現代視覚文化研究会「げんしけん」

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まおゆう魔王勇者 第二章 わたしたちをニンゲンにしてください

2013年01月13日 12時58分30秒 | アニメ・映像全般

 ある農奴の姉妹が逃げ出した・・・ニンゲンになる為に。魔王と勇者は転送をする。極寒からのどかな田舎へ。そこに広がる原風景ではなかろうか。勇者は思う。もっと大きな国で・・・。魔王はわかっている。誰が相手にしてくれる。開拓村。小規模で良い。正体を隠し実験する場所として最高の場所。やはり、魔王と勇者は目立ってしまうかもしれないから。先に誰かが村に入っているようだ。魔王様と呼ぶ大きな声が聞えて来る。勇者は焦っていたが魔王は笑顔になっていた。幼い頃からの側近が待っていた。メイド長。スカートのはしを持って挨拶をする。魔王と勇者の結婚を喜ぶメイド長。期間無制限の相互所有契約。シロツメグサとクローバーほどの違い。同じもの・・・。メイド道に目覚めたメイド長なのだ。魔王軍の指揮も任せた事があるようだ。村への根回しは終わっている。さすがはメイド長です。学者の姫君が魔王に与えられた身分。学術の研究と新しい農作指導の為に・・・。勇者はメイド長のいれたお茶を飲みながら聞いている。魔王は噂を流す事にする。魔王と勇者の決闘。両者とも深い傷を負ったと・・・。魔王には、あまり時間がない。結果を求めている。見たい?見つけ出す。勇者に嫌われないように・・・。
 農業改革。土の質を悪くしない為に。三圃式農業。季節ごとの畑。休ませる畑。これを4年周期で4つに増やす(大麦、クローバー、小麦、カブ)。夏の間はクローバーを豚に食べさせて、放牧し肥料にする。冬にはカブを食べさせる。農作物以外を豊かにする為に・・・。農地と村の統廃合。利権。食料自給率の向上。飢餓の撲滅。だが、魔王の考えは理解されなかった。教育をするしかなかった・・・。
 勇者と魔王の2人きり。暖炉が温かい。魔王は勇者に隣りに来て欲しいみたい。勇者の良い所がたくさんあると、、、怯えない。魔王が女性だから・・・。交渉をする作戦。誤解を受けないように・・・。夕食まで暇で、、、やる事がないと。色々と言っているが、、、勇者に膝枕を。こんな感じですか?勇者は魔王の膝に・・・。俺は魔王のもの。遠慮は無用。魔王は手は勇者の顔に、、、髪に・・・。モフモフしている。太ももは柔らかいと・・・。魔王と勇者の顔が接近する。二人の唇が・・・。その時だった。牛舎の方から馬が騒ぐ音が聞えた。勇者の反応は迅速だ。これからのお楽しみは、また今後って事で・・・。
 牛舎。勇者と魔王は入って来る。馬を落ち着かせる勇者。ランプを持っている魔王。隅を照らすと、、、女の子が2人。怯えるように、そこにいた。ほとんど下着の姿をしていた。そこに、メイド長も入って来た。奴隷・・・。勇者は驚いている。奴隷制の野蛮さ。許されない行為。農奴と奴隷の違い。個人財産が認められている。家や農機具も持てる。家族と一緒に暮らす事もできる。その反面、商業選択や移動はできない。労働力として選択の自由のない存在。重罪・・・。厳し過ぎないか!勇者は言う。自分の運命をつかめない存在は虫。メイド長が正しい・・・。メイド長が手を伸ばす、、、そこを魔王が制止する。明日の朝で・・・。湯を沸かし、衣服を用意させる。反論をさせない魔王。姉妹は食事をしている。もの凄い勢いで、、、どれほど空腹だったのだろうか。姉が立ち上がり、お礼を言う。幼き妹が姉をつかんでいた・・・。明日の朝になっても通報しないで下さい・・・。またも、メイド長が現れる。姉妹に厳しい言葉が用意される、、、町に出て乞食でもやるつもりですか?その言葉に妹が怒る。意地悪だと・・・。都に行って二人で暮らすと・・・。それは夢物語。実現する。姉妹は泣いていた。甘えなのか?勇者が入ろうとするが魔王が止める。わかっているようだ・・・。メイド長は、虫が嫌いなのだ。だが、自分の運命をつかもうとする者は好きと言っているようにも聞えた。虫で居続ける事に甘んじる人を人間だとは思いません。姉は顔があげた。その姉に謝罪を要求するメイド長、、、何かが変わろうとしていた。迷惑をかけた事を頭をさげて謝る姉。わたしたちをニンゲンにしてください・・・。運命の人に出会えたと・・・。冷たい床に、、、まるで土下座のように・・・。這いつくばる、、、姉にメイド長は教えてくれた。スカートを指先で軽くつまみ、、、優雅に一礼をすると・・・。メイド長は魔王に言う。一人では手が足りないと・・・。メイドを雇う事を。メイドを嫌う人は存在しない。魔王は新人メイドを許してくれた。姉はお礼を言うと妹を抱き寄せる・・・。
 青空。勇者を呼ぶ声がする。メイド妹が美味しいパンを届けてくれた。メイド妹も一緒に食べている。とても笑顔のメイド妹である。姉妹で魔王から文字を教わっているようだ。算数も、、、お金を儲ける事も教わっているみたい。メイド妹は、ごく普通の幸せを口にする。食べ物を食べて、温かい布団で寝る事を、服も綺麗にして・・・。勇者は思う。何もしていない。食べ物を獲るだけ・・・。平和もわからない。その先も・・・。
 紅の子弟。魔王が商人子弟、貴族子弟、軍人子弟の3人を冬越し村の邸で講義している。その中にメイド姉も参加している。軍人子弟はよく席を立ちて講義の邪魔をしているようだ。メイド姉も学問を学んでいる。聖鍵遠征軍の事。戦争終結への熱意。経済的支援。社会と戦争の成り立ち。飢える事。この言葉の重みがメイド姉には違っていた。
 勇者が屋敷内を歩いていると階段に座っている魔王を見つける。かなりのお疲れのようだが・・・。人間の子供の相手に疲れている様子。カエルに変えてしまいたくなる・・・。次は、村長の家で授業。勇者も付き合ってくれる。雨が降っている・・・。魔王は寒いのだ。勇者は自分のマントを魔王にかけてくれた。勇者を手に入れて、本当に良かった。お互いにな・・・。ニンゲンは権威に弱い生き物。村の貴族に対する教育によって農地改革が動き始めようとしている。魔王は秘密兵器を持っていた・・・。その箱の中には、、、何が入っているでしょうか?


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