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重みのあるひとこと、清原選手の引退。

2008-10-02 19:41:13 | 輝いて生きる
大阪ドームでの試合を最後にオリックスの清原和博選手が
現役を引退した。

これだけ騒がれ引退を注目されたプロ選手がいるだろうか。

選手として数々の記録を残しながら
打者としては無冠だった清原が最後に射止めた
ファンのみならず多くの関係者からの絶賛は
なにものにも代えがたいご褒美だろうと思う。

まさに「プロの魂をもった存在感のある選手」だった。

それにしても関西に戻ってきたからの三年間は
自分との闘い、復活を目指して故障と闘う鬼気迫る姿は
すさまじいものだったに違いない。

引退しょうと思えばできたのだろうが
ファンに清原の復活と生まれ育った地元関西に
最後の燃焼する姿を見せたかったのだろう
彼の律儀なプロ魂と人柄を思う。

最終打席、清原らしいフルスイングで悔いのない三振
対決した相手杉内投手に
”最高の球だった、ありがとう”と
自分に贈られた最後のボールにサインして贈ったという。

これぞプロ同士の戦い、さわやかな戦いでおわった。

今後について

”最後まで人生のフルスイングを続ける”!

と語っているという。

実に清原さんらしい。
実に重みのあることばだ。


しみじみと思った。

自分の肉体と精神をぎりぎりまで鍛えても
引退の日がくる

しかし

現役を引退する!
と言い切って第一線を退いて行く人がどれだけ
いるやら

自分もそんな人生を送りたい
それには、自分の可能性にとことん挑戦して
初めて言えることなのだろう。

ひとことひとことかみしめるように話す清原さんの
ことばには、やさしさと清々しさを感じた。

甲子園球児として活躍していた姿をスタンドから
息子と何度みたことやら
まだあの頃の大きくふり抜くスイングが目に浮かぶ。

お疲れ様でした。

清原さんの今後に期待と関心があるが
その前にもっと自分に期待と関心を持つことのほうが大事
そんなことを気づかされた清原選手の引退だった。