伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

ジャコモ・プッチーニ作曲のトゥーランドット(Turandot)を聴きながら「ミッション:インポッシブル」シリーズ第5弾を見た、聴いた。

2020年05月20日 | 映画・ビデオ

今回のミッション:インポッシブルのタイトルは「ローグ・ネイション(rogue nation)」、「ならずもの国家」(まるで現在の支那ですね)今武漢風邪の問題で人類の敵となった支那です共産国家の終わりは如何に、香港・台湾問題で揺らいでいるが一層の事香港・台湾で支那を制覇して一つの国になっては如何?一気に平和なる。頑張れ香港・台湾!考えて見れば判るが支那の代わりに台湾が隣国なら平和的経済発展も間違いない、改て思うは国家主導者の難しさだ。

映画はIMF解散!?謎の組織とのバトルを、迫力のアクション満載に描く大人気スパイアクション、離陸した輸送機にしがみついたまま飛んでいくオープニングも見もの、そして舞台は本物のウィーンの国立歌劇場に続くオペラファンには堪りません。皆さん良くご承知の「誰も寝てはならぬ」のパートも有名なトゥーランドット(Turandot)はジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini/1858年-1924年)が作曲した最後のオペラです。残念ながら「リューが自刃した場面」でプッチーニは亡くなってしまい、それ以降の場面は友人フランコ・アルファーノによって書き加えられ完成しました、その部分だけ見ても退屈はしません。


先日5月9日にトム・クルーズ主演!大人気スパイ・アクション「ミッション:インポッシブル」シリーズ第5弾を本編ノーカット放送され早速収録した。自宅謹慎状態が続くもそれなりに楽しみはあるもののようです。今回はこの映画、オペラのトゥーランドット部分を存分に楽しむつもりです。


これこそがスパイ大作戦、映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 」1人で「シンジケート」を調べていたイーサンは、あまりにも有名なトゥーランドットのオペラが上映されるウィーンの国立歌劇場に、シンジケートのリーダーであるレーンが現れることをつかむ。


そこで、ベンジーをウィーンに呼び寄せ、客席の映像からレーンを見つけ出すように協力を頼む。勿論この映画は勿論映画館でも見たがテレビ放映もみたが、見どころは実際のウィーンの国立歌劇場でロケ撮影されている。

勿論本格的なトゥーランドット(Turandot)の演奏である舞台裏にも興味がわきます。


本物のウイーン歌劇場で、グレゴリー・クンデとリセ・リンドストロームという一流歌手を使い、アリアのみならずオペラ全体もなかなかのレベルで素晴らしかったです。映画そのものも楽しめました音響効果も素晴らしいですね。

オペラファンが楽しめるハイライト中のハイライトは、イルサが狙撃のタイミングを指定する楽譜を開いたところ。



すぐわかりますね。赤丸のところ。オペラ「トゥーランドット」第3幕、カラフの超有名なアリア「ネッスン・ドルマ」最後の高音、”Vin-ce-ro!”の最後の高音 「A」 !


「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」では、オーストリア首相の命が狙われるウィーンのオペラハウスで上演される(0:30:10頃)。「テルマエ・ロマエ」(2012)でも使われたアリア「誰も寝てはならぬ」ルチアーノ・パヴァロッティも披露される。



物語はなんとなくそのトゥーランドットにリンクしているということに、何度か見て気が付いたオペラの面白さ。トゥーランドットは言ってみれば竹取物語であり、絶世の美女であるトゥーランドット姫が三つの謎かけをだして、答えられた者と結婚を許されるというお話。 

映画では謎の美女が登場し、謎が謎を呼ぶ。暗号化されたデータに対して「三つ」の仕掛けをクリアしないと復号できないという、なんとなくテーマを沿った形でなぞっていく。


今この映画を振り返り思うはやはり筆者の好きなフランチェスコ・モリナーリ・プラデッリ(指揮)で聴くことかもしれない、ビルギット・ニルソン(Birgit Nilsson)十八番の「トゥーランドット」全曲をじっくり楽しんで見ましょう。

勿論カラスもアルバムもあるが、「トゥーランドット」はビルギット・ニルソンが最高かな。彼女の自伝「オペラに捧げた生涯」の評価も高い。帝王と言われた指揮者、カラヤンとやり合っても一歩も引かず、照明を落としたリハーサルに反抗して炭鉱夫のようなヘッドライトを付けて練習に現れるなど、ユーモアでやり返した逸話でも知られる。



スウェーデン生まれのソプラノ歌手。特にワーグナー・オペラには欠かせない名歌手として長らくバイロイト音楽祭などで活躍し、レコード史上初の『ニーベルングの指環』全曲録音の立役者ともなった。イゾルデ、ブリュンヒルデ(ワーグナー)のほかに、トゥーランドット、トスカ(プッチーニ)、アイーダ、マクベス夫人(ヴェルディ)、サロメ、エレクトラ(リヒャルト・シュトラウス)など多数の持ち役がある。

オペラを楽しむのは、吸音材(クリエコンポジット)も含め補修し、インシュレーター製作(WELLFLOATのような動き方)等で良い状態で聴けるようになった筆者の10吋のTANNOYのユニットの据え置き型で楽しむが一番である、このオペラのようにまるで劇場で聴くような音響は、まさに別格である、オーケストラ、オペラは落ち着いた重低音がなければ魅力は半減する、絶大な響きのある音は満足度は高い。

此のエンクロージャーの最大の特徴は10吋のTANNOYのユニットにARU付きの装置であろうGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋同軸型2ウェイユニットであるHPD295のTANNOYを繋げ試聴する、組合わせて使用する特殊な装置アコースティック・レジスタンス・ユニットはバスレフとは全く違い、自然で豊かな低音が聴こえる装置として有名だそうです。綺羅びやかで迫力満点な鳴り方は特等席で聴くような感じがします。


プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」全曲
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(Francesco Molinari-Pradelli)は、1911年7月4日、イタリアのボローニャ生まれの指揮者。1996年8月7日没。ボローニャ音楽院を経て、ローマ聖チェチーリア音楽院で指揮を学ぶ。38年、ローマのアウグステオ管弦楽団を指揮してコンサート・デビューし、その後オペラ指揮者としても活躍を始める。

46年、ミラノ・スカラ座で『トスカ』を指揮して一躍注目を集め、オペラ指揮者としての名声を高めていった。59年からはウィーン国立歌劇場の指揮者も務めた。特にイタリア・オペラの第一人者として、テバルディやデル・モナコなどの名歌手たちと共演し、『道化師』『ウェルテル』『シモン・ボッカネグラ』『椿姫』などの数々の名演を残した。

マリオ・デル・モナコのテノールの名演


【収録内容】
ジャコモ・プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲
[DISC1]
第1幕、第2幕(途中まで)
[DISC2]
第2幕(途中から)、第3幕

【演奏】
  トゥーランドット:ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、
  カラフ(無名の王子):フランコ・コレッリ(テノール)、
  リュウ:レナータ・スコット(ソプラノ)、
  皇帝:アンジェロ・メルクリアーリ(テノール)、
  ティムール:ボナルド・ジャイオッティ(バス)、
  ピン:グィド・マッツィーニ(バス)、
  ポン/ペルシャの王子:ピエロ・デ・パルマ(テノール)、
  パン:ジュゼッペ・モレーシ(バス)、
  第1の声:イェーダ・ヴァルトリアーニ(ソプラノ)、
  第2の声:イーダ・ファリーナ(ソプラノ)
 ローマ国立歌劇場管弦楽団、同合唱団 (合唱指揮:ジャンニ・ラッツァーリ)
 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
【録音】
  1965年6月、7月 ローマ国立歌劇場
  Producer: Ronald Kinloch Anderson、 Balance Engineer: Francis Dillnutt
【原盤】
  Warner Classics(旧EMI音源)

時は伝説の時代、舞台は中国の北京、紫禁城前の広場。絶世の美女でしたが氷のように冷たい心を持つ皇帝の娘トゥーランドット姫は、「3つの謎を解いた者を夫として迎えるが、その謎を解けなかった者は斬首の刑」としていました。この日もまた犠牲者が出て、広場では群衆が刑の執行を待ち異様な興奮に包まれています。全体が締まる、ビルギット・ニルソンは余りにも有名なソプラノ歌手。


その混乱した広場で、ダッタンの元国王で放浪の身だったティムールと、生き別れになっていたその息子カラフが再会します。しかしそれも束の間、カラフは斬首の命令を下すために姿を現したトゥーランドットを一目見ると、その美しさに魅せられ、謎解きに挑戦すると言い出したのです。ティムールに仕えていた女奴隷リューは、ひそかに王子カラフを慕っており、謎が解けなければ彼は命を取られ、そして老いた彼の父も取り残されてしまうと泣き崩れました。しかしカラフの決意は堅く、謎解きに挑戦することになりました。

ニルソン十八番の「トゥーランドット」全曲をコレッリやスコットの全盛期の素晴らしい声も自然な響きで収録されており、オペラ録音の模範的収録である旧EMIのこの名盤が良さそうです。


ニルソンには多くのワーグナー録音が存在し、トリスタンやリングを始めとして、今でも多くの名盤でその類まれな声質を聴くことができます。一方、イタリア系のオペラでも当時活躍していたことは現在ではあまり知られていないかも知れません。

ニルソン自身、「イゾルデは私を有名にしてくれ、トゥーランドットは金持ちにしてくれた」とまで言わしめた逸話は有名で、世界中の歌劇場で当時「トゥーランドット」と言えばニルソンでした。ソプラノの中でも透徹した強い響きが特に要求されるトゥーランドット役は難役のひとつです。



感情を内に秘めた、人間味のあるニルソンの声は様々な意味で圧巻で、現在でも指折りの名盤として君臨しています。
ただし音質はズービン・メータ指揮のものが良いが、音楽的検知に経てばモリナーリ=プラデッリが断然良く聴こえる、それが音楽なんですね。

以前TANNOY ⅢLZで聴く音と充実した音の違いは明らかであった、このような誰もが一度は聴いたことのある曲を自分の気に入った据え置き型の装置で聴くことはオーディオマニアでなくとも興奮し感動すると思うが、更に安定度がました感じに聴こえる教えて頂き少し前に自作した、このどっしりとしたインシュレーターにより更にTANNOYらしい音質は充実し、それがお気に入りの装置で響くことで益々ご機嫌なことである。自然に聴こえる人の声の美しさは感激する、実際に劇場で聴くような原寸大の臨場感が味わえる感じになった。

確かにこのユニットのような据え置き型のエンクロージャーに、ブラボー!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿