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覚悟のすすめ。

2008-10-18 22:43:08 | チャレンジ
書店に並び始めたころから気になっていた
阪神タイガース・金本知憲選手の著書

「覚悟のすすめ」

を買って読んだ

金本選手は地元広島カープにドラフト4位で入団したが
さして期待をされていたわけでもなくプロとのレベルの
違いに、すぐクビになるだろうと何度もあきらめかけたそうだ。

そんなとき「覚悟」きめたという

「いまは実力が足りないから、期待されなくてもしかたがない」

だが

「二、三年後には、絶対に戦力になる」

そのために

「もっと、もっと練習をしょう。

そして、三年目にレギュラーの座を手中にしたとき

「どんなときでも絶対に代えられない不動のレギュラーになる」

「真のレギュラーだったら、少しくらいのケガなら出場するのが義務だ」

「ケガをしていても、それをいわなければケガではない」

と言い聞かせて自分を奮い立たせたそうだ。

いま40歳を前にして連続フルイニング出場世界記録を更新中だが
いつケガをしてもかまわないという「覚悟」をして臨んでいるという
そうしなければ絶対に全力でプレーができないと言う

これまでの野球生活で、胸を張って自慢できることがひとつ

「たとえお金にならないことでも、やるべきことを(打ち、走り、守る)
ことを、全力を尽くしてやってきた」

全力でプレーするのがプロと言い切っている。

金本選手が、毎年末に鹿児島で護摩修行を続けているのは
逃げない、諦めない、プロとしてあり続けたいという覚悟を
するための気入れの修行なのだろうと思う。

広島カープのファンの自分にとって金本選手は
伝統の猛烈に練習をするカープの選手の見本として
まじめで頼りになる選手として大好きだった。

甲子園のC-T戦をレフトスタンドで応援する
その前に背番号10番の金本選手がいた

しかし、その金本選手が相手タイガースの6番をつけて
レフトスタンドの応援席の前を守り始めてから
甲子園のC-T戦には行っていない。

いまでもその姿を認めたくないという一カープファンの
切ない気持なんだろうと自分のことを思う。

しかし、プロとして、いつまでも、鉄人のすごみと
アニキとしてのさわやかなプレーを続けてほしいと
思う気持は変わらない。

イチロー選手の「集中力」

松井秀樹選手の「不動心」

金本知憲選手の「覚悟」

プロ中のプロといわれる選手に共通するのは
単に技術が一流だけではない

その技術を支える強い精神力を身につけていることだ

それがピンチにも動ぜず
チャンスに発揮されるのだろう。