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現代視覚文化研究会「げんしけん」

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ハチミツとクローバーII  chapter.6

2006年08月04日 23時17分58秒 | アニメ・映像全般
 『ハチミツとクローバーII』の第6話を観させて頂きました。【花本 はぐみ】【山田 あゆみ】【竹本 祐太】【森田 忍】【真山 巧】の片想いの第2章。でも、みんな本当は気づいて、前に必死に進もうとしているのが感じ取れます。特に【山田】と【真山】の2人はせつな過ぎますね。【山田】は【真山】が好きだけど振られても諦められずにいる。その【真山】はストーカー並に追いかける【原田 理花】が好きで・・・スペインに一緒に発つ。そこに【山田】を理解してくれる【野宮 匠】が現れる。【はぐ】と【竹本】の恋の行方も気になる所。不器用な人たちの想いが描かれた良いアニメ作品。それが『ハチクロ』だと思います。

 浜美祭の準備が進む中。【森田】は草むらに寝ころび亡き父親との夢をみる。「森田総合技術研究所」何よりも子供たちとの交流を重んじる父親『今晩は、カレー』だと喜びながら家に帰る。その中での【忍】と兄【馨】。光の方へ進む、向って行く小さいロボット「カブタン」。【馨】の「か」と【忍】の「ぶ」を取ったネーミングセンス無し(笑)。幼少期を思い出し『カレー食いて・・・』と言うのだった。一方【竹本】は自分の作品が、大きく、できて行く過程を楽しんでいた。稚内まで行った自転車旅行は【竹本】の自信になっていたかもしれない。もう逃げる事はないだろう。
 【はぐ】は、やってみたい事の箱が自分自身の中にたくさんある。その箱から選び開け、しっかりと考え作り上げる。だが、その箱を全て開ける時間はない。それだけ人の一生は短いのだ。でも、一緒に戦ってくれる人がいれば・・・全て開けられる。その一緒に戦ってくれる人とは・・・【花本 修司】。
 「ロダン」の「地獄の門」。『希望を捨てる・・・』悩み泣いているようにも見えたのは気のせいだろうか?黙って【修司】を見る【はぐ】。『ううん、何でもない・・・』その表情は何か言いたげだった・・・彼の人生、それを奪う権利はない・・・と呟く【はぐ】だった。
 スペインから【理花】からお呼びがかかる【真山】は有頂天。【理花】の番犬がわりらしい(笑)。日本食を用意してスペインに向う準備をする【真山】。もう田舎のお母さんになっていた。「藤原デザイン」の面々との「そうめん談義」は面白い。そうめんにハーブ類は【山田】のスペシャルメニューに匹敵するらしい。【山田】が背後で聞いていた・・・だが「二十日大根」と理想的な薬味を教える【山田】。そこにも彼女の成長が感じられた。女性としての魅力が上がったと思う。
 夜。帰り道を歩く【山田】。その表情はしずんでいた。『私・・・私・・・』と複雑だった。今にも泣きそうだった・・・。誰かに支えて欲しいと・・・。そこに「リーダー」と【野宮】が「散歩」を称して追いかけて来た。追いかけて来て欲しかった・・・泣いていた。見られたくないと隠す【山田】。そんな彼女の頭を撫でる『よく言えた・・・頑張ったな』と言う。【山田】の身体は震えていた
 【はぐ】を見守る【森田】は声をかけない。お互いの道が離れるのは仕方ない。元々近くもなかったと【森田】。しかし、キャンバスの前に立つ【はぐ】はどうして、あんなにも愛おしく、美しいのか・・・。
 【馨】は「父親の会社を取り戻す」と誓う。光の方へ、光の差す方向へ、前へ。【真山】はスペインへ。【竹本】は自動車の免許取りたて、ドライブに誘う【山田】。【はぐ】も喜んでいた。嫌がる【修司】の車で海に行く計画を立てるが、最後まで行く事はなかった。その願いは叶わないが・・・写真はなかったが、みんなの瞳の奥に焼きつくだろう。その風景と記憶が・・・一生消えない一枚となる。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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これも… (タクヤ)
2006-08-05 01:16:10
これもまたみたことありません↓↓

この間妹が読んでいたと思うのでかりてよんでみようとおもいます♪
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Unknown (みず)
2006-08-05 02:05:52
真山は完全ストーカーですww

女性作家ならではの恋模様の心情は男には改めて描けないな~と感じました。



TOPの写真はとてもGJです。

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コメント、ありがとうございます! (斑目 晴信)
2006-08-05 12:13:36
 タクヤさん、いつもお世話になっております!

是非、読んでみて下さい。男性でも読んで共感できる

所が多いと思います。最近の少女マンガって油断

できないですね。



 みずさん、コメントありがとうございます!

ですよね!【真山】怖いです(笑)。本当に

登場人物の心情はうまく描いています。このアニメも

原作コミックだと思います。
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