「大阪維新の会」が開催した政治資金パーティーの席上で橋下代表が
会の名称を「日本維新の会」に変更して国政を目指すと宣言されました。
テレビで見た橋下さんの30分にわたる御挨拶は既成政党に不満と不信を
持つ有権者の心をつかんだのではないかと思います。
自民党に愛想をつかせて「一度やらせてみよう」という言葉に背中を押さ
れて民主党に投票して政権を取らせた。しかし、この体たらく、かといって
自民党に戻るという選択肢は無い、というのが現場の意向のようです。
何故なら自民党総裁選に名乗りを挙げた町村信孝、石破 茂、安倍晋三、
石原伸晃、明日正式表明の林芳正の五氏は、全員が世襲議員です。
「世襲を全否定はしない、しかし」と思う有権者は少なくないと思います。
民主党の代表選に出馬した赤松広隆さんは「一院制だとか議員定数50%
削減だとか、出来もしない事を言ってるから子供の政党だと言うのだ」と
本日の民主党代表選挙公開討論会で発言されていましたが、一院制や
定数削減が何故不必要なのかを言わないと議論にはならないと感じました。
「日本維新の会」の公認候補がどんな実績と経験を持ち、何をやりたいの
かをしっかり見て対応しなければ、また騙されることになります。