ここ数年探し続けていた、いがらしみきおの老人施設漫画「のぼるくんたち」をようやくゲットした。
業田良家の自虐の詩とともに、俺的泣ける漫画の3指に入る傑作だった。
作中、老人のひとりは言う。
「おまいらから見れば地獄のようにみえるじゃろ」
「しかしボケとる本人は天国にいるようなもんじゃよ」
「もっとも地獄のような天国じゃがの~」
いがらしは80年代にネ暗トピアで一世を風靡した後、「こんなのは男子一生の仕事ではない」と突然断筆した。しかし2年後に「ぼのぼの」でカムバック、そして大ヒット。
近頃の作品では構想20年、執筆4年の「SINK」が恐ろしい。
複雑な作者である。
↓のぼるくん、実は柔道の達人
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