伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

貴族之声のマッチドペアのCossor300Bの破損、何とか同じ単品を見つけ試聴し、環境を取り戻すの巻。

2022年05月17日 | 真空管アンプ・オーディオ

以前使用していた300B,Cossorとは・・・・・・アルフレッド・チャールズ・コッサー(1861-1922)は、1890年頃にクラーケンウェル(ロンドン)に小さな科学ガラス製品事業を設立しました。アルフレッド・コッサーは職人であり、彼の事業はクルークス管やX線管などの専門機器を製造しました。 1902年、ブラウンのブラウン管の最初の英国の例が彼らによって作られました。そのCossor社のような感じの球とメーカーは称しているようです。
写真に撮って掲載すると何か良い音が聴こえそうな錯覚に落ちるが、写真映えがする程度で、音質には期待しない事が賢明のようで見た目がか変わり面白い程度の様である、現在使用するパワーアンプのSV-501SEはチューブの交換では費用対効果は薄いと解説されたいた、確かに余り変わらない。

本品は英国Cossor社の古典球レプリカで、古典球のほんのり甘いコクと、現代技術によるキレとの両方の特徴を併せ持った孤高の商品です、とある。もちろん音質や信頼性への評価は高く、メッシュプレートと独特のブルーガラスもそれらのプレミアム感を演出しています。パッケージも以前と違いペアー商品のような梱包も購買意欲をそそる、価格は以前購入のPSVANE(支那製) 貴族之声 300Bよりかなり高額だが、それが事実なら英国の音の匂いを味わいたく購入を決めた。



今回PSVANEを扱っている、キャッチフレーズが気にる・・・・・・・・・・
[Shadow Oasis] PSVANE 貴族之声 300B マッチドペア 2本1組 正規工場産 真空管 (70mA, Cossor 銀色脚座)今回購入のCossor300Bである、表示面に大きめのCossorのロゴが目立つ。
最近PSVANE 貴族之声 300B マッチドペアのCossor300B交換してエージングしているが一応馴染んできたようである。

英国Cossor社の古典球レプリカで、古典球のほんのり甘いコクとの現代技術によるキレとの両方の特徴を併せ持った孤高の商品です、とある。コピーにつられ購入したが、意外と馴染みが良く最初の印象では大人しい印象を持ったが、エージングが進むにつれ300Bの力強い音も響くようになり始めている、確かに見た目は如何にも良い音が聴こえて来るようであるが実は見た目だけです。
こうなると筆者も相当のおバカぶりを発揮する。見た目もとても綺麗、しかも音質は興味津々である。以前も仕入れ先の本人様より連絡あり、WE300Bと比べるとさすがWE300Bには敵わないそうです、とのコメントを頂く、まとこに親切な方で信用できそうです。



筆者にとっては大切なCossor300Bは見た目も色が綺麗で良い音が鳴る様な錯覚にも陥る、確かに微妙に音質も好みの様に感じていた頃、エージングも進みこれからと言う時にアンプに取り付けるときに方向を間違えて差し込み真空管、見事アンプも壊したしまった。よく調べますと幸いアンプはヒューズが切れたことだった、ヒューズ交換にて見事蘇り胸を撫で下ろす。

その後支那製の(真空管デジアンプ)プリアンプを簡単な部分を増設し、音質も分離の大変良い音情が現れ意外と真空管等の交換にもシビアに対応する様に感じた。プリアンプの重層性を改めた次第でありその後モノーラル仕様で聴くがより素晴らしい対応をみせた。



肝心なCossor300Bは不良品になった、一応真空管1本を注文するとセット物しか受付は出来ないと言われ購入を躊躇していたが、セット品不良に依1本品物があるとの連絡あり早速購入する、真空管 パワーアンプ SUNVALLEY SV-501SEは真ん中につくゲージ調整で同じ条件にするメーターがついているためドライバーで調節する、この前便利そうな六角レンチもついたドライバーセットが見つかり意外と利便性が強い。愛知に帰ってときにエイデンと言う電気屋で頂いた、以前から六角のドライバー式のレンチが欲しく探していました。

一応Cossor300Bが到着するや、取り付け前に無水アルコールで、よく汚れを落とし。5-56を綿棒で塗布し、すぐに差し込みます。勿論電源を灯し暫く放置する異常無しであった。



勿論以前から聴くHPD295ユニットのオリジナルのTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)のピアノ曲の音は良かったが、今のタンノイMonitor Goldのユニットと比べ涼やかな高音の音は段違いである。

基本は筆者所有のIIILZ Monitor GoldをARU付きのGOODMANS AXIOM 80の箱に移植して聴いているが、このスピーカーがより良く鳴れば良いのである。
以前はエージング途中で大切なCossor300Bを壊したが今回は十分注意しよう。


メーターを右左均一に調整出来る事は、意外と便利な装置である。注意深くマイナスドライバーにて調整する。

筆者個人的には此のチューブのブルーの色は、火を灯すと綺麗で見た目にも良い音を想像してしまうようだ。またマークも大きく表示されシルク印刷処理されています。


点灯を確認し早速音楽鑑賞する、この瞬間はいつも緊張する。このむき出しのパワーアンプの見た目も気に入っている。
また独特のCossor300Bのブルーの色が素敵で、良い音が鳴りそうに感じる。勿論見た目も大切なポイントの様である。

今一番の心配は支那に近平の暴発である、台湾侵略すれば当然経済制裁は必至で日本も戦争に入らなければならない様である。当然オーディオ関係の部品真空管工場は多く有名になったチューブもあるが輸入出来なくなり安穏に音楽等聴く事も出来ない状態になるのかもしれない、今回のウクライナ侵略で世界が一変してしまった。今後の成り行きに注目したい。



前のブログに追加で追加で掲載したが、筆者がバッハが好きでよく聴くのは何故であろうの答えが最近ぼんやりと解明されたのは、グスタフ・レオンハルトの言葉であろう?彼ははバッハがどんな人物だったには全く興味ななく「バッハのの音楽のみが興味だ」と実にレオンハルトらしい言葉を残している。それほどバッハの音楽は深さを感じることができる。
バッハの音楽の魅力はバッハ以前の作曲者はハーモ二ーが自然にできた曲の流れとしていたことを、バッハの音楽のでは意図的に多声音楽(ポリフォニー)を楽しむ曲とした功績は大きい、正にポリフォニーは、複数の独立した声部からなる音楽のこと。
ただ一つの声部しかないモノフォニーの対義語として、多声音楽を意味する。今も伝わるカンタータについては毎週新し曲を作り毎週日曜に教会で披露した曲が200曲ほどあるのもかなり精力的である。
その様に思うとバッハの時代に近い演奏が聴きたい、欲求があり音としては素朴な例えばガット弦の弦楽器を聴いてしまう傾向がある様です。



上記の今使用するIIILZ Monitor Goldのモニターは特に弦楽器の音には定評があるが筆者は鍵盤楽器も相性は良いと思っている、プリアンプ仕様によりスッキリした解像度が上がり、シビアな楽器との対応が一層深まったように思う。

今回の試聴は皆さんよくご承知のピアノ曲を取り上げました。特にみなさん馴染みのある曲は今や園児も良く知っているK.265は特に有名である。
Piano Concertos.13, 20: Haskil, Fricsay / Berlin.rias.so
天才の共演クララ・ハスキル(P)フェレンツ・フリッセイ(指揮)/ RIAS交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー


 01. PIANO CONCERTO NO.20 IN D MINOR, K.466 - ALLEGRO
 02. PIANO CONCERTO NO.20 IN D MINOR, K.466 - ROMANCE
 03. PIANO CONCERTO NO.20 IN D MINOR, K.466 - RONDO (ALLEGRO ASSAI)
 04. PIANO CONCERTO NO.13 IN C, K.415 - ALLEGRO
 05. PIANO CONCERTO NO.13 IN C, K.415 - ANDANTE
 06. PIANO CONCERTO NO.13 IN C, K.415 - RONDEAU (ALLEGRO)
 07. PIANO SONATA NO.2 IN F, K.280 - ALLEGRO ASSAI
 08. PIANO SONATA NO.2 IN F, K.280 - ADAGIO
 09. PIANO SONATA NO.2 IN F, K.280 - PRESTO
 10. 12 VARIATIONS IN C, K.265 ON "AH, VOUS DIRAI-JE MAMAN"
モーツァルト :フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲) K.265 K6.300e ハ長調
Mozart, Wolfgang Amadeus:12 Variationen über ein französisches Lied 'Ah,vous dirai-je, maman' C-Dur K.265 K6.300e
1778年にパリで作曲された。「きらきら星変奏曲」の名で親しまれている作品である。尚、モーツァルトはこの年にピアノのための変奏曲を全部で4曲作曲している。

テーマは日本では「きらきら星」として有名なメロディー。大変親しみ易いものではあるが、徐々にリズム変奏をしていくにつれ、もとのメロディーの面影はあるものの、多声的になるなど奥深さも併せ持っている。この変奏曲では、左右の手の音価を細分化していく手法とは異なり、左右の手が築くリズムや前進力の変化等に趣向が凝らされている。また、変奏が進むにつれ、奏する音域が広範囲に及んでいく。




現在SUNVALLEY SV-501SEのパワーアンプとIIILZ Monitor GoldをARU付きのGOODMANS AXIOM 80の箱に移植したコンビはピアノ曲に輝きさが増し実に美しく聴こえる、本当にこの様に鳴っていたかとも思う程です。不満は綺麗すぎに聴こえることだ。


このアルバムの最後を飾るはピアノソナタK.280だろう。特に2楽章の左手の表情-ルバート-がたまらなく素晴らしく、また切ない2楽章の後にくる3楽章の軽やかさは絶品だと思う。19歳のモーツァルトの瑞々しい感覚をこれほど表現できたピアニストはいないのではないか?またこの録音は、彼女が亡くなる60年で、ステレオである。残念ながらハスキルのモーツァルトのピアノソナタの録音は数曲しかない。
確かにじっくり聴いてみたがPSVANE(支那製) 貴族之声 300Bとの差はあまり感じられなく確かに見た目良い音が鳴るような錯覚が起きてしまうのであろう、今後300Bの球の追求もしてみたいが、筆者の少ない小遣いからの捻出は厳しいが改めて検討する必要がある。なお、キラキラ星も大変すばらしい。ブラボー!

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