シャドウピッチング

活字が好きじゃなかった私も、なぜか文章を書きたくなってきた。これも歳なのか。。。

日本サッカー ゲームキャプテン長谷部誠 『心を整える』

2012年01月22日 21時49分01秒 | 映画・ドラマ・本

昨年オリコンで7位、紀伊国屋では4位、TUTAYAでは1位にランキングされた、サッカー日本代表チームキャプテン・長谷部誠 作 『心を整える』。

 

実はこの本、昨年娘からの父の日のプレゼントでした。

 

が、本はそのまま娘の本棚に・・・・・

 

で、模倣犯を読み終わった秋口から読みました。すぐ読めちゃいます。

スポーツ選手の本は、阪神金本選手『覚悟のすすめ』以来。サッカーも好きなため、書かれている試合内容の一部も記憶にあり、ホントさくさく読めます。それだけでなく、非常に面白い。

 

で、印象に残ったこと

○ミスターチルドレンが好き。
・・そう言えば自分は、このアーティストが好きと言う特定のものが無いな。。。

○本を読んで印象に残ったことをノートに記録して残す。
・・素晴らしい! 私には絶対出来ない=継続は力なり!的な事。

○監督は選手と親しくならない。親しくなると、判断に迷いが出来たり、非情になれない。
・・代表監督など、全責任を負うリーダーの孤独さをあらためて感じた。企業でも職制には部門としての成果を求められるものの、部下とのコミュニケーションは重要。その中で親しさも求められると思っている。立場が違いすぎるのか?自分が甘いのか?

○自分自身を見つめる時間を必ず作る。
・・長谷部選手は、『何もしない時間』をあえて作られている。その事に、自分には出来ないなあと思う。私は、何もしない時間を作る事ができない。何かしていないとだめ。その時間がただ横になってテレビを見ていても良い。とは言え、『無駄だな、この時間』と思うことはしない様にしているつもり。でも、その代りにやっている事がブログ。Facebook。。。。無駄じゃないこと、とも言い切れない。。(少なくとも妻には良い顔はされていない)

自分を見つめなおす時間を、毎日1時間も、眠る事もなく継続している長谷部さんは、違う領域の人、哲学者的な感覚を持っているのか?そう言うことをやられていることが凄いというわけではないものの、まさに『心を整える』習慣を身につけられている事が参考になります。自分の足元をふと立ち止まって確認する事は、とても大切な事ですがなかなかできない事。強い心を持っていると思いました。

 

日本代表チームのリーダーたるもの、そんじょそこらの青年(中年)とは背負っているものが違う。立場が違う。やっぱり生活全てがサッカーがベースになっているなあと、凄く感じます。非常に勉強になった本です。

推薦!!

 

※ちなみに昨年オリコンで1位、紀伊国屋では2位、TUTAYAでは2位にランキングされた、『謎解きはディナーの後で』。

ドラマは桜井君出演で面白かったのでしょうが、小説は残念ながら2話まで読んで断念。わたし的にはいまいちだったな。。。。。


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