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「リヒテンシュタイン展」と「ゴッホ展」

2013-04-29 23:17:10 | ひとりごと

前半の3連休の最終日(自分にはGWも関係なし)は

室生寺を訪ねることで計画すみだったが起床して天気

予報を確認すると夕方から雨になるというので山道が

続く自然歩道で雨に遭ったら大変!

 

行き先を変更して連休の後半に予定していた美術展に

行くことにした

 

11時過ぎ、京阪三条駅から平安神宮前にある京都市

美術館に着くと切符を求める長い行列ができていた

 

京都市立美術館ではいま「リヒテンシュタイン展」と

「ゴッホ展」が同時開催されているので美術ファンに

とってこんなありがたいことはない

それ目当てに来た人も多かったと思う

 

 最初は「リヒテンシュタイン展」へ入った

リヒテンシュタインについてはヨーロッパの小さな国

という程度の知識しかなかったのでこの美術展が事前

に高い評価を受けていることがよくわからなかったが

観賞をしてみて噂にたがわぬ素晴らしい作品の数々に

ほんとうにびっくり、感動した!

 

スイスとオーストリアに囲まれ世界で6番目に小さな

国家元首だったリヒテンシュタイン伯爵家が500年

の長きにわたり優れた美術品の収集をしたのが3万点、

英国王室に次ぐ最大級の個人コレクションだそうだ

 

ルーベンス、ラファエロ、レンブラントら巨匠の作品

が88点、今回日本で初めての公開されているらしい

2004年までほとんど公開されていなかったという

二度と観るチャンスはないだろうと思ってかけつけた

 

パンフレットや公式ガイドブックの表紙を飾っている

ルーベンスの「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」

がとくに印象的で大勢の人がとりまいていた

 

 

続いて「ゴッホ展」へ移動

立ち続けて鑑賞するのは腰に負担が大きくてしばらく

休憩をしてから展示場へ入った

ものすごい人、人、人、“こりゃ見られん!”

午後二時過ぎ、時間帯がそうだったのかもしれないが

リヒテンシュタイン展より人が多い!

 

混雑状態でとてもゆっくりと鑑賞などはできなかった

腰が悲鳴を上げていたので後ろからさらりと観賞した

というのが実情で作品も小さくてみずらかった

 

オランダの巨匠・ゴッホといえば、激情、情熱的とか

そんなイメージを持っているが、過ごしたバリ時代の

空白の700日の作品が挫折と苦悩に満ちたゴッホの

波乱の人生の謎解きになっているという

 

ゴッホ展は過去にも見ているが今回は52点の作品の

うち36点が日本初公開だそうだ

うち自画像が8点で神経質そうな表情に情熱的なもの

を感ずることはできなくて意外に思った

 

今日はこの二つの美術展を観た後ウォーキングで京都

国立博物館の「狩野山楽・山雪」展へ行く予定にして

いたが腰の調子が悪くて時間はあったのに断念した

 

それでも京都の春を少しでも味わいたくて新緑の白川

沿いにぶらぶら散策をした

 

桜が過ぎているというのに大勢の観光客が訪れていた

それでもしばし命の洗濯になる時間がもてた

 

京阪四条から特急で淀屋橋へ

14日に車内で数分の間にデジカメを失ってしまった

ので悔しくて乗りたくなかったが行き帰りともに京阪

の世話になってしまった

 

美術展の好きな家内が体調の関係で家に閉じこもって

いるので気分転換にでもなればと誘ったが行ける状態

ではないといっていたので公式ガイドブックをお土産

に二冊買ったがこれが重くて正直なところ困った。

 

結局、大阪も京都も雨降らず、室生はどうだったやら?