伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

TANNOYのⅢLZはピアノが良いか・・?ヴァイオリンがよいか・・?の考案

2017年09月24日 | クラシック音楽・オーディオ

約一週間以上泊もありのハードスケジュールが終わり、音楽の聴けない状態からの開放です!

最近拙宅のTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening) の持つポテンシャルについて考える。

此のIIILZ1番最後のスリーズのもので、オリジナル箱に入っているが、

でも聴くところTANNOYのラッパはDECCAのモニタースピーカー様に開発されたと言われたいます。

やはり歴史を感じます。

(Chevening) 此のタイプのみはバスレフタイプで多分音も随分違っていると思う。以前は密閉型でした。

構造的には密閉箱と比べると中低域が出て、アンサンブル程度は聴くにはよくなったと言われているそうだ、

それ以前は密閉型で当然ユニットもHPD295でインピーダンスそれ以前は新しいIIILZです、

特徴は石(トランジスター)のアンプに適合したスピーカーだそうです。

又最新のQUAD(クオード)から発売された、 Artera(アルテラ)も興味深いが価格も40万(パワーアンプ)もするが、

クオードのトランジスターアンプに接続して聴くのがベストマッチ?かも知れない?

でもQUADのパワーアンプなら2classicを使いたいところです。

現在EU離脱問題で今後どのような展開になるか大いなる疑問もあるが、

此のところの英国の政治経済が心配である、お金設けの大好きな英国が今後どうようになるのか?

諸氏の間では当初のTANNOY IIILZ が音は優れていると言われます。

中古市場もCabinet(Chevening) が安価と聞いています。

厄介な事に筆者はそれ以前のTANNOY IIILZは記憶の中で聴いた音があるだけで、知らない?

パワーアンプを色々取替、RCAケーブルも交換し、決して満足はしてないが、やっと過不足無く聴ける様になった。

此処まで来たらTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)を骨の髄までしゃぶってやろうと思っている。

ときより筆者のサブシステムのKEFよりヴァイオリンの音が良く聴こえてみたり、

チェンバロのユニゾンが上手く鳴ったりすると『流石』と思う

勿論途中半端になっている、CD、LPプレイヤーの改良、考えると実に修正箇所膨大にがある、

最終的にはパワーアンプも一台はサンバレーのSV-501SEの三極管(特に300B)アンプの組合せも試したい処です。

 其処には貧困老人には途方のない金額が必要、そのための仕事?まあ果てしない夢で終わるのかも知れない?

逆に考えれば少しずつ補修して音楽を聴き修正場所を明確ににて補修できることは実践してみる。

一線で仕事していたときより時間はあるので、じっくり検討する事ができ、

ネット等の充実により情報が素早く見れ、実に情報化時代に適応すれば実に便利な時代である。

 最近小物の交換により少しずつ音色が、特に鍵盤楽器が良くなって来たようだ!

でも、ヴァイオリンの弦音をいかにも松脂をつけた馬のしっぽで弾いた感じに聴かせてくれる装置ほど、

ピアノの音がホンモノらしく鳴りにくいから厄介である。

ピアノがうまく響く装置は弦が針金になってしまう傾向がある。

このへんがオーディオの泣きどころで、右の二つをいかに調和させるかが蕫音キチ﨟の腕の見せどころでもあるわけだ。

簡単にはパワーアンプを曲に寄って替えたり、カートリッジを変える方法はあるが、

やはりシステムを一貫させバランスの良い音楽を聴きたい筆者はベストマッチングが希望である。

やはり聴きたいのはバッハでありベートーベンだ!

でもヴァイオリンの音となると話は別で、分解能のすぐれた装置ほど、どうかすると弦音が金属的に鳴る。

いうまでもなくヴァイオリンの弦は馬のしっぽでこするのだが、どう聴いても鋼鉄の弓でボウイングしたとしか思えぬわけだ。

 

最近アルテュール・グルミュオーのDECCA盤のCDを購入し聴いたが、今のアンプでまあ聴けるようになったが

一抹の不安が気になる、聴く内にこんな音だったか?もっと良いんじゃないの?

この様な不安感、サブシステムのKEFを聴くとやっと安心する、実は自分の頭の中で美音を想像してしまってる病気?

 

その様なことを思いながら、2声のインヴェンションBWV772786を聴く

このシンフォニアは「3声のインヴェンション」と呼ばれることもある。基本曲です。

 

Bach, Three Part Inventions, Landowska 

 

チェンバロ音楽を現代に蘇らせた最大の功労者、ワンダ・ランドフスカやはり録音も優れてないのですが

往年のチェンバロ奏・ランドフスカは、ピアノの普及により20世紀初頭、バッハの作品は少な、チェンバロ作品については

ほぼモダン・ピアノ演奏の選択肢の状況でした。19世紀末の1889年に開かれたパリ万博では、

プレイヤー社とエアー社がチェンバロを出品して連続演奏会が開かれるなどピアニストとしてデビューするなど、

当初はピアノでバッハを弾いていました。

その後、民俗学者の夫からの影響などもあってランドフスカはチェンバロに強く関心を持っているように、

各地の博物館なども回ってこの楽器は、かごでヘンデルなども使用していた大型チェンバロや、

ランドフスカによる研究成果などをもパリのピアノ製作メーカー、プレイエルが製作した2段鍵盤モデルで、

頑丈なピアノの筐体技術や弦の強引な張力を利用して、16笛弦と7つのレスターオペレーションペダルまで備えていました。

ランドルフはこの楽器を主に使用するため、チェンバロ復興のための活動に乗り出します。

 

 ワンダ・ランドフスカの24枚入りのCDを購入してしまった(笑)

このワンダ・ランドフスカと言う演奏者は五味康祐さんの本で知ってから、聴くようになった演奏者で当時も余りレコードも無く、

LP盤を先輩からお借りして、2トラ38に録音して楽しんだ記憶がある。

 

因みに五味康祐氏所有のレコードリストです。

この様なレコードリストは17ペイジ程公開されています。

当に現在の演奏、録音技術も当時とは随分好くなり、でも此の曲を聴く限り音質的は問題もなく聴ける

等身大のワンダ・ランドフスカが楽しめます。確かに音域は狭くチェンバロの低域も不満は残るが

全曲聴いてしまうのは、演奏?音楽の素晴らしさが勝っているからなんでしょう。

以前と違い余分な音がしなく、音楽の掴みどころを出す改めてワンダ・ランドフスカの演奏を楽しめました。

 

BACH - VARIAZIONI GOLDBERG - Cembalo: Wanda Landowska (First Rec 1933)

 

彼女の十八番のゴルドベルグ変奏曲も有名です。彼女は1959年に亡くなっている。

録音は主に戦前の分はEMI、戦後はRCAを中心に残している。レーベルで戦前戦後の区別が判別できます。

 

面白い逸話があるようです。

これはランドフスカがチェンバロ嫌いのカザルスに攻撃されたときに静かに答えた言葉です。

「あなたはあなたの方法でバッハを演奏し、私はバッハの方法で演奏します。」

実に人間味がある逸話です、当時は相当仲の悪さ?カザルスのチェンバロ嫌いが露呈します、

 

 

今週は仕事で静岡方面にいいたいましたが、富士山の勇姿はあまり見られなかったのが残念でした。

由比SAの海岸線より見る富士も綺麗ですが、生憎の曇り空でぼんやり見えます。

「馬鹿は死ななきゃ直らない」で有名な森の石松の出生地、遠州森町から属名になったと言われる、

次郎長三国志 清水港は鬼より怖い大政小政の声がする・・・

戦国時代から江戸末期までの歴史の面白い静岡ではある、浜名湖には現在放映中の井伊家の物語もあり、

歴史を尋ねる旅もおもしろい。

最終日は静岡県で有名な『炭焼きレストランさわやか』げんこつハンバーグを頂く。

又ソースはソースはオニオンが定番のようです、尚本店は掛川にあるそうです。

流石静岡では有名で、肉を食ったと言う満足感が凄い!

ハンバーグといえど肉の塊を食べた感じになるのが良い、ステーキを食べる感じがして実に美味い!

250グラムと量もたっぷりサイズ、中はレアで実に美味しく頂きました。

最近アップ写真はスマホの写真ばかりです、スマホ使い出すと一眼レフに戻れない、反省して少し良い写真も撮って見よう!

流石疲れ睡眠不足も解消し、日曜の午後から淹れたての珈琲に音楽を楽しんでいます。ブラボー!