現代視覚文化研究会「げんしけん」

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となグラ! 「30センチの片思い」

2006年07月11日 22時12分56秒 | アニメ・映像全般
 新作アニメ『となグラ!』の第1話を観させて頂きました。今回は【有坂 香月】と【神楽 勇治】の10年ぶりの再会が描かれる。10年前に比べて、節操がなくなった【勇治】と幼なじみの【勇治】が大好きだけど、なかなか素直になれず意地を張ってしまう【香月】とのベランダでの初恋が、再び止まった時間が動き出す。 
 
 夜明け前。カーテンの隙間から漏れる光。【香月】は嬉しくて寝れなかったのかもしれない。『30センチ・・・それは、私の初恋の距離。私と彼との距離。そして、いつかきっとうめられる、そう信じていた距離。でも、あの日ほんの30センチは、永遠にうめられない遠い遠い30センチになった。私の片思いをここに置き去りにしたままで、だけど、帰って来る。私の初恋が・・・おかえりなさい、勇治』
 笹霞学院。元気に走りながら登校をする【香月】。その姿を見ている【鈴原 ちはや】の『おかしい』のツッコミ。授業中、食堂、水泳部での【香月】の様子を怪しんでいた。望遠鏡で、お菓子を食べながら偵察していた。同じく水泳部の【磯川 ニーナ】の胸のゆれ方にもツッコミを入れていた(笑)。水泳部の部活動を終えた【香月】を屋上に連れて行く。【ちはや】をごまかす事はできない。【香月】が何かに対して、嬉しさを感じている事に気づいていた。はずかしそうな【香月】。片思いの彼が帰って来る為に機嫌が良かった。幼なじみの彼で、初恋で、今でも大好きな【香月】だった。その事を否定する。【ちはや】はいきなり【香月】を抱き寄せスカートからパスケースを取り上げる。その中には【勇治】の子供の頃の写真がある。今でも大切にしている【勇治】との思い出。【ちはや】も応援をしてくれるそうだ。
 買い物をして帰る【香月】。見ると有坂家の隣の家に引越しの業者の車が止まり荷物を運び入れていた。急いで自宅に入る。【勇治】と【まりえ】の為にケーキを徹夜で準備していた。お互いの両親は挨拶を済ませている。【香月】に【有坂 初音】が声をかける。【初音】は【香月】と【勇治】たちを温かく見守り、2人にうまくいって欲しいと願っている。そんな【香月】をあおる姉としての立場も面白いですね。
 自室で着替える【香月】。下着姿。隣の家は雨戸が閉まっている。10年経ち【勇治】と【まりえ】の成長を思い浮かべていた。子供の頃の【勇治】のちょっと強引な性格をなどを、皆で写る写真を見ながら呟いていた。【香月】の妄想では【勇治】は白馬の王子様のようだ。【香月】が期待しているのが伝わる。自然と鼻歌も出てしまう。そこに『香月、居るか~』と【勇治】が着替え中の【香月】の前に現れる。【香月】の下着姿に我を忘れて走り寄る。そして【まりえ】も【初音】も入って来る。この状況は【香月】には理解できなかった。本気で嫌がっているようにも見えた。【まりえ】はクマの人形から銃器を出し『排除します』とペイント弾で【勇治】を容赦なく射撃する。逃げるが【初音】に捕まり【香月】の方に投げる。下着姿の【香月】の胸元へダイブする【勇治】。ズレ上がったブラの胸元に再びダイブするが【香月】のパンチが炸裂し、標的は沈黙する。男の子に見られたとはずかしがる【香月】だった。
 有坂家の居間。怒る【香月】。【勇治】は【香月】のある部分をしきりに気にしている。それはスカートの奥だった。鼻の下が伸びていた。隠す【香月】の仕草。やはり怒っている。目の前の現実は甘くなかった。王子様ではなく落胆していた。【香月】は【勇治】の変貌ぶりに驚きを隠せない。【初音】は更に2人をけしかける。【香月】の鋭い蹴りが決まる。エッチな男の子は相当嫌いらしい。【初音】はとても寛大だ、【勇治】を巨乳で、膝枕をしてくれた。【初音】の胸元に熱い抱擁を交わす。【香月】の怒りは頂点へ『単なる節操なし!』。またも【まりえ】の銃弾が射撃される。【まりえ】は【勇治】の「女グセの悪さを一刻も早く直して貰いたい」と言う。実の妹として微妙な女心も表現されている。口答えをし、歯向かう【勇治】に強化ゴム弾を撃ち込むのだった。【勇治】の想い。【勇治】はあきらめない【香月】のパンチをされ倒れても・・・。

 『別に、楽しみじゃなかったわよ』
 『本当にそうなのか?俺たちは香月たちが大好きだったし、ここでの思い出だって忘れた事ないぞ。また、ここで一緒に良い思い出を作れるって楽しみにしてたんだ』
 『勇治・・・』
 『だからさ、またお隣同士、仲良く頼むよ』
 『仕方がないわね』

握手を求め、近づく【香月】に抱きつくのだった。だが、【勇治】の想いは本物だと思う。どんなにエロエロでエッチな言動や行動を取っていても・・・。
 【初音】は【勇治】と【まりえ】の帰って来たお祝いのパーティーを開きたいが【香月】は怒って部屋から出て来ない。【初音】も少し困り顔だった。部屋では【勇治】の為に作ったケーキを一人で食べようとしていた。しかし、なぜか【勇治】に言われた言葉が甦る。そして【香月】は、ふと10年前のベランダでの【勇治】との出会いを思い出していた。すると、目の前に【勇治】が居た。ケーキを食べようとする【勇治】に【香月】のかかと落しが決まるが【勇治】にはパンツが見えて効果がなかった(笑)。ケーキをしまう【香月】。完全に怒らせてしまったようだ。【勇治】はベランダの外まで吹き飛ばされる。【勇治】は、この時ベランダを見て思った。意外に小さい事を・・・。月日の流れを感じる瞬間だった。
 夜。渡せなかった手紙と4人での写真を見ながらガッカリする【香月】。すると『お~い!居るか?香月。香月~居るんだろ?そういや、俺たちってこのベランダでよく遊んだよな。でも、随分狭かったんだな。それに、ベランダの間も、もっと距離があったような気がしたんだけど・・・』と外から【香月】に話かける。
 【香月】は10年間想って大好きだった【勇治】がエロエロな男の子になっていた事に怒りを感じていた。【勇治】は【香月】の気持ちを知ってか、知らずか、子供の頃のベランダでの出会いの話をする。【香月】は2人の大切な思い出を憶えていた事を驚いていた。
 
 『ねえ、勇治。聞いてもいい?私の事、初めて見た時、どう思った?』     『あ・・・結構、可愛い子かもって思ったかな、それが?』
 『そう・・・なんだ』

その事を聞いて。少し嬉しそうに見えたのは気のせいだろうか?【香月】がケーキの箱を持ってベランダへ行くと【初音】と【まりえ】も一緒だった。懐かしく、おままごとをしていたあの頃を思い出す。再会の乾杯をジュースでする。しかし、その【香月】のケーキは人の食べるものではなかったようだ(笑)。このベランダから、再び【香月】と【勇治】の物語が始まる。


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2 コメント

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Unknown (KATSU)
2006-07-13 23:32:54
やっと1話観れました!いやー想像以上に良かったです。

結構原作に忠実ですね!

ベランダのシーンは思わずニヤリとしてしまいましたw

神田朱未さんの声も香月によく合ってていいです~
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コメント、ありがとうございます! (斑目 晴信)
2006-07-15 01:10:51
 KATSUさん、『となグラ!』良いですよね!

アニメ劇中内での【香月】と【勇治】のちょっと

したセリフなどにも、はっとさせられますね。

不器用な、素直になれない【香月】が良いし、

【まりえ】も素っ気ない所が良い仕事をしている。

【ニーナ】が所々に出ていたのが良かった。

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