今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

予算委員会速報その1

2009-02-03 12:35:18 | 商店会長のコメント
9時からの予算委員会、質疑者のトップバッターは自民党政務調査会長の保利耕輔先生、まずは総理にスイスで開かれたダボス会議に参加した理由の質問からスタートです。

「金融だけでなく財政も対応しなければこの金融危機は乗り切れない、という日本の考え方と活動内容の報告を世界的な場で表明することの重要性を考え、ダボス会議に出席しました。」という麻生首相の答弁でした。上品な保利先生とのやり取りは、理路整然として頷(うなず)くことが多いのですが、頷きながら頭が下がり睡魔に襲われます。

次は熊本2区選出、当選回数12回の大ベテラン、野田 毅先生。消費税の問題を重点に質問されました。2005年のOECD加盟国の高齢化率と消費税率をパネルにして質問されました。高齢化率20%と一番高い日本が消費税率は一番低い、というわかりやすい質問でしたが、私は国会改革も同時並行で行うことが不可欠だと思っています。

3番目の質問者は奈良4区選出の田野瀬良太郎先生、定額給付金についての質問から始められ、「渡り」と「天下り」、食料品への消費税の軽減、林業から補助国道と幅広い質問をされました。

総理の答弁で心に残る言葉は「『渡り』と『天下り』の全面禁止を規定した省令を作る」という答弁と「税制改正論議の時には複数税率の検討も行う、ということになっています」と明言されたことです。

午前中の最後、11時45分から12時までの質疑者は宮城6区選出の小野寺五典先生です。小野寺先生は午後のトップバッターで、1時から30分間まで質問をされますがその時に質疑者の横にいてパネルの出し入れをするパネル係役を私がやることになりました。

小野寺先生から「日本とロシアの首脳会談で北方領土問題をしっかり議論していただきたい」という質問でした。総理から「『次の世代に、この問題を送るつもりはない!』というのが先方の考えです」という答弁がありました。
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