地域を元気に! 安田こうせい

魅力ある、ふるさと宮崎を紹介します。

大分県研修二日目

2014年11月11日 | Weblog
 研修二日目は大分県豊後高田市にて国民健康保険の視察を行いました。
 豊後高田市は中心市街地の商店街を昭和30年代をテーマに取り組んだ「昭和の町」は、商業と観光の一体的に活性化が図られ、年間40万人の観光客が訪れます。また、日本「住みたい田舎」ベストランキングでは、全国1位に選ばれました。市の取り組みなどについて学ばせて頂きました。
 国保事業については、特定健診受信率47.1%と高い状況であります。未受診者へのハガキを送信した後に電話連絡することや健康推進委員等の声かけ運動により受診率向上が図られているようでありました。また、健康づくり事業では、基本的に歩くこと。歩いて地域づくりを実践しています。40歳以上の希望者の方に電子万歩計を配布(自己負担1,000円)で市内16ヶ所に設けたパソコンにてデータを市と本人が管理するなどして健康づくりに取り組んでいました。
 この豊後高田市では、興味のある定住に関する政策がたくさんありました。ひとつは、「空き家バンク制度」であります。空き家の有効活用を通じて定住促進による地域の活性化を図り、登録された空き家を市外からの移住希望者に紹介する制度であります。この制度で平成25年度の一年間で121世帯237名の方が豊後高田市に移住されました。人口減少が進む中、すごい制度であります。また、ケーブルネットワーク(ケーブルTV)では火災や台風などの防災情報が瞬時に得られる「告知端末機」が装備され、地区での放送連絡や高齢者の緊急通報等の在宅サービスにも利用されるなど優れたケーブルネットでありました。宮崎県にも導入したい政策と感じました。
 





市内16ヶ所に設けたパソコンにてデータを市と本人が管理!

定住対策

ケーブルネットワーク(加入率90%)

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