今週はヴァルキュリア２本立て

世界陸上が終わりまして、今週からＭＢＳ系アニメが再開されます。
今クールはけっこうＭＢＳのアニメ観てますわ。
気がついたら観るものなくなったんで、録りだめしてたCANAAN観てましたから。
CANAANは中身が幼女っぽいハッコーさんがかわいいです。能登だし。

それでは先週のアニメ感想。

・ＧＡ
きちんと美術をやっていて、作品のカラーは出てるんだけど、何となく地味に感じるのは、学校が舞台になっていて、みんなわりと堅実に行動してるからだと思う。ノダミキははっちゃけてるけど、美術の枠ははずさないし。
「ひだまりスケッチ」の宮子とか「けいおん！」の唯みたいに、だら～んとした子がいないんだな。
いわゆる売れ筋の萌えアニメには「覗き見感覚」というのがあって、「男の視線を気にしてない女の子が、無自覚に恥ずかしいことやってる」ことが萌え燃料（略して萌料）になるんだ。ああ、逆にすごく恥じらってる子も萌料ね。

・宙のまにまに
で、これにも同じことが言える。
こっちは主人公が男子なんだけど、そいつが女子で妄想働かせたりしない健全なヤツだから（ほめてます）、女子キャラが恥ずかしいカッコすることもない。
合宿回なんかでも、入れようと思えばお風呂サービスくらいはできたと思うんだけど（フーミンと小夜ちゃんの競演だよ！）、もうそういう方向では売る気ない感じ。そのへんについてはこちらで詳しく書かれてた。
まあ、男子のいる作品でエロ要素入れると、男子キャラがスケベ化してしまうので、キャラのイメージを大事にするのなら現状どおりであるべきだと思う。

・かなめも
お盆に合わせたちょっといいハナシ。
キャラクター面では、ムチャやってるのはほぼハルカのみで、代理なりひなたなりがちゃんとツッコミ入れてくれるのがわかったので安心できるようになった。
ちなみに、私はときどき黒オーラ出すユーキが好き。
お盆に作る野菜の動物が、行きが馬で帰りが牛というのはこの歳ではじめて知った。
うちは、そういう行事には無頓着なんでね……。

・シャングリラ
とりあえず作画甘いよ（笑）。
香凛ちゃんは逆境に弱すぎる。それを励ます國子が修造ポジションだな。
この一件を通じて、香凛ちゃんはお金オンリーの価値観から抜け出せるのか。
彼女については、まだまだ成長の余地ありそうだからな。
でも、キャルみたいなのは別にいらない（笑）。
とにかく、メデューサを止めるのが当面の課題なんで、納得いくくらいカッコよく事態に収拾つけてもらいたい。

・Phantom
サイスはキャルに何もしてないって言ってるけど、身体のほうもいじってないのかよ（笑）。
まあ、ちっちゃいままで復讐心燃やして突っ込んでこられても困るんだけど。
リズィはこれだけ死人でまくりの展開で、地味に生き残ってるのがすごいかも。
仁義を大切にしていて信用のおける人だから、死んでほしくもないし。
ああ、もちろん美緒も死んでほしくないけど、アインとキャル（こういう書き方してるあたりに情の移り具合の差が出てる）がやりあう際に巻き込まれるとかはありそう。
この手の私の期待はだいたい裏切られるので（true tearsは例外的）、生き残るのはアインじゃないかな……。