国境の長いトンネルを抜けると雪国だった
って「こっきょう」って読むの?
それとも「くにざかい」かしら?
さて、ひさしぶりに雪まみれになっているわけですが、宿の壁はレオパレスより薄く寒くおちおちと屁もこけない。
飯を食いに街にでると春節ツアーの中国人で溢れかえっており、どの店も満席で夕食難民になった。
食欲が失せ、仕方なくスーパーで鱈白子とせんべいを求めレジ袋をぶら下げ「バレンタインデー・キッス・・」などと口ずさみながらとぼとぼ歩いていたら、心が張り裂けそうになったのでスナックに入って安いウイスキーをがぶ飲みした。
宿に戻ると囲炉裏の自在鉤に吊るされた見事な鉄瓶がシュンシュンしておって、うちのガスレンジで甘やかされているのとはものが違うなぁ、とかそんなことを思ったりしました。
露天風呂に浸かりながら空を見上げると雪が落ちてきてるのか、自分が宙に舞い上がっているのかしだいにわからなくなってきて、はい、そろそろ気が狂いそうです。
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