郵便局から連絡あり、海外から荷物が届いたとの連絡があり早速引き取りに行く、
勿論先日注文してCDに違いない!早速受け取ると、ポーランドから発送となっていた。
昔はピアノ演奏のバッハ等は余り興味無くひたすらチェンバロ演奏を好み筆者のライブラリーでは
CD盤になってピアノ曲を聴くようになった。バッハの音楽をピアノでも十分味わい堪能できることが分かった。
JSバッハ鍵盤楽器演奏者のアンジェラ・ヒューイットAngela Hewitt,CDであった。
CD15枚組に及ぶバッハの作品集は「現代のレコーディング界における栄光のひとつ」と評価され、
「当代最高のバッハ弾き」として君臨するアンジェラ・ヒューイット。のCDがやっと届いた。
先日イタリアの湖畔にある小さな斑での29回トラジメーノ音楽祭の写真ですが、
この様な場所で聴くバッハも良いでしょうね!
朝方は雨も残り庭の木々も梅雨が残り、バラの蕾を見つける、
勿論海外のポーランドより届き早速開封する、16枚セットで1枚はコマーシャルの様なおまけ的なCDです。
先ずは一枚目のCDにはインベンションBWV 772-801から始まる。
彼女の使用しているピアノはファツィオリピアノは1979年の創業でピアノメーカーとしては新しく、
創業者のパオロ・ファツィオリさんは大学の工学科卒の技術者であり、音楽院のピアノ科を卒業したピアニストですが、
スタインウェイより良いピアノを作るという夢、それはピアニストがピアノと格闘するのではなく、
演奏者がピアノと一体化できるピアノを作るという情熱を持って立ち上げたイタリアの高級ピアノです。
やはり拙宅でのTANNOYⅢLZがら繰り出すピアノの音が違う?いや、今までのピアノより、全体的綺麗です。
Angela Hewitt : Bach Performance on the Piano, Excerpt 1
次に6つのパルティータ(BWV825-830)を絞りじっくり聴くTANNOYⅢLZからのピアノの音は優れている。
この様な演奏と余り大きな音を出さず、ひっそり聴くにはやはりTANNOYは名機である。
RCAケーブルも幾分聴くうちに馴染んできたようです。高望みをしなければ此の程度で十分の音質のようだ。
《クラヴィーア練習曲》という鍵盤楽曲集シリーズの第一弾として出版された組曲集である。
バッハは1726年から1730年にかけてこのパルティータを1つづつ刊行してきたが、
1731年に全曲まとめて再版した際に『作品1』と記した。当時46歳のバッハにとっては、
初めての大掛りな出版であったため、彼の人生にとって深い意味があったようだ。
各パルティータの標準構成は、プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、そしてジーグであるが、
バッハはその拡張を図って独創性を高めている。
このことは、冒頭のプレリュードにそれぞれ異なる様式の楽曲が据えられていることからも明らかであろう。
バッハは各パルティータの持つ色彩というものを第一曲で決定しいるのである。
バッハが随意に挿入した個々の舞曲は、全てその延長線上にある。
聴きながらこのCD16枚組乗セットは非常に優れもののようです。音質演奏内容も優れ大変聴きやすい。
バッハは生前からドイツを代表するオルガン・チェンバロの名手としてその名を広く轟かせていた。
1723年にライプツィヒのトーマス・カントル(聖トーマス教会附属学校の音楽担当教師)
および市の音楽監督として就任してからのバッハは、少なくとも最初の3年間はその激務に殆ど埋没していたようだ。
その多忙を極める彼が職務とは直接関係のないクラヴィーア曲の出版を思い立った背景には、
ヴィルトオーゾ演奏家としてのプライドと作曲家としての自信があったことが察せられよう。
特に1717年のフランス人・マルシャンとのドレスデン競演はバッハの死後も広く語り継がれるほど有名なエピソードであったし、
作曲面でも家族や弟子らのために、《インヴェンションとシンフォニア》や《平均律クラヴィーア曲集》
のような対位法を基調とした体系的で優れた教本から、当世風の舞曲を扱った
《イギリス組曲》や《フランス組曲》まで幅広く書いていたことは周知の通りである。
それが故、バッハのパルティータ出版には歴史的必然性が漂う。
当時の出版事業は現代の私たちの予想をはるかに越える費用と労力が必要であったが、
そこへの飛躍への決断の重さがこの曲集の内容と性格にも明確に反映している。
今回のCDはこれらの曲が全て網羅され最近のバッハの鍵盤楽器奏者の筆頭かも知れない。
筆者は此のレコード会社を知らないのでしらべました。印象は可成り透明感がありクリヤーな音質です。
ハイペリオン・レコード(Hyperion Records Limited)は、
クラシック音楽を専門とするインディペンデント・レコードレーベルである。
ハイペリオンは、1980年にイギリスに創設したレーベルで、20年足らずの間にカタログは1000点を超えた。
時代やジャンルにとらわれず、知られざる名曲を発掘し、イギリスを代表するインディーズとして成長した。
イギリスの代表的作曲家、パーセルとヘンデルを意図的に避けた古典音楽シリーズなどが好評だという。
特定のエンジニアを擁さないこのレーベルのサウンドは、セッションによって様々であるが、
良い意味で中庸をいく内容であり、オリジナル古楽器のみずみずしい響きをクリアに捉えている。
勿論アンジェラ・ヒューイットの録音環境も良く、実に生々しく聴ける。
そしてゴルドベルグ変奏曲の前に昔から良く聴くイタリア協奏曲を聴く、
「クラビアー練習曲集」と題して出版したううの第2部と第3部に収められている作品から選出。
「イタリア協奏曲」は1734年(ライプツィヒ時代)に作曲された
「クラビア練習曲集」の第2巻に収めているこの作品は、出版当時から人気が高い。
バッハはヴィヴァルディの協奏曲を1台の鍵盤用に編曲することでイタリアの協奏曲の形式を習得し、
それをもとに自作の演奏技法をささくに発作させ、いやすかの作品を完成させた。
「イタリア協奏曲」はその中でも特に優しくて、小気味良いテンポと協奏曲様式による躍動感に満ちた傑作です。
Silent Tone Recordバッハ:イタリア協奏曲,トッカータBWV.911,
イギリス組曲6番/アンジェラ・ヒューイット/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード
此れが実にキレがあり実に爽快なリズムを聴かせてくれます。
それと前に注文したBWV1080(2枚組)も届きました。
アンジェラ・ヒューイットの冴えた鍵盤楽器演奏が楽しめます。ブラボー!