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第1回門川町議会定例会

2014年03月21日 | Weblog
定例会開会した3月4日に一般質問が行われ、5人の議員が登壇し町政に対して質問いたしました。
今回の質問は、「子育て支援」「健康づくり」「安心・安全な町づくり」についてであります。


問、子ども課の新設は。
町長、現体制では困難である。


問、小中学校の義務教育中心の教育総務課を廃止し、保育園、児童福祉、保健医療、教育などを含めた、0 歳児から中学生までの子育て行政を一貫して扱う組織として「子ども課」を新設する考えは。

町長 、窓口の一本化により、情報収集が円滑に、かつ容易に行われることや、家庭子育て支援ネットワークの形成などのメリットある。一方で業務内容や人員が必要とするため、現在の体制では困難である。通常はそれぞれの部署にて固有の業務を行なっているが、必要な場面では課をまたいで協力体制を持てる状況にあります。現体制により、今まで以上に連携を強めて充実させてまいりたい。

問、縦割り行政の弊害をなくし、子どもの成長を一本の線でつなぐことが大事です。又、0 歳児サービスから義務教育終了までのあらゆる事務も一本化され、子ども支援のノンストップサービスが拡充され、子育て教育の新たなサービス、子育てしやすい町づくりが図られるのでは。

町長、一本化することでメリットがあると思いますが、教育委員会の膨大組織となり、今の体制では無理と考えます。これから意見等を参考にしながら検討して参りたい。

問、子どもの保健・医療・福祉・教育行政組織を一本化でき、子ども行政の司令塔を明確にすることで地域子育て支援の充実が図られ、行財政改革が進められるのでは。

町長、行政改革にあてはまるか、一考しますが、それぞれの課でしっかりと横の糸を結び、連絡を取り合いながら 業務を遂行していく。


町長、「健康マイレージ」の取り組みについて 健康増進なため健診やいきいき100歳体操、スポーツ活動への参加などでポイントをためると特典として利用する「健康マイレージ」を導入する考えは。

町長、健康増進推進のため、関係課が連携を図りながら、町民の方々のライフスタイル、年齢、体力に合わせた取り組みやすい活動を心がけ、同制度の導入につきましては、導入自治体の推進体制や効果等を注視していく。

問、40歳以上の町民が、本町が認めた運動教室やロードレース、ウオーキング大会、料理教室等のイベントに参加したり、健診を受診したりすると、心の杜の入浴券や商工会が発行できる商品券、景品と交換できる「ポイントシステム」や「健康マイレージ」を実施することで、健康に関する町民の意識向上を図るのでは。

町長、心の杜のスタンプ事業など楽しみのある事例もありますので、十分に検討してまいりたい。

問、多くの自治体では重点課題となっているのが、医療費の増大や国保の保険料の増額といった課題がある一方で、がん検診や特定健診の受診率の伸び悩みなどがあり、町ぐるみで健康づくりの推進が求められているが。

町長、各協議会で特定健診の受診率向上等を推進していく。

問、犯罪抑止及び地域の防犯力向上を図るため、町内に防犯カメラの設置する考えは。また、自治会や地域団体等に対し、その設置費用の一部を補助することで、地域の防犯活動を推進していく考えは。

町長、子ども見守りネットワークや自治会における地域住民の連帯性の強化など、既存の取り組みを継続しつつ、防犯カメラの設置、自治会等への補助の在り方など、今後の研究課題とする。

問、日向警察署(生活安全課)から今年度の犯罪発生状況については、刑法犯・市町村別 犯罪率(10万人あたりの犯罪認知件数は、ワースト1位は、日向市(936、586件)門川町は6位(558.2認知件数104件)である。犯罪率の高い状況等をどのように考えるのか。

町長、発生状況は重く受け止め、子ども見守りネットワーク、青少年健全育成補導員の方々にパトロールをお願いしたい。 町内の主要道路沿線に防犯カメラの設置は。 商工会が8台の防犯カメラを設置している。その効果を十分に参考にしながら検討して参りたい。