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「心の操縦法」・原監督の愛読書

2009-03-26 21:09:35 | 本・読書・音楽
続・WBC 原さんは凱旋帰国した共同会見の場で今日で
WBCは卒業し、明日から巨人軍の監督としてチームに戻る
と言っていた。とても清々しく感じた。

会見で原さんが「侍ジャパンが日一日と進化していった」
と言っていたことが興味深く感じられた。

そして

”おまえたちはすごい侍になった”

と言ったことばがとても印象的だった。


一次、二次予選の初め頃の原監督の動きのない采配には
疑問がなげかけられていたが、後半になってからの原監督
積極的に采配し、選手は伸び伸びと自信あふれるプレーを
して見事な勝利をつかんでくれた。

選手が侍ジャパンというチームに進化というのだろう。

原監督の選手操縦(適切な表現ではないが)はどこにあるのか
気になったので新聞を読みあさり愛読書があることを知った。

夕方、書店めぐりして10数冊を買ってきた

明日の勉強会参加者にプレゼントしたいと思ったのでまとめ
買いをした。

まだ、拾い読みしかしていないので内容について充分な理解は
できていないが

原さんが「原ジャパン」という愛称を断り「侍ジャパン」にした
ことも自分なりに理解できた。

  愛読書とは

  「心の操縦法」 苫米地英人著


著者の苫米地英人さんは、オウム真理教の信者を救うため
カウンセリング活動をしていた心理学者だ。

以下、自分の理解程度だから正しいかどうかわからないが

相手が見えないこと、意識していない「空間情報」は操作が
しやすい、だから空間情報の視点を高くすればするほど情報
操作はしやすくなるという。

イチローは、いきなり「侍ジャパン」というネームにハードル
の高さを感じたと言っていた。

どういうことなのか、どこをめざすのか見えないからだろうが
監督の視点の高さを感じたのだろう。

「個人名ジャパン」とか「リベンジ」とか視点の低いことでは
相手(選手)を操作できないのだということだろう。

特定の監督のためと思えるようなチーム名とか、北京のリベン
ジのためということでは闘えないと最初に異論を唱えたが
イチローと松坂選手だった。

原監督は、選手が自分に向くのではなく、「侍」という見えない
言葉を、選手がどのように見える形の「侍ジャパン」にしていく
のかを選手に問いかけ、選手の意識がまとまった時に闘うチーム
に進化していくと考えたのだう。
そうなれば、選手は自由に動いてくれると信じていたのだと思う。

向上心のあるチームにリーダーはいらなかったとイチローが
言っていたのはそういうことだろうと思った。

これはあくまでも個人的な見方にとどめたい。

巨人ファンではないので原さんに特別な関心もなかったが改めて
ゆっくりと読んで原さんから学んでみたい。
「ドリームジャパン」の王監督、「侍ジャパン」の原監督のコンビ
は強力だった。