伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

連休は自宅でゆっくりする、1960年代頃のジャズは実に楽しい、大御所達ののジャズを聴く・・・

2023年05月03日 | JAZZ・ボサノヴァ

すっかり良き音になった我が10吋のタンノイだが、思えばもっと早くこの様なお試し作業は早くするべきであった。勿論クラシック音楽も良いが休日は楽しい雰囲気も大切であるので1950〜60年代のジャズをチョイスする。ここで所謂ジャズ大御所の3人を聴き比べてみた。今から60年前の演奏を聴きなおし楽しむ。

5月は大型連休で前半は休みが多いのだが、実は急な仕事が入稿し作業に追われている、連休は大型店舗も混み合いが予想されるで早速連休後作業に必要な小物の買い出しにジュニアと出かける。



昼食は簡単に回転寿司でもと思い行ってみると1時間は待たされそうである、なるべく早く帰宅したいので、近くにスーパー“ロピア”のステーキコーナーがあるので簡単にステーキを食べようと出かける、意外とすぐに食べられそうである、ロピアのステーキは200gの和牛を選び焼いて頂けるサービスがある、年配には柔らかい和牛は大変ありがたい、またお値段も格安で1,000円である、ジュニアは輸入牛の400gをチョイスする。早速焼いて頂き昼食にあり付くやはり国産牛は柔らかで美味い。買い物を済ませ帰った。
美味しいコーヒーを淹れ、勿論仕事をしながらイージーリスニング的に好きなエリントンでも聴きながら仕事を進める。



ここで選ぶは、同じジャズでもサッチモとエリントンは音楽的に合わないと思うが。巨匠を組み合わせれば良いという訳ではない、しかし両巨頭が顔を合わせたのだから、ジャズファンならば一度は聴いておいても良いのでしょう。

ずばりこのアルバムはGreat Summit: The Master Takesを聴こう。
膨大な音源ストックを持つブルーノートならではの貴重な録音といえる。ジャズ史上屈指の偉大なアーティスト同士、ルイ・アームストロングとデューク・エリントンによる唯一ともいえる共演だ。

 1.Duke's Place (1990 Digital Remaster)
 2.I'm Just A Lucky So And So (1990 Digital Remaster)
 3.Cotton Tail (1990 Digital Remaster)
 4.Mood Indigo (1990 Digital Remaster)
 5.Do Nothin' Till You Hear From Me (1990 Digital Remaster)
 6.The Beautiful American (1990 Digital Remaster)
 7.Black And Tan Fantasy (1990 Digital Remaster)
 8.Drop Me Off In Harlem (1990 Digital Remaster)
 9.The Mooche (1990 Digital Remaster)
 10.In A Mellow Tone (1990 Digital Remaster)
 11.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing) (1990 Digital Remaster)
 12.Solitude (1990 Digital Remaster)
 13.Don't Get Around Much Anymore (1990 Digital Remaster)
 14.I'm Beginning To See The Light (1990 Digital Remaster)
 15.Just Squeeze Me (But Don't Tease Me) (1990 Digital Remaster)
 16.I Got It Bad (And That Ain't Good) (1990 Digital Remaster)
 17.Azalea (1990 Digital Remaster)

 ルイ・アームストロング(TP,VO)
 デューク・エリントン(P)
 トラミー・ヤング(TB)
 バーニー・ビガード(CL)
 モート・ハーバート(B) 
 ダニー・バルセロナ(DS)
 録音 1961.3~4



ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)1901年8月4日、米ニューオーリンズ・ジェーンアレイ生まれのアフリカ系アメリカ人ジャズ・ミュージシャン/トランペッター。“サッチモ”の名で広く親しまれている。10歳頃よりヴォーカル、14歳からトランペットを始める。23年、師と仰ぐキング・オリバーのバンドで初録音、翌年にニューヨークへ進出。25年にはシカゴに戻り、初リーダーを含む録音をする。35年以降はは自己のビッグバンドを率いても活動。ジャズ・ヴォーカルの開祖的なシンガーとしても著名。71年7月6日、ニューヨークで70歳
死去。
ルイ・アームストロングがジャズを人気音楽にしたことで、「ジャズの在り方」を確立し、以降のジャズ史を方向付けたことも偉大な功績のひとつでしょう。



Duke Ellington(デューク・エリントン)1899年4月29日、米国ワシントンDC生まれ。米国の20世紀を代表するオーケストラ・リーダー/作曲家/ピアニスト。20年代の後半にジャズ・クラブ“コットン・クラブ”の専属となり、ハーレム・ルネッサンスを象徴する活躍をみせる。作編曲家ビリー・エクスタイン、テナー・サックスのベン・ウェブスターらを迎えた40年代の初めにオーケストラは絶頂期を迎えた。生涯に残した楽曲は2,000曲以上といわれる。1974年5月24日、75歳で死去。
一般に筆者が思うエリントンは玄人好みの嫌いもあるようで、確かに「エリントンを苦手の人多いかも」と思ってますが、ピアニストとしての造詣も深く偉大なジャズの大御所と思うが、何度も聴き直すと、エリントンの凄さが解ります、嫌いを超えたところで、やはりスゴイ人だったと思います!

サッチモとエリントンという対照的なジャズ史に燦々と続く輝く巨人2人がギャップリ組んで行った歴史的なセッションが24ビットリマスターで甦った。 デューク~サッチモジャズ史上に輝く巨人2人というかどうやってこの作品を作り上げていたかを「感じられた」貴重な瞬間を追体験できる。迫ってくる。



さて次はElla Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)1917年4月25日、米国ヴァージニア州ニューポートニューズ生まれ。女性ジャズ・シンガー。1934年ハーレムのアポロ劇場で開催されたアマチュア・コンテストで歌ったところをベニー・カーターに見出され、チック・ウェッブ楽団の専属歌手となる。1938年に「ア・ティスケット・ア・タスケット」のヒットを放ち、その後90年代まで活躍した。華やかさと明るさに満ちた歌唱は、まさにジャズ・ヴォーカルの理想形。1996年6月15日、カリフォルニア州ビバリーヒルズにて79歳で死去。

此処では筆者が一番好みの女性ジャズ・シンガーとしては一番の歌うたいであろう、勿論サッチモとの共演も最高にご機嫌のコンビだと思う。



ゆったりとした感じで連休が過ぎていきます。翌日は早朝にモジャ君と早朝の散歩を楽しみます、少し前とは景色も周りは緑一色で実に爽やかな季節になったものです。散歩後は一緒にシャワーをあびさっぱりした後はモジャの体毛をドライヤーで乾かし仕上げる、淹れたての珈琲をいただきながら続きを仕上げた、モジャ君も毛が伸びた様なのでサロンに連絡し予約しなければならない。

引き続き翌日も1966年のストックホルムコンサートは、アメリカのジャズ歌手エラ・フィッツジェラルドによる1966年のライブアルバムで、一部はデュークエリントンオーケストラが同行しています。録音は1984年まで未発表のままでした。 デューク・エリントンとのエラの4つの録音されたコラボレーションの最後のリリースとして注目に値します。

ストックホルムコンサート、1966年に録音のエラ・フィッツジェラルド (ボーカル)ノーマン・グランツによるライナーノーツを収録。



1966年、スウェーデン、ストックホルムのコンセルトゥセットでのライヴ録音。ノーマン・グランツによるライナーノーツを収録。ジョー・タランティーノによるデジタル・リマスター (1987 年、カリフォルニア州バークレーのファンタジー・スタジオ)。デューク・エリントンのオーケストラと、ピアニストのジミー・ジョーンズ、ベーシストのジョー・コンフォート、ドラマーのガス・ジョンソンのトリオに支えられて、彼女はエリントンとストレイホーンの名曲を多用したスタンダードのミックスで信じられないほどの解釈スキルを披露します。
エラのヴァーヴ ソングブックほど重要ではないかもしれませんが、ストックホルム コンサートはフィッツジェラルドの熱烈なファンには欠かせないものです。〜スティーブン・クック録音|録音(Live)

 1.イマジン・マイ・フラストレーション
 2.デュークス プレイス
 3.サテンドール
 4.生きるための何か
 5.妻と恋人
 6.ソー・ダンコ・サンバ
 7.やってみましょう
 8.ラバーマン
 9.コットンテイル

 エラ・フィッツジェラルド (ボーカル)
 デューク・エリントン(ピアノ)
 ポール・ゴンサルベス、ジミー・ハミルトン、ジョニー・ホッジス、ラッセル・プロコープ、ハリー・カーニー(サックス)
 Cootie Williams、Herb Jones、Cat Anderson、Mercer Ellington (トランペット)
 ローレンス・ブラウン、バスター・クーパー、チャック・コナーズ(トロンボーン)
 ジミー・ジョーンズ (ピアノ)
 ジョン・ラム、ジョー・コンフォート(ベース)
 ガス・ジョンソン、サム・ウッドヤード(ドラム)



勿論オールドタンノイも十分ジャズ音楽を楽しむ事はできる、但し米国西海岸特有の乾いた音はしないが、確かに今まで何度も聴いた大好きなアルバムではある、ダイナミックなエラ・フィッツジェラルドの歌声は何度聴いても全く飽きなく実に歌が上手いと再度確認できました。
今回改良した10吋のオールドタンノイから流れるヴォーガルはダイナミックな歌声がたまりません。各楽器の表情が実にリアルに聴こえる、サッチモはこの録音当時18歳だった頃はあまり馴染まなかったが改めて聴くとやはり奥が深い、In A Mellow Toneを聴けばなんとなく体がリズムに乗ってきます。エリントンを核としたリズうセッションは唯ものではなさそうである。名曲は聴けば聴く程良さが表れる様である。

ジャズの偉大なるアーティストであり、アメリカ・ポピュラー音楽史上屈指のエンターテイナーとして、音楽を通じて世界中に愛と平和を伝えたルイ・アームストロング。太陽のように明るくて包容力のある彼の歌声とトランペットは、いつの時代も人々のハートを優しく包んでくれている。



ジャズ・バンドのレコーディングは1917年ごろから始まったが、それらを(すべてではないにしろ)聴くと、あくまでもアンサンブルを重視しながら、そこに短いソロ・パートを挟む形で進行していることが確認できる。が、ルイは1920年代半ばから自らの即興演奏を核にしたバンド・スタイルに取り組み、“アドリブ中心音楽としてのジャズ”を提示した。また、意味を持たない言葉でリズミカルに歌う、いわゆる“スキャット唱法”を広めた。
因みに日本を代表する日野皓正がサッチモ使用のコルネットのマウスピースにはヤスリでキズ付けられた箇所が何ヶ所もあり、この傷について尋ねるとコルネットのマウスが唇から離れない為に付けた傷だそうでサッチモの唇は傷だらけであったそうな・・・。
一般的にサッチモの歌声はダミ声と言われるが違うのである、彼の歌声はまるでコルネット同様の良い音声なのです、一般的にサッチモの全盛期時代は1930年代で筆者等の生まれる前で当然子供の頃ラジオ等での歌声はダミ声に聴こえるがオーディオ装置を優れた装置で聴けば解りやすいが、彼独自の歌の旨さ勿論ダミ声バランスよくおり混ぜ歌う(日本の演歌の“小節”の様な)テクニックとご理解いただければ解りやすいと思います。

比較的新しい演奏の「この素晴らしき世界」を聴けば実に上手くスイングしていて、サッチモ特有の明るい、元気が頂ける様に感じる、それがサッチモなんですね!ブラボー!

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