伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

TANNOYⅢLZ inGOODMAN AXIOM80 Cabinetのセッティングの考察、ワンダ・ランドフスカ、ユーディ・メニューインのソナタを聴く。

2023年04月27日 | 真空管アンプ・オーディオ


筆者は処で一体どう言う音が好みの音なのであろうか・・・? それは音楽愛好家は全ての人が感じる音への受け入れ方が違うであろう、と同時にこの問題は趣味の範囲内の事で、例え意見が違っても全く構わない世界でもあり自分勝手な聴き方が出来る事が一番の醍醐味でもあろう。
それとこの趣味は凝りだすと無限に近い金食い虫でもある、バランスの良い方法を考えればヤフオク等の利用して、全ての装置総額一万円程度で十分楽しむ方法もある。10センチ程の安価なユニットとバランスの良い自作のバックロードホーンで或程度の重低音を感じながら音質を楽しむ事も可能である。いずれにせよ今の時代人件費が一番コストたかに反映されるので一番の安価な方法は自作が一番とも言える、自分の手間代は趣味と考えれば良いと思われる。

但し十分注意することは、名品と言われる装置はオリジナルにて手を加えれば二束三文になってしまう事もあり扱いには十分注意されたい。

しかし肝心な事に一番見落とす事のできないのオーディオ機器の設置方法であろう、一番簡単で安易な方法でPCの隣にポン置きしても音は鳴る。何故なら音は伝わるからです。しかし据え置き方のある程度の容量のエンクロージャー等でも設置方法が悪ければ良い音は聴けないのである。エンクロージャーの設置には細心の注意を払い、色々な方法を試し調整しながら決めなければならなく、インシュレーターも色々なパーツを販売している様です。

インシュレーターの置き方と工夫により俄然本領を発揮した、前々から我が家のオールドタンノイTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetを最終的に仕上げをしたいと思っている、兎に角音質は涼やかで音は澄み余分な音がしなくなった。この様な変化は大歓迎であるが未だ未だ方法はあるとは思う視聴すれがJAZZ系、フィージョン系は問題ではあるが全体には粗合格であろう。



オーディオの設置で一番肝心なことは低音を如何に自然に処理するかが最大の問題で特に据え置き型のエンクロージャーは問題も多い、小型のものは設置台等色々販売しているが特に大型の物には苦労が絶えません。しかし設置法をいい加減にすればスピーカーユニットの能力を十分出せないので如何に設置が大変だと言うことになります。

これ以上望むとあれば多分以前から考えていた方法だが、床に直接石板を置きその上にエンクロージャーを載せれば音質は益々クリヤーになるかもしれないと前々より感じていたことでもある。確か昔ブロックの上にエンクロージャーを乗せて音質は良くなった体験はあるのですが、実際実行しなければ解りません。

自宅近くの千葉NT印西牧の原駅近くのジョイフル本田の売場を散策すると、自然石の板もあったが寸法は足りなく2枚必要なんです。やはり1枚物でのセットが良く、色々探すとセラミックタイルなる人口石物が販売されている、サイズは610×610mm厚みは15mm厚だが重量も18キロ程である、セラミックタイルの特徴は原材料としては、粘土・シリカ・顔料・融剤などで、表面は釉薬を施したうえで高温で焼成するので不透明なガラス質のエナメル状となります。使用用途としては非常に多岐にわたっており、天然石のような質感も良いのでキッチンや浴室などの水回りのほか、最近では住まいの床や壁といった大判製品にも使用されているそうです。
尚商品(セラミックタイル)裏面は床に直接は傷つきが心配で両面テープを貼り余分に在庫していたカットマットを擁護の為に敷き詰めカッターで仕上げカットしたものを使用する事にする。


表面押上も滑らかで使い勝手も良さそうなので早速購入した。価格2枚で福沢諭吉さん1枚でした。早速購入に至る、設置場所は丁寧に掃除し床にビーズワックスを塗り、乾いた雑巾でから拭きして仕上げたこれは重労働である。今日は掃除夫で床の手入れに家具用のビーズワックス使用は自然な艶がよく出て仕上がりは良好である。床が輝いて見えた。実施した床面である。

この際色々なオーディオ雑誌を眺めますと筆者使用のGOODMANS AXIOM 80の箱は随分ジャジャ馬的な箱だそうです、この様な些細なことで音質向上が得られれば幸いである。しかし思えばエンクロージャーの扱い違いよる設置は今後も注意しなければならないテーマであろう、オーディオ機器の交換よりエンクロージャーの設置方法を見直すこともより大切ではなかろうか。ユニットの能力を十分効率を良くする事も大切です、勿論ブックシェルフ型のエンクロージャーにも色々な設置方法が掲載されている、本格的に極めるなら筆者も使用しているが意外とインシュレーターAIRBOW ウェルフロートボードは高額であるこのタイプの物を仕入れると1台7.5万円となるそうです。

セラミックタイルの後ろ側には安価な簡易なマットを両面テープで貼り固定する。それからセラミックタイルを位置を決め設置しその上に自作のインシュレーターは中心部分の板が凹み今回は中央にもソルボセンイを追加し平行にセットし補修した。エンクロージャーをセットしインシュレーターとエンクロジャーの間にソルボセンイをサンドして仕上がり位置を確かめた。

筆者が思うに小型のブックシェルフ型のエンクロージャーで聴く限りは低音等の影響は少なく音楽鑑賞については気にならないが、ある程度の大きな箱の据え置き型大型タイプのエンクリージャーは余分な音は大変敏感に気になるが、この処理である程度は満足する音質が得られるのであろう。
今回は仕上げは剥き出しのユニットは取りやめ、ユニットの前側にサランネットも取付最終的な落ち着きのある仕上がりとなった。



後は筆者が使用する機材のプリアンプに安価なAIYIMA TUBE 6N3 Vacuum Tube 6N3真空管プリアンプをモノーラルに真空管はSYLVANIA 2C51を代替え品としてしろくま製作所のOPA627AU デュアルに交換し使用するが、レプトンパワーコンダクターグリースを写真上の様にコンデンサー部分の頭の部分に塗布し使っているが、以前より音質に透明度が増したように感ずる、以外と不思議なことに効果は大きく感じた此れはオーディオマジックの様な現象かもしれない。
又現在使用のエンクロージャーの置き方のインシュレーターを重ねることも効果が作用し、このように古いプレスのCD等のソースを聴くも、ある程度のエージングには時間が必要ではあるが以前と比べモノーラル録音の音質が被り気味に聴こえた音も澄んだ音に鳴る様に変化した特に弦楽器の鳴り方の変化は頗る向上した。

実はこのアンプの真空管をWESTERN ELECTRIC 396Aに交換すると良いのですが、現在人気が出て商品が少なく入手困難のため筆者はSYLVANIA 2C51若くはGEの5670Wが同等管で価格も手頃でGE製は入手しやすく、かえってロシア製は戦争中で輸入問題で入荷しずらい状態に陥っているのである。
笑い話として、ダブルのオペアンプ交換と真空管の交換だけで本体価格の倍以上にもの価格になってしまう状態は本末転倒で笑い話にもならない。
一つ関心事項は間違いなくこのタイプのプリアンプはデジアンプであろうがデジアンプ臭さが無いのは立派な商品でもあろう。本体重量が軽量の為上下のカバーに鉛板を貼りその上に銅箔テープで養生し静電気防止する。



オペアンプはしろくま製作所OPA627AU デュアル 8Pin DIP小型変換基板実装済みOPA627AU デュアル 8Pin DIP小型変換基板実装済み物に交換しエージングにある程度の時間が必要ではあるが、今は随分馴染み美音になっている。

勿論今回の改造で以前聴いた低音が被った音ではなく、澄んだ音が聴きたいと思い実験的に床に石板を敷き音質にどの様な変化が起きるかのお試しである。
筆者自身1940〜60年代の録音から聴こえた音は、何か古ぼけた音色、何処となく綺麗な音の体験は無かった。特にヴァイオリンの音色は現在の録音と違い、音全体が被り気味で澄んだ音色は聴けなかったことは確かである。
昔から思った事は録音技術、機材、環境など、いろいろ含めて現代より劣っていたため、主に高音域が理想的に録音されてないことが一番の理由だと思っていた事は確かである。
経年劣化も少なからずあると思いますが、保存状態が良かったとしても、録音の段階から高音域が犠牲になっていたことのほうが理由としては大きいと思います。ソースがSPとか、LPとか、そういうレベルの問題ではなく、時代的な録音技術の格差の問題が大きいと思います。



確かに最新の技術で録音した演奏は音質的も相当良いことは分かります、しかし色々の演奏者の違いで特にクラシック音楽の場合、作者の訴えたい本質も解る事もあるのでと思いますのでなるべく演奏に近い音で聴きたくなる様に思います。

確かに意外と重量のある石板を運び部屋の掃除もして、思いエンクロージャーを移動しての配置は疲れる、歳のせいもある様です。

メインアンプ等は落下防止と物が当たり破損が心配のため特に三極管の真空管は丁重に取り除き筆者としては虎の子のZAIKA5300三極管を箱の中に移動した為に全てセットアップしなければならない。

確かにこの三極管を導入ご音質の再現性が明らかにリアルになりました、勿論好きなジャズからクラシックまで広範囲で聴けるようになった事は事実である。この真空管の詳細は下記に筆者のブログ参照にしてください。



取り敢えずBGM程度に音楽の鳴り方がどの様に変化したのであろうか興味はつきない、以前と比べ如何なものか?音質が良くなることを願うばかりです。

アーマッド・ジャマル(Ahmad Jamal)2023年4月17日70年以上にわたり活躍した米国のジャズピアニストで作曲家のアーマッド・ジャマルさんが16日、死去した。92歳、各国のメディアが伝えた事を知った。
当時は話題となった事は、マイルス・デイヴィスが高く評価していたことでも有名ですが、日本での知名度は非常に低いようです。アーマッド・ジャマルは、アメリカのペンシルバニア州出身で1930年に生まれたジャズピアニスト、作曲家、編曲家です。(マイルス・デイヴィスより4つ下)ある評論家によるとジャズ発展における重要性ではチャーリー・パーカーに次ぐと評価されています。
「マイルス・デイヴィス」の不朽の名盤「Kind Of Blue」のメンバーに直接マイルスから誘われて参加し、その中心的な役割を担いましたが、実は「ビル・エヴァンス」より前にマイルスからメンバーに誘われていたにもかかわらず断ったという逸話の持ち主がいました。それが「アーマッド・ジャマル」です。



50年代のジャマルのピアノ・スタイルは、 音が少なく思索的なピアノ・スタイルでした。 カウント・ベイシーやセロニアス・モンクのような省エネ・ピアノです。 そのスタイルがいたくお気に召した帝王は、自らのコンボを結成する過程において、 ジャマルをピアニストとして加入させることを決意し、本人に打診しますが共演はしませんでした。 
「アーマッド・ジャマル」は「エロール・ガーナー」などから影響を受け、「アート・テイタム」にも将来を嘱望されるなど活動初期から非常に評価の高いピアニストでした。演奏スタイルは、淡々とした静けさの中に美しくおしゃれな洗練されたセンスがある、ビル・エヴァンスなどとともに次世代を担うものでした。

結果を一言で言えば「実に良い塩梅に鳴った!」兎に角驚いた、この様にクリヤーに冴え渡ったピアノの音が鳴っていたのか・・・?今まで何を聴いていたんだろう・・・?悔やむばかりである。


本日は意外に重労働になったようで試聴は翌日に持ち越した。最終敵にセットアップ後イージーリスニング後に米ジャズピアニスト、アーマッド・ジャマルさん死去 92歳をニュースで知った、有名なトランペット奏者マイルス・デイビスをはじめ、名だたるミュージシャンたちと親交があり、国内外で多くの賞を受賞した。BG的に昔聴いたHappy Moodsを流し演奏を聴き惜しんだ。
ジャズ好きの筆者もこのアルバム程度しか知らなかった。1960年にArgoからリリースされた『Happy Moods』、『Listen To The Ahmad Jamal Quintet』が2 in 1で初CD化。
試聴のつもりでCDを聴く、ジャズの枠を超えて愛される"SPEAK LOW"の名カヴァーを収録した'60年の人気作!!早速試聴したが録音の古さも全く感じなくクリヤーな瑞々しい歯切れ良いジャズトリオが鳴り響く。実に爽快であった!


   PERSONEL:AHMAD JAMAL、ピアノ
   ISRAEL CROSBY、ベース
   VERNELL FOURNIER、ドラム
   1960 年 1 月 20 ~ 21 日にシカゴで録音

何となくアーマッド・ジャマルのピアノを聴き何時も聴くより鮮度が良いのであり、ドラミングのキレも大変良く、ベースの音も何故か爽やかに鳴った、特にピアノの高音の音は実にクリヤーな音に驚く、決して米国のアルテック、ジムランとは音質は全く違うが、ジャズが聴桁、いや演奏を楽しむことは違った意味で満足できる、1960 年 1 月 20 ~ 21 日にシカゴで録音とあり可成り古い録音ではあるが、その様な感じも無く実に新鮮に聴けたのであった。



ゆっくり風呂に浸かり疲れをとりビールを頂き軽い食事を済ませて翌日はバッハ:ワンダ・ランドフスカをじっくり聴いてみよう。

1960年前後当時を考えみよう、一般的に出回っていた再生機器やスピーカーの性能も低く、仮に現代と同等の良い音で録音された音源があったとしても、再生側の性能が低ければ、こもったような音になってしまうので、音源の制作側も、性能を上げる必要性がなかったとも言えます。と説明はしていますが、なるべく綺麗な音で当時の名演奏を聴きたと思うようになった、セッテングを工夫すれば音質向上は夢では無い様に思う、ワンダ・ランドフスカが1933年11月18,19,20演奏したJ.S.バッハ:トゴルベルク変奏曲 BWV 988を当時演奏した様な雰囲気を味わいたい。まさに神業と申せましょう。ランドフスカの名人芸を味わってみたいと思いませんか?



ユーディ・メニューイン (Yehudi Menuhin)1916年4月22日生まれ。1999年3月12日心臓発作のためベルリンで死去。ヴァイオリンの神童として、子供の頃からその天才ぶりを発揮し、12歳の時ベルリン・フィルと共演し、一夜にバッハ、ベートーヴェン、ブラームスの3曲の協奏曲を弾くという快挙を成し遂げ、一躍世界的に有名になった。また、後年は音楽学校を設立し、後進の育成にも熱心に尽力した。
20世紀最大のヴァイオリニストの一人、メニューインが1928~29年と1945~52年にかけてアメリカのビクター・レーベル(RCA)に残しCDの中より1944年にワンダ・ランドフスカと共演したバッハのヴァイオリン・ソナタ第3番等を聴く、中には筆者の好きなシューベルト:ヴァイオリン・ソナタニ長調D.384 イ長調D.574も録音されている、ワンダ・ランドフスカはピアノを担当している、以前この手合いの演奏は低音が被り気味で途中で止めてしまったが、修復後は全曲聴けた、若干ピアノの音が硬く感じたがヴァイオリン独自の音も実に細部に渡り上手い具合に鳴った、特にユニゾンの鳴りは実に良い塩梅である。

IIILZ Monitor Goldユニットから伝わる音がエンクロージャーから離れメインが中央に位置する安定化を感じる音なのです、この様な音色はオールドタンノイの魅力が十分伝わって来ました。この状態でやっと音楽が楽しめる状態と相なった様ですがかなりの月日が掛かりました。オーディオは三位一体と言われるが今回の体験でやっと合点がした感じと相成る次第であった。

【CD4】
https://www.youtube.com/watch?v=XKvJec-nqkM
 J.S.バッハ:『ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調BWV.1016』~ワンダ・ランドフスカ(チェンバロ)[録音:1944年12月28日]
 エルガー(エルガー編):『愛の挨拶』[録音:1944年12月26日](初出)
 J.S.バッハ:『G線上のアリア』[録音:1945年4月6日](初出)
シューベルト(ヴィルヘルミ編):『アヴェ・マリア』[録音:1945年4月6日](初出)
 シューベルト:『ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)ニ長調D.384』 [録音:1949年11月11日](第1&3楽章は初出)
 シューベルト:『ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)イ長調D.574』 [録音:1949年11月11日]
 ラフマニノフ:『夜のしじまの中で Op.4-3』with ロバート・メリル(バリトン)
 ヘンデル:『オンブラ・マイ・フ』with ロバート・メリル(バリトン)[録音:1952年頃]

ワンダ・ランドフスカ(Wanda Landowska) 1879年7月5日:ワルシャワ - 1959年8月16日:コネチカット州レイクヴィル)は、ポーランド出身のチェンバロ奏者、ピアニスト。忘れられた楽器となっていたチェンバロを20世紀に復活させた立役者である。

当初はピアノでバッハを弾いていました。学者の夫からの影響などもあってランドフスカはチェンバロに強い関心を持つようになり、各地の博物館なども回って保存されていた楽器などを研究し、楽器も購入、24歳の時にはチェンバロ奏者としてのそして1912年には、演奏会場での音量不足問題を解決した新たなチェンバロ「ランドフスカ・モデル」を完成させてドイツのブレスラウ音楽祭で披露するに至ります。



この楽器は、かつてヘンデルなども使用していたという大型チェンバロや、ランドフスカによる研究成果などもとにパリのピアノ製作メーカー、プレイエルが製作した2段鍵盤モデルで、オフラインなピアノのフラグメント技術や弦の強靭な張力を利用して、16フィート弦と7つのレジスター操作ペダルまで備えていました。ランドフスカはこの楽器を主に用いて、チェンバロ復興のための活動に乗り出します。
今までずっとランドフスカを聴き1933 年 11 月 9 日 13-15 日録音、バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988、1949/03 & 1951/02、1949/03 & 1951/02の録音のバッハ:平均律クラヴィア曲集第1奏曲 BWV 846-869等多く聴いたが音質に問題が多く、全曲楽しむことは出来なかったが、確かにセラミックタイルを敷いた後に聴けば納得出来る音質を得られた様である。ブックシェルフタイプのエンクロージャーより据え置き型のエンクロージャーの音の出し方は酷く神経質に思えるのは筆者だけであろうか。

所謂TANNOY IIILZは聴き方にも色々あるがMonitor Goldのヴァイオリン等のエキセントリックな根音は他のユニットでは味わえない独自の音色と思う次第です。今まで知らなかったアメリカタンノイと言われる物は一度も聴いた事もなくネットで調べる限りは是非一度試聴してみたいスピーカーでもあります。オーディオ機器が導入され蓄音機から始まる中でいまだに当時の装置と変わったないのは各種のスピーカーが今だに残る音出しの方法でもある。



今後は現在気になっているヴァイオリニストのエリカ・モリーニ1904年、ウィーン生まれのヴァイオリニスト。
1995年没。私立音楽学校の校長であったイタリア人の父から手ほどきを受け、ウィーン音楽院でシェフチックに師事する。1918年、ニキッシュ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と共演、1921年にはニューヨーク・フィルとの共演で米国デビュー。その圧倒的な成功で、天才少女の名声をほしいままにする。フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調等楽しむつもりである。

後日注文してから15日間経過し海外からCDが届き早速開封する。正に此れは100年前の演奏でもある録音技術も断然良くなっているエリカ・モリーニの演奏を聴き、これで当分『壺中の天』を味わい尽くしてみよう、の心境である。人工石材を導入した為に随分低域も閉まり音楽がユニットから離れ目の前に演奏しているかの様に感じる、本来のIIILZユニットの音が鳴ったのである。

確かに筆者所有のTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetで所謂ヴィンテージと呼ばれる物であり如何にも1950年代頃の古い演奏は得手を受け再生するのであろう、ブラボー!


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