしたい。
それだけだ。
でも、それだけのことが
難しいときもある。

ただ、
奮闘する人の姿を目にすれば、
その健闘をたたえたくなる
ものではなかろうか。

ならば、今の自分も肯定できる。
そこに行き着くラストとなった。


…………………

余談だが…

三女は観ている途中から
涙を堪えていたようだ。

終演後、
大学内のイルミネーションを見に行く途中
話し始めた途端に
気持ちごと涙も止まらなくなった。

よくよく聞いていると、
2年前、実家の父が亡くなった時
私が三女に話したことを
思い出したとのこと。

劇中で語られた
“葬式が終わるまで泣けなかった話”
それと、
私の“ずっと泣けなかった話”が
重なったのだと。

翌週に公演本番、
三女の宿泊(コロナ禍で日帰り)学習
などを控え、気が張り詰めた状態。

私は
いわゆる持病、
現症の特徴として、
うまくいかないかもしれないという
強迫観念に似た感覚があった。

それを持った状態では
泣くこと自体恐ろしく、
感情を押し込めながらも、
まわりの悲しみに同調するふりを
続けねばならなかった。

その当時、
活動の場を共にしていた
三女にだけは
苦しい胸の内を話していた。

今後の身の振り方について
理解を得る必要もあったため。

活動から帰る車の中、
私の長い長い話に
三女はずっと耳を傾けてくれた。

その時のことが
思い出されたのだろう。



お互いに涙を拭いつつ
イルミネーションへと
寒空の暗い道を歩く。

広い芝生の上には
見渡せるほどの星空が。
暗い中にも満天の星。

この空の
星の数ほど人生もある。

父も、
そして多くの人たちも、
この空で輝いているだろう。

父を偲ぶ旅を前に、
心に残る観劇体験となった。



12/1 渡猛の即興芝居WS&LIVE『自分を遊ばせる時間』参加

2024-12-04 14:26:24 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

12/1(日)
やってみよう!感じてみよう♪
即興芝居SPECIAL
渡猛の即興芝居WS&LIVE
『自分を遊ばせる時間』
お手伝い&参加しました!
━━━━━━━━━━━

会場:マルタス ROOM3·4

◆ワークショップ 13:00〜15:00

◆即興芝居体験 17:00〜18:30

インプロバイザー・渡猛と
エントリーした10名が
一対一で約5分〜10分の即興芝居。

━━━━━━━━━━━

◆ワークショップ 13:00〜15:00

■即興芝居 インプロとは?

キース・ジョンストン
即興演劇のパイオニア


■ワークショップ
  ( 一部 ざっくりメモ )

 ●拍手まわし
  ・円になって隣へ拍手を回していく
  ・色々なバージョンで

 ●私、あなた
  ・円になって
  ・「私」と言った人
    →誰かに「あなた」
      アイコンタクト
     その人の居る場所へ移動
     言われた人は「私」と言って… 
     続けていく

 ●プレゼント( 2人で )
  ・喜ぶものを渡す
  ・もらった人は反応

 ●公園で…( 2人で )
  ・Aが「〇〇しよう」B「いやだ」
  ・Aが「〇〇しよう」B「いいね」
   どう発展していくか

 ●森に入って→出る( 3人で )
  ・ひと言ずつ→言葉つないで
   森を進んで 出るのを目指して

 ●ワンワード
  ・例) 昔々→あるところに
     →おじいさんと→おばあさんが
  ・好きなワードからスタートも
   (予想がつかない)

…………など

 ★何も思いつかなくなったら
  →「まっしろ!」と言っていい
  みんなで手をあげクルーッと一回り

  ・即興なので、
   うまくいく時もあれば
   うまく繋げられないこともある。
   ちょっと考えて思いつかない時は
   「まっしろ」と言えるという
   前提なら気が楽である。

 ★Yes and
  相手の言葉を
  まずは「Yes」で受け入れ
  andで返す。楽しい方へ。
  
  ・ワークでは、
   NOの反応を受けた時より
   Yesの方が
   どんどん展開していった。 
   受け入れてくれると感じることで
   心も軽く開かれるような感覚に。

━━━━━━━━━━━

◆即興芝居体験 17:00〜18:30

■インプロバイザー・渡猛と
 エントリーした10名が
 一対一で約5分〜10分の即興芝居

 ●前に出て設定を決める
  どんな場所、人、関係性など

 *それぞれ色々な設定、
  思わぬ展開もあり
  どんどん引き込まれ、面白かった。

 *まったく経験のない設定
  をする人も、
  ちょっと近い設定の人も。
  自分は後者で。

 *自分の中では、
  ある程度展開を予想していたものの
  思っていたのとは違う方向に。
  ただ、その時そのやり取りで
  必死だった。
  気づけば相手の動向が
  不穏なことに。
  
  自分は最初、
  被害者意識でいっぱい状態。
  しかし、相手の窮地を前にして、
  自分のことはさておき
  何とかしなきゃな気持ちになった。

  “ここで終わりじゃなくて 
  もうちょっと先に行けば 
  何かあるかもしれない”
  後で振り返り話をしているうちに、
  いつかの自分が欲しかった関わり
  かもしれないなぁと思った。
  
  一瞬、相手の中に自分を見るような…
  立場の違いはありつつも、
  共に生きながらえるという一心で、
  今を逃してなるものか
  という切実さが
  自分を突き動かしたような気がする
  不思議な感覚だった。

━━━━━━━━━━━

その後、
参加者と振り返りの話をしたり、
場所を移してお店での
交流の場もあった。

演劇の大切さについての話もできた。

最近、
他の演劇のワークショップも
体験しており
繋がるものも多く感じられた。

普段、
自分の感覚に向き合うことは少ない。
心も身体もリラックスして
感じる機会は必要。
そして、Yes andの精神で、
お互い心地よい
方向を目指していくこと。
それでも、うまくいかない時は
無理せずに、
「まっしろ」と言っていい。
それを皆も受け入れて楽しむ
心の余地をもっておくこと。


いわゆる役者を目指す人だけでなく、
あらゆる人の暮らしに必要な要素だと
実感したワークショップ&即興芝居体験だった。

皆さまありがとうございました!




11/23・24 演劇体験ワークショップ 全6回 終了

2024-11-28 14:47:48 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

11月の第2週土日から 計6回参加!
楽しみながら
心も身体もフル回転でした。

演劇の要素には私たちの暮らしと
繋がるものがあると感じました。
普段はじっくり考えないことにも
向き合い、色々な発見がありました。
共に活動することで、
初めてお会いした方とも
仲間のような感覚になれました。
━━━━━━━━

【 演劇体験ワークショップ 第5回 】

11/23(土) 9:00-17:00
場所:飯山総合保健福祉センター

講師:藤井ごうさん、明樹由佳さん

■ Play is Play①
グループワークで短いシーンを創ってみよう。

 ●これまでの講座を
  簡単におさらいし、
  グループに別れて 短いシーンを
  作っていきましょう。

  ・グループワーク
  ・フィードバック
……………………………………

【 演劇体験ワークショップ 第6回 】

11/24(日) 9:00-17:00
場所:飯山総合保健福祉センター

講師:藤井ごうさん、明樹由佳さん

■ Play is Play②
グループワークでシーンをブラッシュアップしよう。

 ●前日の講座を確認しながら、
  シーンをブラッシュアップして
  いきましょう。

  ・グループワーク
  ・シーン発表
  ・フィードバック
.
.
※チラシ内容より
.
━━━━━━━━━━━

11/23(土)

■前回のおさらい

 ●Yes and…
 ●他己紹介( 自分を主語 )
 ●シンパシーとエンパシーの違い

 ●絵を創る( 色・感情 )

 ◎誰に何を伝えるのか
  『見るー見られる』
  →どう受け取られるか
 ◎共犯関係
 ◎信じる (そうできるように)
  ・演者・スタッフ・小道具
  ・美術家・衣装
  ・観客も
.
.
■今日のテーマ
 「Play is Play」
 Play 演技 遊び

 ピーター・ブルック 演出家
 演劇を上演する時 大事にされるのは
 「自発性」
  縛られているのではなく  
  自由に出し合って つくっていく

  遊びは、基本的には自発的なもの
  「解放」万能感 ごっこ遊び
    ↓
  身体の力を抜く につながる
  必要な要素→遊び感覚
.
.
■ストレッチ
 ●ジャンケン(手&足)
  勝つ 負ける
 
■歩く
 
■触る
 ●手で 体で
 
■歩く( 海辺を )
 ●3〜4人ずつ
 
■プレゼントゲーム
. 
………………

■フィットネスジムのロビー (夜)
 ・短いシーン(台詞あり)

 ・ケンとユキ 二人のやり取り

 ・この日・この時
 ・この場所・この関係
  を考えてみる
 ・3人組で(ケン、ユキ、ト書き読む人)
  
 *距離感 躍動感
 *グループで共有
 *固定観念 誘導される
 *文章 見た人の考え方のクセが出る
  フラットには見られない
  話し合うことによって
  色々な見方できる

■昼休憩…………

■フィットネスジムのロビー(夜) 続き

 ・この日・この時
 ・この場所・この関係
  考えてみる

 *外形的 キャラクター
  内面的 内面掘り下げ
  ふたつのパターンがあった

 *上司、部下というパターンも
  その人たちの歴史 どうだった?
.
.
  前段   ↓入口     出口↓ 後段
 〔過去〕 → 〔現在〕(ジム)→ 〔未来〕
 平衡状態 → 物語 → 平衡状態
  (バランス
  とれてる)
   日常
       ⇄
      相互関係
.
.
 ●『題名』つける (各グループ)
  すれちがい など
.  
.
 ◎Yes and
 ★登場人物探求の一歩
  ①人物は何を望んでいるかを知る
   ( 目的 )( 意思 )
  ②何が人物の行く手を遮っているかを知る
   ( 壁 )( 障害 )
  ③自分の欲求を満たすために 
   人物が何をしようとするかを知る

  *〈困る〉
  舞台上では
  困っている人を見るのは面白い
.
.  
  *アクターズシークレット
    自分が納得するための裏設定
    (こういうことがあったかも)
    (納得いく理由)

  *よくなかった経験も
    心を動かすための材料になる
    マイナス要因を
    プラスに転じられる

  *漠然としたイメージを
   具体化していく
   日常の中でどれだけ経験
   しているか

  *古典もこの方法

  *宗教観は国によって違うが
   ・恋愛 ・家族 ・死 ・老い
  国をこえて伝わりやすい伝えやすい
    心寄せやすい内容
    つながるポイント多い
    感情移入しやすい

  *具体化していく中で…

   例)「これからどうするの?」
    「ウチに帰ります」
      ・話しかけないでのサイン
      ・この後の予定はない
      …など、あるが
      思い込むと固まってしまう

  *戯曲 台本 
    現在進行形のフリをしているが
    結果が書かれている
    →これを 
     舞台では現在進行形にする 

  *別人になって
    〇〇を する自分 しない自分
    役をやりながら 
    自分を知っていく
.
.
  *目的を持った人間は壁にぶつかる
   葛藤生まれてドラマになる
   目的がないと 悩まない
. 
.
■翌日のテキスト 配布
 
  *色々に読み取れる  
   色々なパターンが考えられる

  *明日、立体化していく時
   どんなことが考えられるか
.
━━━━━━━
.
11/24(日)

■ふりかえり

■ストレッチ
 
■手裏剣まわし
 *テンポ 速くなると 体も変わる

 ・ゆっくり
 ・小さい〇〇さん
 ・抽象的なもの
 ・速く
 ・更に速く
  →次第に皆の体が変化してきた
  自分のところに回って来てない時も

■ト書きのあるシーン(台詞あり)

 *誰に何を伝えたいか 
     ↓
  色々な場面も 
  一枚の絵を切り取って伝える

 *ダメ出し→note チェックする
  よくなっていくための時間

 *演劇の基本
  「好き」→だったらどうする?
   行動
   見ている人に想像させる

 *「歩く」という演劇はない 黒澤明
  歩くのにも、何か目的、感情を伴う
   その人物の意思 目的がある
.
.
 *前段  →場面 →後段
  平衡状態→事件 
   新しいこと起こり→心動く

 *どこから来て→ 台詞
    →どこへ行く?
      この場面だけだと迷う
      前後を考える
.
 *ツールとして 考えること

  ・この日
  ・この時
  ・この場所
  ・この関係

   ここを決めていくと
   この可能性が近づいていく

   これしかない!と思っても
   色々な可能性がある
.
.
  ★登場人物探求の一歩
   ①何を望んでいるか 目的 意思
   ②壁は何か
   ③そのために何をする
    なぜ困っているのか
.
.
 ●ひとつの設定(方向性)で
 ●役は交代する 2パターン発表
.
…………………………
.
 ●各グループで考えてみる

  *物語の中で
   過去の家族の話聞いたとき
   相手はどう聞いてるのだろう
   設定によって 
   聞こえ方 変わってくる
   
   大人は表立って出さない
   狭い空間 観覧車のゴンドラ
   相手の言葉
    →どう感じるのだろうか

  *それをしゃべる根拠

  *窓の外にどんな世界が
   広がっているのか
   窓から見える風景

  *そのものを どう扱うかによって
   人物の設定が

  *本当は何を伝えようとしていた?
   小さいころの話、ではない。
   本当は伝えたいこと伝えられない

  *〔言いたいこと〕
    最後に向かって
    変化してきている

  *〔 出会って 発見して 気づく 〕

  *「………。」の部分
    黙っているけど
    黙らざるをえない時間
    無言だとしても何かの気持ち
    言語化できない状態。

 ●物語の場所はどんなところ?

  ◎観覧車 どんなもの?
   ・円形の物体
   ・頂上の景色がいい(窓がある)
   ・外と隔たりのある
    小さいスペース
   ・決まった時間(制限)
   ・密室
   ・怖くて乗れない 特殊
   ・狭い 揺れる 高い
   ・向き合う

  *この物語 
   どこがスタート地点なのか

   ・乗ってすぐではない頂上手前?

  *人間関係 間を埋める会話
   密室 無言になった時
   よくあるのは…天候の話など

  *心の準備が整ったから話始める
   わけではない
   途中の段階で喋ってる

  *相手の反応をみて
   →話を変えたり
   →例の出し方かえたり

  *乗り込む前の時間は
   どんな雰囲気だった?

  *〔存在〕どういう呼吸で言うのか

  *ト書き 最後の音楽 
   希望あれば入れる

■昼休憩……………………

■午前の続き 物語
 *居るメンバーで

  スタート前
 ●入る前の状態を考えてみる
 ●2次元で話していることを
  3次元にする

 ★出の前に確認すべき5要件

  ①どこから来た
  ②どこにいた
  ③気分はどんな状態
  ④身体はどんな状態
  ⑤何を期待して入ってくるのか
   (目的)
   または、そこに居るのか

■発表

 *自分のクセ生かしながら
 *心支えてる 呼吸 体動かし
  見せ方 変わってくる
  根本は自分の中にある

 *分かってもらうような演技
  だけじゃなく
  見た人が色々想像する

 *出会い 発見 気づき  
  丁寧にする
  →自分の心のため 
   見てる人にも伝わりやすい

 *相手役との交流で何か生まれてくる

 *内面を探っていく
  自分の持っている情報 出てくる
  伝えるために
  コントロールできたら良い
.
.
■まとめ

 *Yes and 
  相手をありのまま受け入れる

 *シンパシー = 同感
  ( 相手への同情、相手の感情に同調 )
  ※ 自分の価値観に照らし合わせて、
   自分も同じ価値観、意見であると
   相手の気持ちに同意すること

 *エンパシー = 共感
  (相手の立場に立って考える感じる)
  ※ 相手の価値観に基いて、
   話し相手の気持ちを受け取め
   理解しようとすること
   →相手がどうして欲しいか考える
    お互いの「違い」を
    ますば受け入れる
   = ★共感力(想像力)を高める鍛える
   
   ・ 現在は
    こちらが大切だと言われている

 *演劇は…
  ・持てるコミュニケーション能力
   全部を使う
  ・異質な人と協力し
   成功体験を経験できる
  ・相互肯定 尊敬
  ・一人一人の持つ力 大きい

 *ワークショップでやったことが
  日々の活動にな繋がれば
.
━━━━━━━━━━━━

■感想

 ・講師のお二人 
  それぞれWSの内容や雰囲気も違って
  面白かった。

 ・明樹さんのWSでは、
  自分の感覚にじっくり向き合えた。
  まずはそこが元になるということ。 
  正解はなく、それぞれ違いもあり、
  それを話し合うことで
  気づくことも多かった。

 ・藤井ごうさんのWSでは、
  感じたものを、
  見る人にどう伝えるかについて
  考えることができた。
  一人ではなく
  グループで考えることで
  色々な見方ができて良かった。
.
.
 ・登場人物の気持ちを考える中で
  常に複数の考え方があった。
  ( そういう物語だった )
  自分たちのグループでは
  どの方向でいくか
  決める必要があった。

  そのために、
  自分の話も持ち出しながら
  こういう時のこんな気持ち、
  を語り合った。

  普段は心の奥にしまい込んだものが
  思わず出てくる場面もあった。
  しかしそのことで、
  登場人物が本当にしたかったこと、
  気持ち、その強さなどが
  納得できた。
  よりその人物に近づけたような
  気がする。
.
.  
 ・演劇の中には色々な感情が
  出てくる。
  いわゆるプラスなものだけでなく
  マイナスなものも。
  しかしそれがないと
  演劇は面白くない。
  むしろ、必要なのだという
  話だった。

  日常では、
  物事をスムーズに進めるために
  プラスな感情には肯定的で
  マイナスな感情には
  否定的でもある。
  演劇の場では、
  どちらにも同じように
  存在価値があるというところが
  良いなと思った。 
  ありのままを受け入れてもらえる
  ような気持ちになれた。

 ・自分の心を開いて気持ちを探る
  ような活動もあったが、
  安心して臨める雰囲気だったのが
  何より良かった。 
.  
…………………………

11月の第2週から、
土日ごとの3週間、計6回。
全回参加できました。

講師をはじめ、
参加者や関係者の皆さま
お世話になりました。
ありがとうございました!

初めてお会いした人とも
楽しくご一緒できて良かったです。



11/16・17 演劇体験WS 参加

2024-11-21 16:05:58 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

【 演劇体験ワークショップ 第3回 】

 11/16(土) 9:00-17:00
 場所:飯山総合保健福祉センター

 講師:藤井ごうさん、明樹由佳さん


■「見られ」て「受け取られ」て
  広がるイメージを体験しよう。

 ●グループワーク体験
  イメージを基に表現を創る。


■「想像力」の「無限の可能性」に触れてみよう。

 ●グルーブワーク体験
  全部意識して、無限に広がる表現の
  可能性を探ろう。

 ●フィードバック

 ●座学
 「演劇の公演がどうやって創られ、
  各スタッフがどう関わっているのか。」

……………………………

【 演劇体験ワークショップ 第4回 】

 11/17(日) 9:00-17:00
 場所:東小川児童センター

 講師:明樹由佳さん

■人と芝居するってどんなこと?

 稽古の中で、俳優はこんなことを
 言われる事があります。
 「ひとりで頑張らないで。
  人と芝居をしよう。」
 人と何かを創るってどんな感覚?
 「伝える」こと、「受け取る」こと、
 そして「変化」すること。
 いろんなゲームを通して
 体験してみましょう。
 台詞を覚える必要はありません。

※チラシ内容より
━━━━━━━━━

11/16(土)

■前回のおさらい

「見るー見られる」

・共犯関係
・他者がいることで成立
・自意識×人と仲良くなる
.
✮演劇とは 共有→他者を受け入れ
.
「〈場〉を〈共有〉する目的をもった媒体」
  ↓
  重要
.
★観客の側も 想像力を使う
.
.
■ウォーミングアップ

 ・シアターゲーム
 ・アイスブレイク

 *なぜウォーミングアップ 必要?

  心と体のリラックス 必要
  心と体 連動する
  Yes and ありのままを受け止める

  “ 想像力 ”
  “ 信じる ” 演劇の根本にある
.
.
■「見られ」て「受け取られ」て
  広がるイメージを体験しよう

 見る━見られる 関係
.    
.
 ●他己紹介(3〜4人組)

  ・リサーチ
  ・グループごとに発表 
   (MAX 4分程度)

  *誰に何を伝えるか?
    (表現の一番の基本)
   どこにポイントを置くか?
 
  *大きな声でなくてもいい
  →大事なことは誰に何を伝えるか

  *色々なやり方、見せ方がある
   自分たちは、どうしたか?
.
.
■「想像力」の「無限の可能性」に触れてみよう。

 ●グループワーク体験

  ◉色を創る
   ・色のイメージから絵を創る
   ・2チームで
   ・お題「緑」「青」など

   〈目的〉違いを楽しむ
   
   *思っていたのと違って
    伝わらない場合もあれば
    伝わる場合もあった。
   *どこに注目させるか?
   *注目する場所、強い場所 ある 
   *センターが目立つ なぜ?
    もともとセンターは不安な場所
    センターに居るのには理由が
    あるように感じるのだろう
.
.
  ◉4コマ 喜怒哀楽 + 色
   ・喜怒哀楽のどれかひとつ + 色
    のイメージから絵を創る
   ・2チームで
   ・お題「悲 オレンジ」など

   *見る 見られる 
    広がるイメージ
   *どこをクローズアップするのか

  ●フィードバック

  ●座学
  「演劇の公演がどうやって創られ、
   各スタッフが
   どう関わっているのか」
   
   ◎舞台芸術における
    各プランナーの役割
    ・制作・プロデューサー
    ・演出家
    ・舞台監督
    ・美術 衣装デザイナー
    ・照明プランナー  
     音響プランナー 
      など
        
   ◎舞台上演の流れ
    ①企画立案
     ↓  
     ↓
    ⑦稽古・制作期間
    ⑧劇場入り〜リハーサル
    ⑨公演当日
    ⑩公演終了後

    *企画立案から始まり 
     稽古が始まるまでが大変
     時間もかかる
    (例 このWS開催まで半年以上)
.    
……………………

 ◆誰に何を伝えるか、
  グループで考えながらやってみた。 
  伝わらなかったこともあれば
  伝わったこともあり。
  受け取り方の違いがあると
  実感した。
.
━━━━━━━━━━
.
11/17(日) 

■人と芝居するってどんなこと?

 ●人と何かを創る
 「伝える」こと、「受け取る」こと、
  そして「変化」すること。

  ◉歩く 
   ・部屋の中をランダムに歩く
   ・よく見る( 場 もの 人)
   
   *場に慣れる リラックスする
  
  ◉自己紹介
   ・今の感じはどう?
   ・体の声をきく

  ★感覚 味わう
   そのことで、
   自分の中はどう変わったか?
   日常やっていることを意識化
   ある刺激を受けて
   自分の中は変化している

  ◉プレゼントゲーム( つくって渡す )
   ・一対一で
   ・自分の手の中でつくるもの
   ・温度 形 重さ イメージ
.
.
  ◉前日の振り返り
   ・〈共犯関係〉
    観客も想像力を働かせないと
    成立しない

  ◉プレゼントゲーム
   ・一対 多数の観客で
   ・目の前の誰かにアイコンタクト
    取りにきてもらう

   *ジェスチャー、説明とは違う
    自分の実感 つなげる
   *体の感覚に注目
    ( 重さ 手触り 形)
   *見る人を意識
   *何を作っているか
    分からせるより
    自分の感覚に残っているもの
    (温度 色…)

  ★感想を言い合うこと大切
   ・それぞれ自分の中で
    起こったこと
   ・感覚は違う。
    相手にどう伝わったかも違う
    違いを知ることは
    プラスになる。
   ・受け取り方、感じ方、それぞれ
   ・自分の枠が広がる
.   
.
  ◉玉まわし( 色々なバージョンで )
  ◉玉まわし + 「はい」

   *だんだんリズムにのって続き
    ひとつの線のような感じに。
    複雑になるとミス、
    途切れることもあるが、
    それはそれで面白さがある
.
.
  ◉私 あなた
   ・相手からの
    アイコンタクト受けて
    自分だと思ったら「私?」
    →誰かにアイコンタクトして
     「あなた」
    →その人の場所へ。
     抜けた所へ入る

  ◉サイレン ( 声 高→低 )
   ・一人で
   ・ペアで( 相手の指揮に合わせて)
  
   *声のストレッチ
   *相手の動きに合わせ
    →いつもと違う音域

  ◉目を閉じた人の背中に声かけ
   ・4人 違った距離に立ち)
   ・狙った人に届く?

  ◉パーソナルスペース
   ・一対一で
   ・相手のパーソナルスペース
    に入ったら何か起きる
   ・出会う→起こる→離れる

   *お互いに変化あり
   *日常ではよくあること
   *日常で起こっていることを
    演劇的な手法で体験する
   *自分が知らなかったこと再確認
    →感性が豊かになる

  ◉パーソナルスペース( より近く )

   ・離れた場所から近づく
    より近づく

   *緊張感が増す 
    遠い場所 広い場所だと 
    心は動きにくい
    パーソナルスペースに入ると 
    動きやすい
    見ている人も それを感じる

   *近づくことでの感覚
    それぞれ違う場合もある。
    特に違和感のない人もいれば
    緊張する人もいる。
    相手によって、
    その日によって、
    変わることもあるだろう。
.
………………………

  ◆自分の中にある感覚、変化など
   じっくり向き合う機会になった。
   同じ自分でも、
   その場その時によっても
   感覚は違っている。
   何かしらの理由や
   背景もありそう。
   どんな感覚であっても同じように
   大切に受け止めてもらえる…
   なかなか日常にはない
   貴重な場だと思った。
   



11/9・10 演劇体験ワークショップ スタート!

2024-11-15 01:34:14 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等






演劇体験ワークショップ
~聴いて、意識して、やって、識ろう~

始まりました!
11月第2週の土日から。
第3週、第4週の土日と続くWS。

昨年、市民劇のメンバーも多い中、
初めましての方もいて楽しい雰囲気!

よろしくお願いします。

………………………

ざっくりメモ

◉ 11/9(土) 講師:明樹由佳 さん

■ 自己紹介
■ つくって渡すゲーム
■ ものを触る感覚 じっくり集中
■ 歩く 色々なパターン

■さんぽで歩く
 *手触りに集中した時のように
  その感覚に集中

■ 眠れない夜
 ・部屋の間取り 考える( 書く)
 ・曲を聞きつつ

★どう動くか等の前に どんな感覚なのか
★例えば…舞台上でセリフのない時でも
自分の感覚がどうあるか集中すると緊張しない

━━━━━━━━

◉ 11/10(日) 
講師:藤井ごう さん 明樹由佳さん

午前 前半は座学

■ 演劇って?
 →場を共有する目的をもった媒体

■ 演劇のルーツは?
 →祭りにルーツがあると言われている

■ 祭りの効能は?
 →生産性が上がる
  ( 他の人と身体感覚を共有すると )

■ 共犯関係←見る 見られる関係の中には必要

 * 他者がいないと成立しない
 * 観客にも想像力を求める
 *「信じる」演じる人も 見る人も
 * Yes and→共有につながる


■ 共有って何だろう?

 →相手を受け入れる…その時の体の状態は?
 *自意識で閉じずに心を開いた状態を築く
  (力が入っているとできない)→アイスブレイク


■ 自己紹介

 * どこに目標点を置いたか?
 * 何を伝えたい?
 →決めておくと自己評価できる
  〈傾向と対策〉になる

………………

■ 即興で物語 ( 6人組で )
 お題を聞いて
 1→2→3→4→5→6(終) パスでつなぐ

 * コツは Yes and
受け入れつつ繋げる
 * なるべく人の行動に
(考えているより→人の行動へ)
 * 誰に何を伝えるのか


■ 他己紹介 (4人組で)
 ・チーム内でリサーチ

 
■「色を創る」「一枚の静止画」
(7人組で)
 ・お題をもらい→つくり
→相手チーム当てる

 ★相手が受け取るイメージ、
全く違う場合がある
  伝えるために、
ブラッシュアップしたり工夫がいる
 
……………

★観客も含めて、
集団による想像力の共有が必要
→共犯関係

…………………

2日間、終日参加。
久しぶりに
頭と体をフル回転だった。

普段は日常に追われて
なかなか機会がなかった、
自分の感覚に集中すること。

それ自体、
とても心地よかった。


そして、
色々なワークでは
上手くできなくてもいい、
ということで、ホッと安心。

どうしてかな?と振り返り
こうしたらよかった?と考えたり。

自分のクセを知って
傾向と対策を考えればいい
というのも、いいなと思った。


11/6 ala Collection シリーズ Vol.15「いびしない愛」 丸亀公演 観劇

2024-11-08 15:38:49 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等





ala Collection シリーズ
Vol.15「いびしない愛」

11/6(水) 19:00〜
アイレックス 大ホール

三女と観劇。

市内の中学生、
引率する保護者2名まで無料招待。
学校を通じて案内が届いたので
事前に申込、チケットを貰っていた。

三女もちょうど興味を持ってくれて
良かった。

ala Collection といえば、
昨年11月「フートボールの時間」
これも三女と一緒に観ていた。
楽しかった記憶もあったから
かもしれない。

……………………

● 手話通訳つき

開演前に出てきた
作業着のおばちゃん二人。

持ってきたものを広げて
食事休憩のような場面あり。 

食べながら手話をしていた。
そして退場。

そして、始まりと共に 
舞台袖から
先ほどの一人が登場。

そうだった。
この舞台、手話通訳つきだった。
舞台にとけこむ
自然な感じでいいなと思った。

…………………

● ものがたり

舞台は
高知の「ふし」工場。
その事務所である一室。

ひと気がなく
薄暗い部屋の中、 
一人PCの前に座る若い女。
親から工場を継いだらしい。
.
.
人が居ると知らずに忍び込んできた
空き巣の男と出くわすところから
物語が動き出す。
.
.
コロナ禍に
翻弄される工場や人たち。
でもその受け止め方や
感じ方は人それぞれで。

出口の見つからないような
生きづらさも、皆それぞれ。

障害のあるなしに関わらず
誰でも抱えていることはある。

そんなこんなを垣間見つつ
ドキドキハラハラ、
からの大騒動。
けれど最後は少しだけ
前に進めるような
ほっこりとした気持ちになった。
.
……………………

● 三女の視点

私は
どんな物語なのか
ということが気になっていた。

三女が気になって
観ていたところは…
まずは舞台セット。

机や棚など
細かいモノの配置を
当日パンフレットの
写真と見比べたりして。
.
.
そして
役者さんの演技について。

彼女いわく、日常系。
舞台としての演技なのに
自然な感じがするのに
びっくりしたのだと。

そして、
膨大なやり取りが
自然にできてる!と。

いわゆる、掛け合いなどの
間合いが自然ということかも。
自然な会話、なおかつ
絡みがたくさんあると、
難しいと思うのだろう。
.
.
そこまで聞いて、
私は三女に
聞いてみたいことがあった。
.
…………………

● 聞こえかた

実は私、
近ごろ音が聞こえにくいこともあり。
(ふつうの老化現象かと)
大きく声を張るタイプの演技や
一人で前に向かってなど
独立したセリフは
割と分かる。

ただ、細かい会話になってくると
聞こえない…というより不鮮明。
見え方でいえば
ものの輪郭がぼやける感じ。
それにより、最近は
テレビの音量も以前より
上がりがちになっていた。

今回も、
一瞬分かりにくい時もあったが
何となく前後関係で想像していた。

三女はどうだったか尋ねると
彼女は聞き取れていたらしい。

パンフレットに
方言が載っていたため、
注意して聴いていたから
かもしれない、
とのことだったが。
.
.
なるほど…
自分も三女も近視なので、
見えるかどうか
気にしたことはあったが、
聞こえ方は さほど
気にしたことはなかった。

それが、自分の感じ方に
何かしら影響することも
あるかもしれないな、と思った。
.
…………………

● 謎の〇〇

そして、
二人とも同じ場面に出てきた
モノと、その名前が
気になっていたことが判明!

あまり手元が見えなくて、
聞こえた言葉の意味も分からなくて。

私は、
だからこそメモしてないと
絶対に忘れてしまう!
…と意味不明のワードを
書き残していた。
.
.
三女が見たのは
「赤い折り紙」。
私が聞いたのは
「ふみん ちょーれー」?
.
.
何か手がかりになるかと検索して
私が見つけた
他県公演のホームページ。
そこに、初演版の戯曲が閲覧できる
〔戯曲デジタルアーカイブ〕の紹介
URLがあった。

手話通訳つき、ということで
きこえない方、きこえづらい方の
鑑賞サポートとしてご利用ください、
とのことだった。

戯曲を
ひと通り目を通したが見つからず。
三女にも見てもらったが、
それらしき場面は見つからず。

気になる………
.
.
そこから彼女の
ネット検索が始まった。

2つのキーワードで、ヒット!

「み/つ/け/た/ かも………」
わなわなと震え
目を見開く三女の姿に
私も、あわあわ震え…
.
.
ソレの名前は
おそらく
「スフィンチョーネ」

パン生地に具材やソースをのせて焼いた
シチリアのパレルモ地方のピッツァ
らしい。

本編とはおよそ関係なさそうなのに。
初演段階では無かったのに。
なぜ。

さらに調べた三女。
SNSをたどって、
市民サポーターの方が
パンを焼いてくれたとか
そんな話を見つけたので、

そっち方面が濃厚かも、
という結論に至った。

けれど、
舞台に取り入れられたのは
どういう経緯だったのか、
気になるも不明。
.
.
あまりに気になりすぎて
三女のネット探索は続く。
.
.
そして
新たなことも判明。

劇中、空き巣男さんは
とっさに自分はエアコン清掃だと偽り
あれこれ動いていたが…

役者さんご本人も
エアコン清掃のお仕事をされている
ことを突き止めた三女。
そのお仕事SNSも特定。
.
.
えー!!!

ワーワーキャーキャー
夜中のリビングで二人
盛り上がってしまった。

でも楽しかった。

こんな楽しみ方もあっていい。
.
………………

そういえば、
帰りの車の中で三女は

どんなふうに稽古してるのか
見てみたいと言っていた。
DVDとかあったら
絶対見るわー、と。

それくらい
あの演技に至った裏側が
気になったのだろう。

役者さんと話してみたいな、
とも言っていた。
.
.
三女は
役者を目指しているとか
コアな演劇ファン
というわけではないけれど、

そういうところに
面白さを感じるのかもしれない。

ただ、演劇の面白さを
楽しみたいと思っているのかも。
.
.
最近は
一人で観劇することが多く、
誰かの感想を聞く機会がなかった。

今回のように
一緒に観た者同士の
語り合いも楽しいし、
思わぬ広がりもあって
良かったなと思う。



10/27(日) 劇団マグダレーナ40周年記念公演 「新さぬき弁殺人事件」観劇

2024-10-28 15:32:00 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等






10/28(日)
劇団マグダレーナ40周年記念公演
「新さぬき弁殺人事件」観劇

市民劇のメンバーも出演。
お誘いいただき久々の
マグダレーナ。


福田村事件をモチーフにした作品で
新しく書き直されて
公演は3回目とのこと。


福田村事件は
映画作品にもなっていて
少しだけ知っている程度。


マグダレーナでの公演は
観たことはなく、
気になっていた。

………………

虐殺シーンはなく、
生き残った女たちが
警察内のとある部屋で
身を寄せ合うところから始まる。

起こった惨劇や
これまでの身の上など
語られていく。


そこへやって来る
警察官、
弁当を作ってくる料理屋の女将。
そして、
警察に連れてこられた
共産主義者の女、
逃げてきた朝鮮の男など。


重苦しい空気や
しきりに起こる慟哭。

あまりに酷い事件すぎて
自分たちの世界と
かけ離れた感覚にもなる。


なんて酷い人間たちだ、
差別がまかり通る世の中なんて
…と憤るのは容易い。

けれど
そこから何を学ぶのか。
自分たちの世界の問題として
どう感じ考えるのか。

そうじゃなきゃ…
という気持ちが自分の中で
サイレンのように鳴っていた。


被害にあった人たちの
恐怖や疑心暗鬼、
虐げられる側の人たちの気持ちは
ある程度は想像しやすい。

けれど、
虐殺に及んだ村人たちの群衆心理や
高圧的な警官の
正義の名のもとの暴行など、
なかなか気持ちが近づけない
もどかしさがあった。

時代的な背景があったとはいえ、
どこかに今と繋がる
いとぐちがあるはず。

今、当たり前と
疑わないものの中にも
危険性はあるはずだから。

そんなことを
探る時間だった。



昔の事件、ではない。
今もカタチを変えて
国や場所を変えて
起こり続けているような気がする。


瞬時にすべて解決することは難しい。
けれど何か小さなひとつからでも
希望を見出せたら。

こうすべき、とか
決まったひとつのカタチではなく
それぞれのカタチで。 
今ならできることは
あるはずなので。


10/19 まるっとえにしいち&芸能フェスタ 新市民会館の話やワークショップ参加

2024-10-20 00:41:56 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


10/19(土)-20(日)
まるっとえにしいち&芸能フェスタ

アイレックス( 小ホール&大ホール )

10/19 行ってきました!

実は…とあることから
痛みが増して動き辛かったのですが
市販鎮痛剤で、チョイ楽に。
外出中は何とかなりました。
(ほっとしたー)

……………………

12:00-13:30
大ホールにて
村尾さんの講演
「シンシミンカイカンの
すべてをかたる?」

会館の計画段階から
幅広く市民の希望を
きいて回った経緯。
その後の講座や活動での
仲間やつながり。
これまでの気付きから
試行錯誤していること。
そして
建設中の建物内のあれこれ。

開館に向けて
市民としても
どんなことができるか
一緒に考える人や場が
できればいいなと思いました。

…………………

その後は、
予約してた
あんこさんの
水引ワークショップ参加。

水引で花を
いつくか作りました。

出来上がっているものも
数個もらい、
写真立ての縁に貼り付け。

少し接着待ちの時間に
外のキッチンカーブースで
美味しいものを食べました。

その他にも…
高校生MIZIKIさんの作品から
曼荼羅模様のプラバンキーホルダー

❲ たんぽぽ ❳さんの
ミックスクッキーと
黒豆ぽん菓子買いました。
(↑こちらは初めて買った。美味)

…………………

久しぶりに
会えた人もいました。

スタッフ側の
山本さん 田岡さん
えみさんや

文化芸術サポーター
&市民劇メンバーの
皆さんにも
バッタリ会えて!

楽しかったです😊

イベントは
10/20(日)も開催中です!


10/8 映画『ラストマイル』グッズ 届いた!

2024-10-08 19:06:30 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

先日、
映画『ラストマイル』
グッズが届いたー!

もともと、ドラマ「MIU404 」や
その前のドラマ「アンナチュラル」も
次女も含め親子で好きで。
テレビでの再放送も観ていた。

ラストマイルは
作品世界の設定が繋がっている…
ということで、ぜひ観たかったのだ。

最初は次女と。
次は次女&友達、三女と。

結局、2回観た。
(次女、2回とも泣いてた😅)

アンナチュラルは
不自然死の解剖をする機関。
MIU404は、警察。

ドラマでは
アンナチュラルの登場人物が
MIU404にも登場していた。

映画ラストマイルにも
両方の登場人物が出てきて
ドラマファンが
楽しめる設定でもあった。

でも、
ドラマの登場人物が
入り乱れて出まくって活躍…
というのとは ちょっと違う。

あくまでもメインは
ラストマイル、
巨大物流センターをはじめ
末端の配送業者まで
厳しい現場で働く人々。

描かれている場所は
まったく違うけれど
ドラマとも共通するものを感じ、
それがいいなと思った。

物語のスタンスというか…
片隅にある存在に
目を向けているようなところ。

時代遅れ
コスパに合わないと
切り捨てられたものが
最後の最後に命を救う。

見向きもされない存在にも
存在意義があると
思わせてくれるところが
自分にとっては胸アツだった。

けれどそんな自分も、
知らず知らずのうちに
大切なものを失う片棒を
担いでいるかもしれない。
そんなふうに
怖くなる場面もあった。

ドキドキハラハラ楽しみながらも、
ジワジワ考えさせられたりもする
作品だった。

………………………

グッズのクリアチャーム、
かばんにつけるため
さっそく100均の
缶バッジカバーを装着!


9/29 ソレイユ寄席 ~映画と落語の夜~  日本の古典芸能に触れる in 香川

2024-10-03 22:54:09 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

ソレイユ寄席
~映画と落語の夜~
日本の古典芸能に触れる in 香川

2024.9.29(日) 19:30〜
ホール・ソレイユ

●映画「スクエアダンス」上映
●トークセッション(監督×桂七福さん)
●落語公演(出演:桂七福さん)

桂七福さんは この映画に出演。
落語家であり
上映後、トークや落語!

楽しいイベントでした😊

…………………………

映画に出てきた
農村歌舞伎 祇園座。

香川県高松市香川町
東谷というところで
取り組んでいるそうだ。

実際に
農村歌舞伎小屋があり、
そこで毎年公演が行われている。

祭りや伝統芸能など、
一旦途絶えてしまうと
復活するのはなかなか難しいもの。
ここまで続いているのは
すごいことだと思う。

映画を通して
農村歌舞伎や、その活動を
身近なものにも感じられた。

………………

竹内一二三 監督からは
映画づくりについての解説かあった。

撮影の裏話も面白かった。

喫茶店のマスター役で出演の
落語家 桂七福さん。

お隣、徳島県の方。
自らオーディションに
参加されたらしい。

落ち着いた声が
映画を観ていて心地よかった。

…………………

映画の後は、
その 桂七福さんの落語!


人物、場面を想像する落語。
楽しむために
ちょっとしたお話もあり、
入りやすかった。

演目は「一文笛」

テンポよい笑いに聴き進むうち、
事態は大変なことになり…

落語らしいオチに笑い
聴き終わったが

何が正義なのか
ちょっと考えさせられる。
それぞれの立場の違いなど。

演目終わりの
ちょっとした話も良かった。

……………………

お客さんと一緒に笑ったり
反応を感じられる
楽しいイベントでした!



Twitter