Victorの業務用のデジタルアンプからTOSHIBA Aurex SC-M15/SC-M15Kのパワーに替えて聴いて見ました。
やはりある程度素直さが特質で愛用してます、勿論デジタルアンプの粒立ちの良さは良く聴こえ、魅力はあるが、なぜか物足りなさを感じる、何故か?
Aurexのメーカーによると音質を考慮してシングルプッシュプル構成、操作注意事項はBTL(バランスド・トランスフォーマーレス)接続ではスピーカーコードを出力端子のプラス側だけを使って接続し、前面のBTLスイッチを入れて使用します、常識とは違う接続方法に疑問を懐きながら接続し音出しをする、この緊張感が興奮します。聴く音が実に人間らしさを感じる。
接続に一般的な感じで不安感はあるが、繋ぐと実に素直な音がし安心する、デジアンプと比べヒューマンな自然な感じが聴こえる、我が家のエンクロージャーAXIOM80 TANNOYから素晴らしい音色が響く、心配は長い間使用すると可なりの熱を持ちカタログ上は消費電力120Wと企画的に消費しますので納得はしています、1978年製(40年前)の製品の技術の高さを伺えます。
又非常にシンプルなデザインも良いがでも流石に古いかな、(笑)ナリは小さいのに実に重く(5.8キロ☓2)2台で12キロ弱は驚きです。昔はパワーアンプの決めてはトランスの重さだと言ったこともある・・今のアンプも普通のアンプはトランスの重さが決め手の様に聞く。
音質はデジタルアンプと比べなにかヒューマンな音が聞こえる、微妙な違いがあり、大手メーカーが本気で手がけた製品は違う、同様に三菱、日立等の製品も堅牢な製品が多く頷ける。昔は重電機メーカーはこの3社が日本の電機メーカーの代表だと教えられた。
但しスピーカーは海外製の英国製に軍配が上がる、あくまでも趣味の世界の事ですので、筆者の意見として頂きますが。
勿論JAZZからクラシックまで聴けますが、小編成のアンサンブルは実に良く響く、POP、ロックなどはどうしても演奏がおとなしくなってしまう嫌いもあるので決してオールマイティーなアンプでないが、やはり得意は小編成のバロック演奏等には此のアンプの真価を発揮する。
特にピアノ、チェンバロ等の演奏にAXIOM80 TANNOYで聴くには相性は頗る良好である
トン・コープマン(Ton Koopman)鍵盤奏者、指揮者とある。1944年オランダ、ツウォレ生まれ。
アムステルダム音楽院でレオンハルトにチェンバロを、ヤンセンにオルガンを学ぶ。ソロ活動から始め、79年にオリジナル楽器によるアムステルダム・バロック管弦楽団と合唱団を組織し、コンサート、録音と活発に活動をしている。即興演奏の名手で、情熱的なソリストとしての演奏はそのままオーケストラ演奏でも当てはまり、生気に富んだ演奏がバロック音楽に新しい息吹を吹き込んだ。
アムステルダムでクラシック音楽の教育を受け、音楽学のほか、オルガンとチェンバロを学び、オルガンとチェンバロの奏者として、世界中のあらゆる有名コンサートホールで、ヨーロッパのもっとも美しい名器の数々を演奏している。
エンクロージャーに移籍後はオルガン曲も素晴らしい重低音が響く、やはり迫力ある演奏はこの曲で独特のコープマン節も好きだ。
J.S.バッハ トッカータとフーガ ニ短調BWV.565 / トン・コープマン (1992)
筆者の好きなオルガン曲はやはりトリオ・ソナタトリオ・ソナタ全集がBWV.525~30が良いトン・コープマンは古楽器に魅了され、文献学的な奏法に興味を持った彼は、バッハを中心にバロック音楽を専門に研究するようになり、やがて『真正な演奏』の第一人者と呼ばれるようになりました。
オルガンとチェンバロの奏者として、世界中のあらゆる有名コンサートホールで、ヨーロッパのもっとも美しい名器の数々を演奏しているそうです。
また1979年にはアムステルダム・バロック管弦楽団を設立。その後1992年には、アムステルダム・バロック合唱団を併設。この二つの団体を指揮して、優れた古楽アンサンブルのひとつとの評価を得るようになりました。
録音活動もデビュー当時の1970年代初頭から活発に行っており、高い学識に裏付けられた愉悦的な演奏と、様々な楽器を使い分けた幅広いレパートリーにより、彼の世界的な名声の獲得に大いに寄与しました。ここには1980~91年、彼がメジャー・レーベルに続々と録音を行った時期の録音から、アルヒーフと旧フィリップスへのバッハ録音がCD9枚分集められています。
アナログ・ステレオ末期のチェンバロ協奏曲集、なんと言っても平均律クラヴィーア曲集全集も実に手本となる演奏が心地よい。
♪トン・コープマン / J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV 870 - 893
コープマンが、バッハの最もベーシックであるこの作品で即興性に満ちた生き生きとした演奏を披露する。実に聴きごたえのある演奏でコープマンの演奏は演じる側も聴く側も、音楽に対して自由になれるところが最大の魅力なのだ。
デジタル初期のオルガン曲集やヴァイオリン・ソナタ集、フルート・ソナタ集、そしてアムステルダム・バロック合唱団設立直前のオランダ室内合唱団を指揮したモテット集など、この一組で、様々なジャンルにおける彼のバッハ演奏を楽しむことができます。
単にさまざまなバッハ作品を見事な演奏で聴けるだけでなく、コープマンの芸術家としての歩みや奥行きの深さを味わえる一組と言えるでしょう。
ドイツ・グラモフォン(DG)の歴史は、レコードの歴史そのものといっても過言ではない。指揮者たちを起用するとともに、46年にはバッハ以前の音楽を対象にした「アルヒーフ・プロダクション」を創設して、レコード界に大きな一石を投じた。
此のアルフィーフレコードはグラモフォンの古楽器演奏部門の多く録音して昔から聴いた演奏が多くあり音質も優れているようです。
BACH:ITALIAN CONCERTO, etc. / イタリア協奏曲~バッハ:チェンバロ名曲集バッハのチェンバロ作品の魅力が凝縮された1枚。
現代のバッハ、コープマンによる即興的で生き生きとした演奏は、バッハの音楽が持つ時代を超えた普遍的な魅力を、最良の形で再現しています。限りなく広がるファンタジーを持つ《半音階的幻想曲とフーガ》、明るく晴れやかな《イタリア協奏曲》をはじめ、バッハの傑作中の傑作である5作品を収録しました。
中でもイタリア協奏曲は昔からの愛聴盤です。
勿論筆者も今だに数少ないアルヒーフレコードは大切に保管しています。
又、多くのオルガン曲は独特のトン・コープマン独特の演奏が響き、鍵盤楽器奏者としてもとても優れているようです。
AXIOM80 TANNOYのエンクロージャーから流れるオルガン・チェンバロの鍵盤楽器重低音の演奏が最近自然に聴こえるようになった、最近のコープマンは指揮が多いが、コープマン演奏の鍵盤楽器も後世に残したい演奏です。
昨日仕事で出かけらはが途中クリの木があり道に多くの栗が落ち、車に惹かれ潰されている、やはりすっかり秋めいて来ました、今年はとても暑かったです、その家の人に断り栗拾いをしたが10分足らずで30程の収穫です、
今夜は栗ご飯かな?ブラボー!