伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

Angela Hewittが奏でる6 Partitas, BWV 825-830( Johann Sebastian Bach, )を聴いてみた。

2017年09月08日 | バロック音楽・オーディオ一般

郵便局から連絡あり、海外から荷物が届いたとの連絡があり早速引き取りに行く、

勿論先日注文してCDに違いない!早速受け取ると、ポーランドから発送となっていた。

昔はピアノ演奏のバッハ等は余り興味無くひたすらチェンバロ演奏を好み筆者のライブラリーでは

CD盤になってピアノ曲を聴くようになった。バッハの音楽をピアノでも十分味わい堪能できることが分かった。

JSバッハ鍵盤楽器演奏者のアンジェラ・ヒューイットAngela Hewitt,CDであった。

CD15枚組に及ぶバッハの作品集は「現代のレコーディング界における栄光のひとつ」と評価され、

「当代最高のバッハ弾き」として君臨するアンジェラ・ヒューイット。のCDがやっと届いた。

先日イタリアの湖畔にある小さな斑での29回トラジメーノ音楽祭の写真ですが、

この様な場所で聴くバッハも良いでしょうね!

 

朝方は雨も残り庭の木々も梅雨が残り、バラの蕾を見つける、

勿論海外のポーランドより届き早速開封する、16枚セットで1枚はコマーシャルの様なおまけ的なCDです。

先ずは一枚目のCDにはインベンションBWV 772-801から始まる。

 

彼女の使用しているピアノはファツィオリピアノは1979年の創業でピアノメーカーとしては新しく、

創業者のパオロ・ファツィオリさんは大学の工学科卒の技術者であり、音楽院のピアノ科を卒業したピアニストですが、

スタインウェイより良いピアノを作るという夢、それはピアニストがピアノと格闘するのではなく、

演奏者がピアノと一体化できるピアノを作るという情熱を持って立ち上げたイタリアの高級ピアノです。

やはり拙宅でのTANNOYⅢLZがら繰り出すピアノの音が違う?いや、今までのピアノより、全体的綺麗です。

 

 

Angela Hewitt : Bach Performance on the Piano, Excerpt 1

 

 

 

次に6つのパルティータ(BWV825-830)を絞りじっくり聴くTANNOYⅢLZからのピアノの音は優れている。

この様な演奏と余り大きな音を出さず、ひっそり聴くにはやはりTANNOYは名機である。

RCAケーブルも幾分聴くうちに馴染んできたようです。高望みをしなければ此の程度で十分の音質のようだ。

 

《クラヴィーア練習曲》という鍵盤楽曲集シリーズの第一弾として出版された組曲集である。

バッハは1726年から1730年にかけてこのパルティータを1つづつ刊行してきたが、

1731年に全曲まとめて再版した際に『作品1』と記した。当時46歳のバッハにとっては、

初めての大掛りな出版であったため、彼の人生にとって深い意味があったようだ。

各パルティータの標準構成は、プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、そしてジーグであるが、

バッハはその拡張を図って独創性を高めている。

このことは、冒頭のプレリュードにそれぞれ異なる様式の楽曲が据えられていることからも明らかであろう。

バッハは各パルティータの持つ色彩というものを第一曲で決定しいるのである。

バッハが随意に挿入した個々の舞曲は、全てその延長線上にある。

聴きながらこのCD16枚組乗セットは非常に優れもののようです。音質演奏内容も優れ大変聴きやすい。

 

バッハは生前からドイツを代表するオルガン・チェンバロの名手としてその名を広く轟かせていた。

1723年にライプツィヒのトーマス・カントル(聖トーマス教会附属学校の音楽担当教師)

および市の音楽監督として就任してからのバッハは、少なくとも最初の3年間はその激務に殆ど埋没していたようだ。

その多忙を極める彼が職務とは直接関係のないクラヴィーア曲の出版を思い立った背景には、

ヴィルトオーゾ演奏家としてのプライドと作曲家としての自信があったことが察せられよう。

特に1717年のフランス人・マルシャンとのドレスデン競演はバッハの死後も広く語り継がれるほど有名なエピソードであったし、

作曲面でも家族や弟子らのために、《インヴェンションとシンフォニア》や《平均律クラヴィーア曲集》

のような対位法を基調とした体系的で優れた教本から、当世風の舞曲を扱った

《イギリス組曲》や《フランス組曲》まで幅広く書いていたことは周知の通りである。

それが故、バッハのパルティータ出版には歴史的必然性が漂う。

当時の出版事業は現代の私たちの予想をはるかに越える費用と労力が必要であったが、

そこへの飛躍への決断の重さがこの曲集の内容と性格にも明確に反映している。

今回のCDはこれらの曲が全て網羅され最近のバッハの鍵盤楽器奏者の筆頭かも知れない。

 

筆者は此のレコード会社を知らないのでしらべました。印象は可成り透明感がありクリヤーな音質です。

ハイペリオン・レコード(Hyperion Records Limited)は、

クラシック音楽を専門とするインディペンデント・レコードレーベルである。

ハイペリオンは、1980年にイギリスに創設したレーベルで、20年足らずの間にカタログは1000点を超えた。

時代やジャンルにとらわれず、知られざる名曲を発掘し、イギリスを代表するインディーズとして成長した。

イギリスの代表的作曲家、パーセルとヘンデルを意図的に避けた古典音楽シリーズなどが好評だという。

特定のエンジニアを擁さないこのレーベルのサウンドは、セッションによって様々であるが、

良い意味で中庸をいく内容であり、オリジナル古楽器のみずみずしい響きをクリアに捉えている。

勿論アンジェラ・ヒューイットの録音環境も良く、実に生々しく聴ける。

 

そしてゴルドベルグ変奏曲の前に昔から良く聴くイタリア協奏曲を聴く、

「クラビアー練習曲集」と題して出版したううの第2部と第3部に収められている作品から選出。

「イタリア協奏曲」は1734年(ライプツィヒ時代)に作曲された

「クラビア練習曲集」の第2巻に収めているこの作品は、出版当時から人気が高い。

バッハはヴィヴァルディの協奏曲を1台の鍵盤用に編曲することでイタリアの協奏曲の形式を習得し、

それをもとに自作の演奏技法をささくに発作させ、いやすかの作品を完成させた。

「イタリア協奏曲」はその中でも特に優しくて、小気味良いテンポと協奏曲様式による躍動感に満ちた傑作です。

 

 

Silent Tone Recordバッハ:イタリア協奏曲,トッカータBWV.911

イギリス組曲6/アンジェラ・ヒューイット/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード

 

 

此れが実にキレがあり実に爽快なリズムを聴かせてくれます。

 

それと前に注文したBWV10802枚組)も届きました。

アンジェラ・ヒューイットの冴えた鍵盤楽器演奏が楽しめます。ブラボー!


季節には早いが、トルステン・ニルソン Torsten Nilssonを聴く

2017年09月02日 | クラシック音楽・オーディオ

先月末、と言っても2~3日前仕事で想像以上歩き、家に到着は朝8時頃でした。

今まではシャワーで済ませていたが、足首に痛みを感じ、ゆっくり風呂に浸かった、入浴は一ヶ月ぶり(何時もシャワーのため)仕事仲間からは、最近千葉某所で『さより』が釣れだしたとの情報を頂く。足が痛くてはいけない(泣)

是非一度覗いてみなくては?と思いますが、何となく足首の鈍痛を抱え無理は禁物現在台風も接近し、

海の状況も荒れ模様・・・・・その内一度偵察に行かなければ・・・・・淡白な『さより』お造りも食べてみたい・・・・

そして仮眠するが、足の神経が無くなるような感じと、足が攣るので、冷やすのがいいのか?

温めるのがいいのか迷う!所詮素人療法です、でも足の攣る状態と神経が遠のく感じは不味い!

その日の夜は、又風呂に浸かり足マッサージをして就寝、でも足首の状態は良くない今日も朝起き、ゆっくり風呂に浸かり、厚めの靴下を履き、状態は回復する感じになった。

やっと歩行可能な感じになる。足の痛みを感じるのは初めの事で少々焦った。多分1日に1万歩以上の歩行で足首に異変が起きたのかもしれない。

まあ今年70歳なので老人病なんですね!でも70歳と言う自覚は無いが確実に衰える事は事実である。

本日快方に向かってホットする。いつもの様に朝から美味しい珈琲を淹れ先月の請求書等の提出をします。

 気分も好くなり筆者のアンプに火を灯し、音楽でも聴こう。今回はオーデイオファンを初め多くの方がご存知の演奏です。

 筆者のRCAケーブル交換に伴い、テストを含み、トルステン・ニルソン Torsten Nilsson 1920121日~99924日 スェーデン出身 作曲家・オルガン奏者を聴く!

 

最近RCAケーブルスピーカーケーブルも交換し音質も中々好調のことですし、季節柄未だ早いが、カンターテ・ドミノの合唱とオルガンによるさまざまな国のクリスマス音楽を聴いてみる。

昔オーディオ評論家、長岡鉄男氏に絶賛され、LP時代から究極のアナログ録音としてマニアに重宝がられたヨーロピアン・クリスマスの名盤.CDの音質ももちろん上々で、多彩なストップを駆け出し色彩的かつ重厚なパイプ・オルガンのサウンドから、透明度が高い美しい合唱や独唱まで、再生装置のチェックにも最適な音響が続きであらわれます。

教会に響き渡る、パイプオルガンとソプラノ、そしてクワイヤーサウンドが織り成す感動の音空間。

 <演奏>

 トシュテン・ニルソン指揮

 オスカル・モテット合唱団

 マリアンネ・メルネス (s)/アルフ・リンデル(org)

 <曲目>

 01. Cantate Domino - Alf Linder/Oscar's Motet Choir

 02. Organ Concerto in a Major, LV130 - Alf Linder

 03. Advent - Alf Linder/Oscar's Motet Choir

 04. See the Conqu'ring Hero Comes! - Oscar's Motet Choir

 05. Hosianna, Davids Son - Alf Linder/Oscar's Motet Choir

 06. Frojda Dig, Du Kristi Brud - Marianne Mellnas

 07. Lullaby - Oscar's Motet Choir

 08. Il Est Ne Le Divin Enfant - Oscar's Motet Choir

 09. O Helga Natt - Various Performers

 10. Den Signede Dag - Marianne Mellnas

 11. Stille Nacht - Oscar's Motet Choir

 12. Mariae Wiegenlied - Marianne Mellnas/Alf Linder

 13. Jul - Alf Linder

 14. Zither Carol - Oscar's Motet Choir

 15. White Christmas - Alf Linder/Oscar's Motet Choir

 Torsten Nilsson, Marianne Mellnäs, Alf Linder ‎– Cantate Domino

 カンターテ・ドミノ合唱とオルガンによるさまざまな国のクリスマス音楽。

マリアンネ・メルナス(ソプラノ)アルフ・リンデル(オルガン) 

オスカル・モテット合唱団トシュテン・ニルソン(指揮)

1976年に名エンジニア、ベルティル・アルヴィングによって録音され、オーデイオマニアは誰も知っているLP・CD合わせて通算15万枚を売り上げた、アナログ時代を代表する不滅の超優秀録音盤のCD盤。

深々としたオルガンの響き、スピーカーの位置を超えて広がる音場、1976年の発売当時から高音質盤として現在もなおデモンストレーションに使われてきたようです。

筆者のTANNOYも其れなりに聴ける、でもこの様な曲はオーディオチェック用ではなくその世界に此の音楽に引き込めれてしまい、音質のことなど忘れ雄大な声楽の世界に連れて言ってしまう。

 

勿論筆者もこの手の曲は意外と好きで、でもキリシタンではありませんが・・。

イエス・キリストの『十字架上の7つの言葉』と言えば、ハイドンの管弦楽曲やオラトリオが有名ですが、その140年ほど前(1645年)に書かれた小規模ながら、優るとも劣らない傑作がシュッツ(1585-1672)のこの作品です。彼の約500曲の作品のほとんどが宗教曲で、バッハの生まれたちょうど100年前に生まれています。

男性合唱が雄大な、東方ミサ曲等実に心が洗われる様な曲は偶に聴くのが良いシュッツ/十字架上の七つの言葉  Schütz/ "Die Sieben Worte Jesu Christi am Kreuz" SWV 478

少し散歩量を増やし足腰の衰えと上手く付き合って老化し始めた身体と上手く付き合い元気な老人を保持したいものです。

やはり気になり又々Stereo Sound誌203号を購入、ハイレゾの記事を読んでます。此の本の紹介商品はバガ高く貧困老人には手も足もでません(爆)

最高を知る意味では必要なのか?疑問ですが・・・ブラボー?