12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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草剛(くさなぎつよし)さんと韓国語

2011年05月20日 06時04分52秒 | Weblog

 二十数年前の80年代中、ちょうどソウルオリンピックの前後の頃、仕事で韓国との縁ができ韓国語に接する機会が2年ほどあった。外国との仕事では正確さ第一のため、すべて正規の通訳を介した。それで韓国語を覚える必要性もなく、さらに耳にする発音の難しさから到底体得不可能と割りきってしまった。

それ以降数年毎に顧客の国が変わり続け、その都度正規の通訳のお世話になった。したがって使用言語も変り続けた。そんなこんなで、すっかり韓国語から縁が切れていた。


最近、どうゆう訳か韓国の時代ドラマにハマっている関係で、韓国語に興味を持ち始めた。

先日、ラジオ深夜便で「草剛さんと韓国語」について放送があった。彼は、芸能歴20年でその内10年間大変熱心に韓国語と付き合いマスターしたという。

彼は、ハングルの読み書きを、わずか2週間でできるようになったそうで、インタビューでの話も上手で、特別頭のいい人のようである。(インターネットで読みと発音を見・聴きすることができるのだが、小生の場合には、何度見ても聞いても一向に進歩する気配がなく、難渋している・・・)

小生は、中国文化は日本文化の両親であり、韓国文化はそれの長兄であると思っている。本来ならば、中国文化をもっと学べば良いのだと思うのだが、いかんせん中国語はさらに難しそうに感じたので諦めた。

言語的な共通性としては、韓国語は日本語に近いというか、日本語が韓国語に近いと言った方が正確なかもしれない、と思っている関係で韓国語を、七十の手習いの対象にした。

一番利用している教材は、Gyaoの「チャングム」や「チュモン」という韓国時代ドラマである。幸いにこれらは字幕付きなので生の俳優さんのセリフを聴くことができる。

時々日本語離れした字幕が出ることがあり、我々から見れば翻訳ミスに該当することだとは思うのだが、何故か韓国の人のメンタリティーが現れているような気がして興味を引かれ、それがもう少し韓国語を知りたいと思ったきっかけになった。

草薙さんの話では、韓国の人の感情表現は実に直接的で率直な点が日本と大きく異なると話していた。

そうなんだ日本語に堪能な翻訳者の手にかかった、日本語特有のオブラートに包んだ間接的な表現に変化してしまった吹き替えや字幕でドラマを楽しんでいるのだが、それは本来のものではないのだ。

韓国語が判るようになると、直接的かつ率直な韓国特有の表現から韓国人のメンタリティーが判るようになるだろうと思っている。

(日本の常識は世界の非常識という例えのごとく、抑制した感情表現の日本国が異例なのであり、世界の大半の国ではストレートな感情表現が常識なのだろうと思っている。)

韓国語講座に果たしてついていけるかどうか分からぬが、行けるところまでいこうと思っている。