シャドウピッチング

活字が好きじゃなかった私も、なぜか文章を書きたくなってきた。これも歳なのか。。。

ごめんね青春! やっぱりクドカンは凄いね!

2014年12月13日 17時30分05秒 | 映画・ドラマ・本

日曜日夜9時のドラマ『ごめんね青春!』クドカン脚本の学園モノ。あまちゃんでは出し切れなかったクドカンワールドが満載との触れ込みで、主題歌も関ジャニと局も力を入れまくり。
今回のクールでは、以前書いた『素敵な選TAXY』も面白いですが、一番は『ごめんね青春!』ですね!とにかく私は好き。


クドカンならではの、「このシーンの為にこの役名が遠藤だったのか!」と唸らせるシーンや、恋愛模様もどんどんメンバーが変わり、展開も早い。でも、ベースには男女共学に揺れる在校生や先生の心の移り変わりと、主人公・原一平と蜂谷先生の成長の姿。満島ひかり扮する蜂谷先生は、うるさいし厳しいし忙しいし。一緒にいたら疲れて仕方なさそうだけど、真っ直ぐ過ぎて、そこがまたカワユイんだね~。
学校風景。原先生の熱意のおかげ?か、初の共学クラスの一体感が凄い!こんなクラス、日本中探してもないだろうと思いますが、あったら良いよな、と思わせる。イジメとか、シカトとか、冷めてるとか。現代に限ったわけではない一般的な学校のクラスの雰囲気とは違う、みんなが言いたいことを言って、それをぶつけあって、尊重して、助け合う姿は、おじさんには羨ましいシーン。で、やるからには全力でやる。それが青春!


また、今の世の中の事もちらほらまぶして。ゆるキャラブームの今。舞台の三島にも、『みしまるくん』なるゆるキャラが登場。これがまたカワユイ!ドラマだけじゃなくて、実際にもご当地ゆるキャラにした方が良いのではないだろうか?そのゆるキャラに人生を捧げる中川家兄扮する登場人物も出てきて、あー実際ゆるキャラブームで働く人も日本中に沢山いるのだろうと、ふと思わせる。


男女共学について。埼玉や群馬は、未だに男子校、女子校が高校では多い。しかも、歴史と伝統の県立高校に。そういう私も歴史と伝統の男子校卒だが、母校がもし共学になるとしたら、、、、、羨ましい限り。自分の時にそうであって欲しかった、、、かもしれない。かもしれないのは、やはり男子校には男子校の良さがあるので。女子がいたらこうはならないだろうなあ、と言うようなシーンが色々思い出される。でも、共学は絶対いや!という事もないかな。


だが女子校はどうも違うらしい。今から10年以上まえの事ではあるが、男女共同参画推進の会合には参加した時のこと。ある女性参加者の意見を皮切りに、何故か女子校の共学化反対の集会に変化。歴史と伝統、、、、なんとなく共学を検討する前の聖三島女学院の様な雰囲気。どっちが正しいと言うことはないけど、青春はやっぱり共学の方が楽しいんじゃないかな?


また、風間杜夫、平田満扮する二人の父ちゃんも良い。息子、娘をホントに大事にしている。ちゃらんぽらんだけど。また前回の風間杜夫の亡くなった妻(森下愛子。たまに観音菩薩で出演)への想いの言葉、よかった!
「妻がね、あー面白かった、って言ったんだよ。亡くなる前にね。あーいい人生だった、とか、じゃなくて。あー面白かったって、最高じゃない。」
最高かもしれないな、、、と。思いましたよ。そんな言葉、出てこないなあ。多分。このシーンよかった。



とまあ、盛り沢山のごめんね青春も次回最終回。どうなるのか、楽しみは沢山ありますが、今週は選挙で放送なし。でも楽しみが残ってるということで良しとしましょう。


で、やっぱり私の座右の銘は、相田みつを先生の


『一生感動、一生青春』

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