帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

ソウル・長春その2

2011-09-07 07:45:00 | 海外特派員

おはようございます。
中国東北部、長春の朝です。

ホテルに朝ごはんがついていない(というかレストランがない)ので、街にくりだして食堂さがしから一日の始まりです。
ここんとこ運動不足だったのでちょうどいいかな。
でも、お腹をこわしているから突然の便意が不安。
公衆便所がほとんどないうえに、ちょっとした公園の茂みにさえ人がいる中国では、たいへん不安。

市場へいけば朝飯くらい食べられるだろうか。



       食堂なさそうだし、嗅覚障害の俺でもちょっと臭う。


街中をうろうろすること30分。
やっと見つけたよ~、レストラン。





      って、朝から犬肉かよ・・・(泣)


こういう看板をみて「お、なかなか美味そうな犬じゃん」とか言っちゃう方々を相手に仕事を進められるのだろうか、と先のことを考えると少し憂鬱になる。


で、中にはいると地元の皆様方は朝の7時からビールを飲みながらブレックファストでご機嫌です。

スペインではランチにワインを飲むというが、長春はそれ以上だ。
いや、それ以下というべきか。

ワタクシもめげずに地ビールらしき「MONSビール」をオーダー。

店員に「MONS!啤酒!」と叫ぶがなかなか言葉が通じないので、向こうのテーブルのひとが飲んでる、アレ!といって頼む。


     ようやくきたビールと饅頭とむいても茶色いゆでタマゴと冷麺。150円。

テーブルのうえでよくよくビールをながめたら、「MONS」ではなくて「SNOWビール」であることが判明。



通じないわけだ。

ンリンオ・ビール。スビエ・ビール。ンリキ・ビール・・・
などとブツブツとつぶやきながら食べる朝の冷麺は、大変まずい。


昼、仕事の合間に「ラストエンペラー」の皇宮に寄ってみた。
長春はそのむかし満州の首都、「新京」でした。
うちのばあちゃんも14歳までここらに住んでいたそうです。

           坂本龍一の曲が脳内をかけめぐる


そこに、突然やってきたのが溥儀!

ではもちろんなくて、突然の便意! 


あわててトイレに駆け込むと

            ほとんどのドアがぶっ壊れている・・・      
 

片手で必死にドアをおさえつつ、なんとか用を足し手を洗おうとするが、

               なぜ君は、ここで、足を、洗うのか





昼飯はひとり飯。
食堂で「四川牛肉麻辣麺」という辛そうな名前のラーメンをオーダー。
腹をこわしているときは、ショック療法がいちばん効くのだ。



            なぜ、君は、ビニール袋で、麺類を食わせるのか

う~ん、エスニックを通り越して、なんだかダイハードのブルースウイリスな気分です。

「もう、、かんべんしてくれよお」

俺たぶん、中国でクリスマスは無理だわ。


と、いうわけでこれからダイハードな仕事に戻りまーす。

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