年一度の開催が原則の「海外同窓会」は、現地に明るい同窓生が案内人を買って出て、ぶらぶらテクテク足に任せて庶民の生活を探訪し、更にうまいものを味わうという趣旨の旅を楽しんでいる。
今年の海外同窓会の行き先は台湾で、当然ながら、案内人はU君ご夫妻だった。
というのも、U君は台湾の台中にある子会社に社長として単身赴任していたことがあり、それに伴い奥さんが6年半通い妻(お子さんの学校の関係で)をしたという土地だったからである。
我々本隊は、羽田と台北の松山空港を往復したが、T君は上海での仕事の関係で数時間遅れて上海から台北に到着し、数時間早く台北から上海に帰るというスケジュールだった。
中国語が話せるメンバーは、Uご夫妻とT君の3名だった。
(今回の旅では、T君の中国語の進歩に目を見張った。・・・彼はここ数年間、夏休み毎に1・2ヶ月中国に滞在し、現地で家庭教師を雇い勉強を続けたという。)
それでは順を追って旅の様子をご紹介する。
タイトルは、「1-1行天宮」である。(1-1とあるは、最初の”1-”は、1日目の1である。次の”1”は、この日の最初のイベントであることを示している。)
行天宮とは、道教のお寺の名前である。連日熱心な信者で賑わっているようだった。それにしても、熱心な若い信者が大変に多いのである。これには驚いた。