現代視覚文化研究会「げんしけん」

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チコが彼から貰ったのは思い出だけのはずなのに、、、大戦の暗部と二十面相の遺産がそこに存在する!

2008年06月09日 20時19分31秒 | アニメ・映像全般
 月明かりに照らされた港の埠頭。「二十面相の娘」を狙う者【香山 望】と【津矢 高志】がそこにいる。清波製薬研究員。社長の【清波】からの研究の中止命令が下るが・・・。今止める事は【津矢】を見殺す事になると書き記す【香山】。強奪した現金、、、超人化された【津矢】が寝ている、、、もう後戻りはできない所まで来ていた。人間自身を利用した研究・・・。【津矢】は叫びをあげ、、、壁を殴った。心と身体の分離がはじまっていた・・・恐ろしいよ、、、【香山】は思っていた。大戦中の資料が欲しいと・・・。この実験の基礎研究に関わった人物・・・それが【二十面相】なのか?遺産・・・だからこそ【チコ】を狙うのだ。試験管のむこうには何が見えているのか・・・光や闇か、、、それとも・・・
 美甘家。【チコ】に客人がやって来た。【チコ】の父親の友人【源治】が訪れた。【チコ】も嬉しそうに抱きついた。父の足跡を知る数少ない人物ですからね・・・。【源治】もなかなか来れないようになっていた、、、叔母【淑恵】が苦手であるようだ。つらかったかい・・・【チコ】は顔を横に振る。大人びただけではない、、、どこか・・・良い表情をしている【チコ】なのだ。2年の月日の永さを感じてしまう瞬間だった・・・あっという間だったと・・・。
 【源治】は【空根】探偵に用事があるようだが、、、【チコ】はそれが心配なのだ。捜して貰いたい人物がいる・・・。そこに【トメ】の制止を振り切り【空根】が入って来た。【空根】の力が借りたいと・・・。【源治】の運転する車でどこかにむかっている。【空根】と【チコ】も一緒に乗っている。【空根】はいつでも安全運転のようだ・・・。【チコ】は大人の話を黙って聴ける年齢だと・・・。【二十面相】に近づく為に、、、自分で見て、聴いて、考えて行動するのだ。
 清波製薬。社長の【清波】に【空根】を紹介する【源治】。【チコ】の父親と【清波】は面識があるようだ・・・。【清波】は写真を2枚テーブルに並べる・・・【香山】と【津矢】だった。彼らの持ち去った研究資料、、、【空根】の推理は的外れのようだ・・・。大戦の暗部、、、【チコ】は思い出す・・・【二十面相】たちもそんな話をしていたと・・・彼は知っていたのかもしれないと・・・。
 富越。教室に入る【チコ】に級友たちから見られていた・・・どこか避けられているような。【チコ】も何となく感じていると、、、机に「お前をさらいに戻って来た 二十面相」と手紙があった・・・。【春華】が声をかける・・・知っているはずなのに、、、【チコ】は丸めて【春華】に投げる。見ると字が消えていた・・・。【チコ】が寂しそうに言う、、、本当なら良かったのに・・・。学校が終わり【チコ】が帰宅していると、、、一人の男の子が近づいて来た。紙を渡すと走り去ってしまう、、、誰が、、、今夜十時 家の前で待つ・・・そして、あの符丁が記されていた。だが、、、【二十面相】の字ではないが・・・。風に飛ばされてしまう紙・・・。手がかりが・・・。自分を信じろと、、、彼の言葉だった。その紙を拾い上げた【春華】だった・・・。
 夜。約束の十時がやって来た・・・。【淑恵】が廊下を蝋燭を照らし歩いていた、、、【チコ】は気づかれないように外へ出る。ライトをつけた車が・・・【香山】が運転していた、、、【チコ】ではない女の子がいた。その彼女は【二十面相】の言葉にワクワクしている【春華】なのだ・・・。それを見ていたのが【小百合】と【ミカ】。【チコ】は駆け抜け、、、壁を飛び越えて見ると、、、車が動き出している・・・。【小百合】と【ミカ】の前に降り立った・・・さすがの【チコ】もこれには驚いた様子ですね。
 小糸 春華。彼女の冒険心は勇気か、、、それとも無謀か・・・。【香山】は車を止める・・・【チコ】ではない事に気づいた。【香山】はお金の問題ではないと、、、【春華】を誘拐しても意味がないのだ。それでも、、、楽しみたいのか、、、時間がない、、、16歳で結婚が決まっていると・・・。その事を聴いた【香山】は黙って車を出した。
 その頃【空根】は小説のタイトルを考えていた。我が探偵人生-二十面相と私-。有名な探偵なのに、、、かなりの安アパートに住んでいるようだ。そこに【チコ】が、、、誘拐事件発生です!と。【空根】は社会的な立場と車の運転などで【チコ】のお役に立てそうですね・・・。何と【小百合】と【ミカ】も一緒に乗りむかう事に・・・【空根】と友達と、、、【チコ】を困らせる人たちが多いですね。
 埠頭。警察車両が集まって来ていた・・・。【空根】の安全運転ではいつ着くのか・・・【チコ】は曲がり角にできている新しいわだちを見つける。観察眼も優れている・・・。警官隊に囲まれていた【香山】と【春華】、、、警官の中に【清波】の姿もあった。【香山】も終わりにすると・・・投降した。銀行を襲って、特殊な薬を沢山買った事から足がついたようだ・・・。そこに【空根】が運転する車が到着した。さすがは名探偵ですね・・・【チコ】の見る目が・・・。【春華】を見つけ【チコ】も一安心をする。そして【チコ】は【香山】を見る・・・。もう一人【チコ】を見る人物がいた・・・【津矢】だった。その血走った眼球で見ていた・・・。二十面相の娘、、、大戦中の基礎研究、、、二十面相の遺産・・・。それしか頭になかった・・・。いきなり、、、破壊される倉庫、、、瓦礫と粉塵の中から・・・人間タンクこと【津矢】が出て来た。その雄叫びが【チコ】狙う・・・。成果を越えた限界、、、拳銃などきかぬ・・・。なんと身軽な【津矢】なのか・・・。【チコ】は【小百合】と【ミカ】に逃げるように促した。燃え盛る中に【春華】がいた・・・これが、彼女の求める冒険、、、逃げる事もしない。【春華】の手を引っ張っている【チコ】が【津矢】の視界に入った・・・。正気を失った狂気のアームが【チコ】を襲う・・・このままでは殺されてしまう、、、身軽さならば【チコ】だって負けていない・・・。娘、、、遺産、、、誰も【チコ】の運命にはついて来れないのか・・・。【チコ】はみんなから【津矢】を引き離す為に逆走した。もちろん、、、狂気は追いかける。必要だと二十面相の遺産が、、、大戦中の極秘研究の資料が、、、【香山】と【清波】が話している内容を【チコ】は物陰で聴いてしまう。大戦末期、、、資源の底がつき、、、人間を兵器に利用する、、、その愚かな研究を続けていた、、、それでも研究者として魅力的だった、、、人間の潜在意識を兵器として、、、非人道的なのに、、、人体の可能性、、、何を言っているのか、、、その中に一人の将校がいた。そして、、、大戦に負けた、、、人体実験前に・・・負けてよかったはずだった、、、彼こそが【二十面相】なのでは・・・全ては終わっていない。「二十面相の娘」と呼ばれる彼女が最後の希望なのだ・・・。
 【チコ】は遺産など知らない・・・。【津矢】は血が身体中から流れ出していた・・・それでも【チコ】を徐々に追い詰める。逃げ場を失った・・・。【津矢】は自身の制御をできなくなっていた・・・歪みを、、、きしみを、、、苦しみをあげていた・・・。その時だった。【香山】の肉体が、、、超人化した・・・君もそうだったのか・・・。【津矢】を押し倒した・・・。終わったと、、、大戦中の天才に勝てなかったと、、、【津矢】は正気を取り戻した、、、【チコ】に謝り、、、聴きたかっただけなんだ・・・。この身体をもとに戻す方法を、、、【チコ】は、、、ごめんなさい、、、おじさんから貰ったのは思い出だけです・・・。その事を聴き【津矢】は眠りについた・・・。【香山】は去り際に言う、、、有名だと、、、狙う者たちがまだまだいると・・・気をつけてね。
 【チコ】も知らない【二十面相】の遺産。事件は何とか落着するが・・・。【小百合】と【ミカ】を心配する【チコ】に対して・・・背をむけて、、、避けていた・・・。【チコ】はそれ以上声をかける事もできなかった・・・。【チコ】は下をむいていた、、、そこに声をかけて来たのは【春華】だった。あなたといると退屈せずにすみそうだわ、、、そうでしょう、、、チコ・・・。【チコ】は一人ぼっちではなかったね!