伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

音質は悪いが、ウィレム・メンゲルベルク指揮/マタイ受難曲を聴く。

2018年12月13日 | クラシック音楽・オーディオ

愈々今年も終わりになるが、久しぶりに盛岡より友人が上京する、

東京駅銀の鈴で待ち合わせ、銀ブラして昔話しを肴に一杯を楽しんだ。

久しぶりの銀座の町並みも多少変化したようだ、イルミも飾り暮れの雰囲気がある。

楽しい時間は実に早い、又合うのが楽しみだ、来年は盛岡の近場の温泉に浸かり、泊りがけ

飲みましょうと言い分かれる。来年の歳初めは雪見で一杯です!

今年は筆者に取って最大の良い出来事はIIILZ in Cabinet(Chevening)の10寸のスピーカーを

AXIOM80(A.R.U.付き)の箱に移植で(AXIOM80 TANNOY)として生まれ変わり素晴らしい

音を入手した事であり、それに伴い多種な接続コード類の中より相性の良いものを探し当てる事

が出来、今まで鬼門だったオペラ、オーケストラが其れなりに楽しめるようになった。久しぶり

にオイルを塗布し乾拭きし良い音が持続するように磨いた。

今やハイレゾの時代で、簡単な装置で、進歩した録音でマタイ受難曲が聴ける事です。

勿論、カール・リヒター、オットー・クレンペラー、オイゲン・ヨッフム等偉大な指揮が

奏でるマタイ受難曲は良いが、最新のメンゲルベルク指揮のCDが発売され購入した。

以前からメンゲルベルク指揮のマタイ受難曲は気になってはいたが、録音が悪く、以前の

拙宅のIIILZ in Cabineではとても聞けなかった、いや、聞きたかったが全体の低域不足

と音質の悪さで、良い響きが聴けなかつたのが本心です。抜粋して聴いたのはNo51の抜

粋だけ聴き程良いエンクロージャーで全曲聴きたいと思ってはいたが貧困老人の儚い夢と

思っていたが、AXIOM80(A.R.U.付き)の箱に10インチのIILZの移植で英国の教養と米

国のワイドレンジの重なりで安心してマタイ受難曲が堪能できるようになった。

現在皮肉にも、英国はEU離脱、フランスの内紛、身勝手なトランプのワンマン政治、中国の

貿易問題等で世界の鼻摘まみになった過去の遺物の此れを機に立ち直ると良いが、無理であ

ろう!特に英国のオーディオ機器、音楽ソフトの配信の価格問題は今後気になる処です。

今や救世主不在の世界になった様だが、我が国も無論アホの自民党独裁政治も、思えばそれ以

上野党が、だらしなさ過ぎの政治は三流以下の汚名は多いに反省すべきであろう。

年の暮にマタイ受難曲でも聴き心を浄化し新しい年を迎えませんか?

マタイ受難曲と言えば、マタイ受難曲は数多くの指揮者が演奏しているが最右翼には

カール・リヒター指揮は聴きたい、

次に筆者の好きなオットー・クレンペラー指揮はやはり外せない処です。

クレンペラー指揮は別に述べるが、

それとコンツェルトヘボウを振ったオイゲン・ヨッフム指揮の3種類のどれも良い演奏だと思う、

今回はオランダの指揮者、ウィレム・メンゲルベルクJoseph Willem Mengelbergは、

フランツ・ヴュルナーの弟子であるため、ベートーヴェン直系の曾孫弟子にあたり、ベートー

ヴェン解釈には一目を置かれた。甥にドルフ・メンゲルベルク(音楽学者)とカレル・メンゲ

ルベルク(作曲家)、カレルの息子にジャズピアニストのミッシャ・メンゲルベルクがいる。

メンゲルベルク指揮による「マタイ受難曲」のライブ録音は、元来、フィリップス=ミラー録音

システムを用い、オランダ・ラジオ放送ユニオンによって収録されたものだそうです。

この録音システムは、黒色に塗布されたセルロイドのフィルム上に、サファイア・ガラスの針で

刻みこんで録音し、映写フィルム同様に読み取るものです。(映画のサウンドトラックに利用さ

れる方式とほぼ同じ)この方式により、当時の商業レコードである78回転SP盤よりも長時間か

つ、より広い周波数帯域の収録が可能となりました。確かに、録音成果は完璧なものではありま

せん。突然音量レベルが変動したり、パチパチ音、歪み、編集部分の不手際が含まれる部分もあり、

すべてを除去することはできないでしょう。しかし、良い部分では、1950年代初期のテープ録音に

匹敵する音質に達し、感動的な場面におけるメンゲルベルクの迫力を聴き取ることが可能です。

メンゲルベルクは、「マタイ受難曲」の演奏にあたり、何箇所かのカットを施しています。

一番大きなカットは、第49曲の中間から一気に第54曲に飛ぶところです。フィリップス社の最近の

再発CD(DUOシリーズなど)では、この演奏をCD二枚組みに収めるために、さらにカットされた

番号の曲もあります。

聴いてみると流石音質は決して良好とは言えない低域はかぶり気味で高音もスッキリ聴こえない

でもそこには素晴らしい演奏が聴こえる、途中では止められない、以前のIIILZ in Cabinet(Che

vening)の10寸のスピーカーでは決して味わえない低域の醍醐味を感じ感動をしまた。

先日購入したスーパーツィーターの取付が甘く人生初のハンダ付けをして補修して見る前より良く

感じます?やはりハンダ付けが良いようである。

 

1939年の棕櫚の日曜日(4月2日、復活祭直前の日曜日)にオランダ放送によって収録された、名

演として名高いメンゲルベルク指揮の「マタイ受難曲」ライブ録音です。メンゲルベルクがアムス

テルダム・コンセルトヘボウ管に君臨する1899年以来、毎年この祝日に演奏されてきた「マタイ受

難曲」を、オリジナルのLPレコード発売時の姿と同じ、演奏した通りに収録されたものです。余白

には、メンゲルベルクによる、J.S.バッハの正規録音全部が収められています。

トランスファーはマーク・オバート=ソーンが担当。歴史的価値の高いPHILIPS録音をオランダ盤LP

から復刻し、音量レヴェルのバラツキなども微調整。ときおりカットされることのある数曲を含む初

発売通りの内容で再現しています。

ウィレム・メンゲルベルクは1871年3月28日、オランダのユトレヒト生まれの指揮者。1951年3月

22日、スイスにて没。アムステルダム・コンセルトヘボウ管の首席指揮者に就任。以後50年間に渡

りこの楽団の常任を務め、世界屈指のオーケストラに育て上げた。しかし、ナチス占領下でも指揮

活動を続けたため、1945年から活動停止処分を受け、失意のうちに亡くなった。

リヒャルト・シュトラウスやマーラーとの親交も厚く、まだ評価の定まらなかった彼らの作品を積

極的に紹介した。

Silent Tone Record/バッハ:マタイ受難曲/ウィレム・メンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管弦

楽団/アムステルダム・トーンクンスト合唱団、ジョー・ヴィンセント、カール・エルプ

【収録曲】

ヨハン・セバスティアン・バッハ:マタイ受難曲 BWV244

(録音された演奏を全て収録。当時の慣行に基づくカットあり)

【演奏】
カール・エルプ(テノール)[福音史家]

ウィレム・ラヴェッリ(バス)[イエス]、

ヨー・フィンセント(ソプラノ)

イローナ・ドゥリゴ(アルト)

ルイ・ファン・トゥルダー(テノール)[アリア]

ヘルマン・シャイ(バス)[アリア]

アムステルダム・トーンクンスト合唱団ツァンクルスト少年合唱団(合唱指揮:ウィレム・ヘスペ)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

ウィレム・メンゲルベルク(指揮)

【録音】1939年4月2日アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ録音)

後は、永遠の名盤のひとつオットー・クレンペラー指揮による『バッハ;マタイ受難曲』が、

2015年最新リマスター盤がSACDで発売された。今回の国内盤のみで5月13日にハイブリッ

ドSACDで発売されるこの名盤は、今年2015年アビイロード・スタジオにて、オリジナル・

アナログマスターより、96KHz/24bitでリマスター作業をあらたに行ったものです。

そのリマスター音源からSACDハイブリッド盤の製造マスターのオーサリングまで、アビイロ

ード・スタジオで行っております。

 J.S. バッハ 《マタイ受難曲》 第1部(全曲) クレンペラー指揮

 J.S. バッハ 《マタイ受難曲》 第2部(全曲) クレンペラー指揮

【収録曲】
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244

【演奏】

オットー・クレンペラー(指揮)

フィルハーモニア管弦楽団&合唱団

ピーター・ピアーズ(福音史家)

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(イエス)

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)

クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)

ニコライ・ゲッダ(テノール)

ワルター・ベリー(バス)

ヘレン・ワッツ(アルト)

オタカール・クラウス(バリトン)他

【録音】

1960~1961年、ロンドン、キングズウェイ・ホール

勿論クレンペラー指揮のものは演奏、録音も優れ此の三種のマタイ受難曲は優れているが。

今回聴いたJ.S. バッハ:マタイ受難曲(ウィレム・メンゲルベルク指揮)(1939演奏)は今から

79年前のデーターを処理して現在聴いているが、考えれば先の太平洋戦線以前の演奏が今で

も新鮮に聴けることに感謝です。

この演奏から20年後にリヒターのあの演奏が生まれたというのは、正に驚異としか言いよう

がない。筆者の4セット中のメンゲルベルクの『マタイ受難曲』にブラボー!



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