本日は5月30日、明後日からは6月です。もうすぐ今年も半分に差し掛かろうとしている
のに、この国の政治状況を見ると暗澹たる思いになります。いろいろな会合で「自民党は
もっと頑張れ」と激励されますが私はもう人に任せている時代は終わったと思っています
ので、「今度頑張るのは貴方です」と言いたい、複雑な心境です。
「民意」という力で政権を交代させ、その与党の体たらくに失望した。だからと言って自民党
への回帰の選択肢を持ちたくないなら自分で議員を選ぶ先頭に立つべきです。
地元の皆さんの意向を正確に捉えた人材発掘から始めなくても各党の候補者の意見を
聞く機会を持つ事はそんなに難しい事ではありませんし、そのお手伝いならいくらでも
私は動きます。もちろん遠い所に行くのは無理かもしれませんが都内でしたら動きます。
2院制度でねじれが起こっているのは今が初めてではありません。しかし政府が提出
した法案の2割しか採択されていないというのは政治の停滞を飛び越えて、危機なの
ではないでしょうか。
解散だけは避けたい幹事長と消費税率アップに洗脳されている総理、そして刑事被告人で
ありながら与党での最大派閥を率いている前代表。この3者で構成されている民主党には
求心力は発生しません。でも多くの有権者は「一度はやらせてみよう」という言葉に騙されて
一票を投じられました。どうも任期いっぱいやるような雰囲気も漂ってきますが、もし4年間
続いたら、「決して忘れてはいけない4年間」になると思います。