Windows Live Mailでは迷惑メールを自動的に振り分けてくれ、複数のメルアド宛のメールを一度に受信できる機能があるので、便利に使用している。
午前2時から５時の早朝にメールを開くと、当然ながら深夜から早朝にかけて発信されたメールが届くのだが、Hや迷惑メールは深夜発信がほとんどである。また、時差の関係でメル友のメールも深夜に送られてくる。
先日メールを開くと、なんのことはない、メル友のメール1通が友人知人ホルダーに振り分けられ、それ以外は全て迷惑メールホルダーに自動振り分けされていた。言い換えれば、通常メールはゼロ通だった。
これはあまりにも極端な例であるが、到着メール総数も4月ころの3倍くらいになり、商業メールとH・迷惑メールの数がほぼ回復したと感じている昨今である。
大震災のせいでほとんどの商業メールが自粛されたと言うのは、他人に対する深い思いやりの心の発揚であり、これが自然に行われるという日本人の良心の存在に強く感銘を受けたのだった。
同時並行的にH・迷惑メールもゼロレベルになったことは、これらと同じ心によるものだろうと思っていた。
このように他人を思いやる心があるH・迷惑メール発行者がさらに深く考えて、彼らのいかわがわしい商業活動を放棄し正業に復帰するのかと思いきや、元の木阿弥となったことに一抹の寂しさを禁じ得ないのである。