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幼児期からの味覚教育が大事です。

2012年08月28日 09時35分50秒 | FB(フェイスブック)から
 
 
 【 幼児期からの味覚教育が大事です 】

昨日のNHK プロフェッショナル仕事の流儀は「糀屋女将 浅利妙峰さん」でした。浅利さん夫妻とは3年前に2時間ほど話し合ったことがあり、懐かしく拝見いたしました。

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糀(こうじ)という日本の伝統的な食文化をいかに復活させるか、そして、日本だけでなく海外にも広めたいと当時から熱く語っておられたのが昨日のように思い出されます。

浅利さん夫妻だけでなく、行政や専門職など多くの方が賛同して草の根的に支援してきたからこそ塩麹が社会的に認知されたという経緯もあるのですが、なによりも浅利さん夫妻の熱意と諦めない心があってこその成功で、その熱意とたゆまぬ努力と人知れずの苦労をお聞きしていたので涙がこぼれました。

私(松田正明)は醤油の大産地である香川県に生まれ育ち、祖母から「醤(ひしお)」「もろみ」の食文化を教わりましたが、「糀(こうじ)」は記憶にありません。ですから、今も塩麹を使うことはありませんし、今後もないでしょう。幼児期の味覚にないものは抵抗があるのです。あくまでも私個人のことですが。。

幼少期の味覚体験が成人後の食生活や人生そのものに大きな影響を与えることを昨日の番組をみて強く思いました。

浅利さんは「糀の力」を疑うことなく信じることができますが、私はそうはなれません。3年前も同じ話をしたとこを鮮明に覚えています。浅利さんも「醤」「もろみ」に関してはわからなかったのです。

共通して言えることは、本物の「糀」「醤」「もろみ」に囲まれて育ったから、お互いの今があるということです。

子供時代の味覚教育を真剣に考える時期だと思います。なにを食べさせて、なにを与えないか? とても大切なことです。

 「幼いときの食」が人生を変えることがあります。

    子供たちの未来のために、私たち、大人が
      なにをしなければいけないか?


教育問題も含めて、立ち止まって考えてみる必要があるのではないでしょうか?


<番組>
http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0827/index.html
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