とんでもない勘違いをしてしまった。ハンス・クナッパーツブッシュ指揮のヴァルキューレを聴き感動し、Amazonでフルトヴェングラーの『指環』の全曲録音は是非聴きたい、探していたら簡単に見つけて価格を1桁間違えて此の程度ならと思い・・早速注文してしまいました。
先週は仕事で「海ほたる」で仕事やっと日曜日品物到着していて、開封して気がつく、絶句・・・・・・・・・価格欄に¥99,000の数字 ? ? ? ?筆者は¥9,900と思い商品まで届いてから、開封してから しまった・・・・・・!
我家の大蔵大臣には報告してない、血の雨が降るかも・・・・・・?恐ろしい事が・・・・・沈黙。
説明書も付属して前編に渡る歌詞もあります。
価格はAmazonにて¥99,000也 下のパッケージです。購入後開封してしまったことで後は大蔵大臣閣下より慈悲深いお裁きをいただくほかは無い。当分購入禁止命令がでるに違いない。怖ろしや、怖ろしや、である。
説明は、新たなテープ・セットからのリマスタリングで話題沸騰!!
世紀のカリスマ指揮者による名演が今、オリジナルに忠実に蘇る!
フルトヴェングラー生誕125年企画・名盤リマスターSACD(ハイブリッド)シリーズ最終回!
同じ物でワーナーミュージック・ジャパンで販売は¥19,907で価格が凄く違う?音が余程ちがうのか?想像もつかない?パッケージは粗同じなのに価格が全く違う??
でも購入してしまったので、早速筆者の好きなヴァルキューレを聴いてみます。
フルトヴェングラーの『指環』の全曲録音は1953年のローマ放送局版がす。生命力にあふれた名盤だが、このトリノ放送版はテープ録音で、音質はケタ違いに凄かった。
名だたるスカラ座のオーケストラのさん然たる演奏ぶり、舞台上の歌唱とのバランス、そのいずれをとってもこれは、フルトヴェングラーのおびただしいライヴ録音の中でも、ひときわ凄いもので、同時代のスタジオ録音の最上のものとくらべてもヒケをとらない。
1950年のライヴとしては奇蹟としかいいようのない音質をもっている。やはり価格を考えれば当然か?スカラ座の名演の神髄がここに具現化されたというほかはないほど感動をおぼえてた。
筆者のスピーカーで聴いても十分感動は得られる。歌手の声はさすがTANNOYである。
ワーグナー「ワルキューレの騎行」フルトヴェングラー指揮(1954)
「ラインの黄金」1950年3月4日
(2日、11日も上演)F.フランツ(Wotan)、E.ヘンゲン(Fricka)、A.ペルネルシユトルファー(Alberch)L.ヴェーバー(Fasolt)、J.ザトラー(Loge)、G.トレプトウ(Froh)
「ヴァルキューレ」1950年3月9日
(13日、16日も上演)F.フランツ(Wotan)、G.トレプトウ(Siegmund)、L.ヴェーバー(Hunding)H.コネツニ(Sieglinde)、K.フラグスタード(Brünnhilde)
「ジークフリート」1950年3月22日
(24日、26日も上演)S.スヴァンホルム(Siegfried)、K.フラグスタード(Brünnhilde)、J.ヘルマン(Wotan)L.ヴェーバー(Fafner)、E.ヘンゲン(Erda)、P.マルクヴォルト(Mime)
「神々の黄昏」1950年4月4日
(2日、6日も上演)M.ロレンツ(Siegfried)、K.フラグスタード(Brünnhilde)、J.ヘルマン(Gunther)L.ヴェーバー(Hagen)、H.コネツニ(Gutrune)
- ディスク枚数: 13
- フォーマット: Limited Edition
- レーベル: EMI MUSIC JAPAN
- 収録時間: 908 分
今日はヴァルキューレを聴くだけで後は後日にします。
約70年前の録音テープから仕上げたCDですが、音質も良くフルトヴェングラー指揮は実に良い。
こうなると、やはりハンス・クナッパーツブッシュ指揮「ヴァルキューレ」も聴いてみるがやはりⅢLZではオーケストラの厚みが不足がちで、重みに欠ける、勿論このブックシェルフ型のスピーカーでは無理のようです。
やはりオーケストラの魅力を堪能できるようなスピーカーは大型の容器が必要不可欠である、勿論、今の装置でも十分、オペラ、交響曲も聴けるが物足りなさは否めないようだ。
TANNOYの15吋が入っているオートグラフで聴くことが良いのでしょうが、さすが筆者の部屋には大きすぎ、又価格もオリジナルを手に入れるにも高額すぎる。又新しいウェストミンスターロイヤル等は手が届かない。
このオートグラフを日本で初めて購入し、至高の音を引き出して、その名を広く知らしめたのは、作家の五味康祐氏である。
また、氏の文章に惹かれてオートグラフを購入した人も多いであろう。
「ステレオサウンド」誌のレギュラー執筆者で、音楽批評の分野でも確かな見識をもっていた岡俊雄氏は、五味邸のオートグラフの音に触れ、「これまでに聴いたどのオートグラフよりもいい音で鳴っていた」と書き残している。
この意味するところは、「部屋全体を響かせる相応の広さがなければならい」ということで、まことに当を得た言葉であった。
*使用ユニット:38cm口径同軸2ウェイ/モニターシルバー、モニターレッド、モニターゴールドの3代に渡る *外形寸法:W1,070×H1,525×D670mm *重量:95kg
LP初期のモノラルの時代からステレオの時代に入った60年代にかけて、わが国で最も知られた英国のスピーカーブランドといえば、無論「タンノイ」などではなく「グッドマンズ」であり、次いで「ワーフデール」であった。「グッドマン」ではなく「グッドマンズ」だと言われた。
後にタンノイの伝道者となる五味康祐氏も、1953年、時代小説「喪神」で芥川賞を受賞した折りに、その賞金の一部を充て、S氏(当時の新潮社社長といわれる)所有のグッドマンズ30cmフルレンジのモノラル装置を譲り受けている。正確にはAXIOM 30130cmフルレンジスピーカーユニットこのフルレンジをベースに、下記のツイーターを加えた2ウェイ、さらに、ホーンスコーカーを加えた3ウェイへと、段階的にグレードアップをしてゆくには、まこに好都合で楽しみなことであった。
当時、わが国のユニットも徐々に良くなってきたとはいえ、未だ及ばぬ所もあり、酒好きの通人がスコッチにこだわるのと同様に、英国製品への願望は、今日の比ではなかった。
そのグッドマンズが、半導体アンプの普及とともに、ARタイプの超小型システム「マキシム」と、その同系システムのラインナップを登場させて、話題をさらったが、次第に力を付けてきた日本製品、中でもテクニクスブランドの第1号モデル「Technics1」と、もろに競合し、反対に人気をさらわれてしまった。
以来、数年を経て、伝統のブランド「グッドマンズ」を目にしなくなってしまったのは、それに起因してのことであろうか。
当時筆者も最初に購入したプリアンプがTechnicsのプリアンプに同じくパワーアンプTechnics 40Aを試してみたが当時型番は忘れたがLo-D/HITACHIを名乗る前の日立のスピーカーを使っていた、しかしこのアンプでは余りにも音に力強さが足りずに「Technics 30A」にLUXMAN MQ60を接続して聴いていた。パワーアンプをラックスに変えたら実に良いバランスに聴こえた記憶がある、カートリッジはローコストなADCを使っていたと記憶する。
此のプリアンプは素直な音がして実に良い製品に思えた、LUXMANのパワーにも合い永く使用した記憶が有る。当時給料は殆どオーディオで消えた、他にレコード購入すると、毎月赤字で親からの援助でした(笑)
今当に当時のスピーカーⅢLZのエッジ補修した物に、AXIOM80ARU付きのエンクロージャーで鳴らすとは誰が予測したのか?
今回Y氏の好意でAXIOM80ARU付きのエンクロージャーを頂く事にしましたので、想像の世界を夢見ています。調べて見ますと資料もそこそこありますので紹介します。
1960(昭和35年)『AXIOM 80 SYSTEM』ARU付 国産化した『AXIOM 80』のコーナー型システムオリジナルの完成システムが輸入されていたかは不明。本モデルは輸入元が国産箱に納めて発売したもの。なお、ARUとはバッフルの下部に取り付けられているもので「ACOUSTIC RESISTANCE UNIT」の略。音響的に負荷をかけて、低い音を平坦に伸ばす役目を持つ。ドライブアンプは、やはり球のシングルアンプがベスト。
60年代半ばになると、裸特性に優れたラックスの3極管アンプ「SQ38D」が登場し、以前と比べれば容易に「AXIOM80」の良さを引き出せるようになった。
*外形寸法:W950×H497×D315mm
「Acoustic Resistance Unit」の頭文字をとったもので、音響的に負荷をかけて低い音を平坦に伸ばす役目を持っている補足すると、要はユニットの背圧の逃がし方を微妙に調整する道具のことで、このおかげで豊かなふくらみのある音が得られるが、こればかりは実際にSP周りの作業をやった事のある人でないと分からないかもしれない。
位相、背圧、吸音材、定在波の処理など(SP周りの作業は)オーディオの宝庫である。
通常のスピーカー・エンクロージャーではスピーカーの前面の下部に大きな開口部があったり(バスレフタイプ)、タンノイの大型スピーカーに見られるように長大な「バックロードホーン」型などがあるが、「80」の製造元であるグッドマンズ社(イギリス)はこの背圧の逃がし方に天才的な着想を発揮したのがこのARUである。ユニットの特性を最大限に発揮させるシステムを完成させたE.J.ジョーダンの功績が伝説伴っているようです。
又アンプは真空管で鳴らすのが良いとされているが、『大昔の発明直後のトランジスターならともかく、技術的にすっかり成熟した現代のトランジスターアンプであれば、多くのマニアが馬鹿にするAVアンプでも過不足なくAXIOM80をドライブし、音楽を美しく奏でてくれる。
真空管の魅力は、本来の素性の良さから、単純な回路で済み、高度な測定器等を持たない素人でも容易にアンプを組み立てられるということ、さらに見た目の存在感がある、の二点に尽きる。音質面でトランジスターに勝るということは決してない。』
この様な記事も公開されている、筆者のTEAC MA-7でも十分鳴らせそうである。 又エーワイ電子から発売されている、静かに美しい音色を楽しむには小出力アンプが最適です。
高級部品使用。パワーアンプ5W ボリューム、入力3系統切替SW付EPWS-5商品価格:49,000円(税込価格:52,920円)で十分鳴らせるそうです。
又10Wのパワーアンプにしても税込価格:75,600円だそうです。
此の程度アンプでしたら、一度試したい商品です。後は業務用中古のVictorのデジタルマルチプロセッサPS-D700デジタルパワーアンプ(200W×4)PS-A2004Dで鳴らすと良い結果が得られるそうです。
しかし筆者が思うは、今まで散々トランジスターアンプを使い鳴らしてきたが、最良は程度の良いシングルの真空管アンプ使用が一番に思う、ブラボー!
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