今回の福島の旅の宿は、郡山から会津若松の間の温泉宿、磐梯熱海。『湯のやど 楽山』
HPがきれいで、食事も魅力的だったので選びました。
実際宿に着いたとき、正直外観を見て『これは失敗したか!』と思ってしまいました。HPとは違って結構古そう。。。。。。しかし、玄関の自動ドアが開いたときにその心配は吹っ飛びました。奇麗で品のある宿です。
(写真を結構たくさん撮ったので、今回は縮小版の写真で。。。クリックいただければ拡大できます)
一緒に迎えてくれているピカチューとアンパンマン(なぜあるのか?聞き忘れました)
到着時に頂いた、つめたい玄米茶とお菓子。雰囲気よいでしょ!
この宿は、ほぼ全フロアが畳のため、玄関で靴を脱ぎ、スリッパがありません。
ここはお風呂の入り口。スリッパがないので、たくさん入浴されているのか?空いているのかがわからない・・
お風呂の入り口。平日だったためお客さんも少なく、いつ入っても3、4人しかお客さんが入っていませんでした。
露天の陶器のお風呂。ヌル湯で一人でだーっとゆっくりできる。これが一番気持ちよかった!
露天の岩風呂。雰囲気良し。温度は一番熱め。気持ちよいが、ちょっと出て休む場所がない。。。のぼせそう。。。
木や竹のベンチがあるとありがたい。
で、次に今回の一番の楽しみの食事に。
テーブルにはあらかじめ、前菜、エゴマ豚のしゃぶしゃぶ、お刺身があり、この後うどん、かくれんぼ鍋(お味噌汁代わり)と全7品が出るのですが、それ以外にこの宿の売りの『かまどレストラン』があります。地元の野菜や魚などをお釜で炊いたもので、全6品。これはバイキング形式となっています。これはボリュームたっぷり。
こちらがメニュー。右半分が個人ごとにあらかじめ出される品。左半分が「かまどれすとらん」です。
かまどレストランの絵。もうお客さんがひいた後なので、全部ふたがしてあります。今回は賀茂ナスともつ鍋が旨かった。もちろんお焦げご飯はかかせません。
当然お酒は福島の地酒を注文。
で、最後にかくれんぼ鍋というのがでます。あらかじめ出汁に野菜と肉をいれ、そのおひつみたいなものをテーブルわきまで持ってきて、そこに1000度くらいまで熱した溶岩を入れるというもの。蒸気がぶわーっと出て一気に煮ます。一気に煮るため、野菜がしゃきしゃきのままとの事。確かに食感がシャキシャキでした。
あ、ちなみにこの旅館にはプールがあります。猛暑の夏休み。都内や埼玉のプールはそれはそれはイモ洗い状態でしょうが、ここはガラッガラ。泳ぎ放題。隣のホテルと提携しているのか子供たちが楽しそうでした。(写真は朝のため誰もいません)
最後は朝食。朝食も「かまどレストラン」です。玉こんにゃくの煮つけ、野菜の炊き上げ、エゴマ豚のウィンナー、豆腐、ごはん、味噌汁の6釜。
どれも旨し。それ以外も全部バイキング形式です。
それ以外にカスピ海ヨーグルトとコーヒーもあり。
静かでゆっくりするにはもってこいの宿でした。旅館のいたるところ隅々まで掃除が行き届いています。お風呂の脱衣場も奇麗。
家族みな満足できました。強いて言うなら、暑い夏のこの時期は、布団以外にタオルケットもあるとうれしい。あと、無料マッサージ機が3台あるのはもの凄くうれしいのですが、そのうち2台は故障気味だった事が残念・・と言う事かな。
震災による風評被害もまだまだ続くと思います。でも、がんばってほしい。今度は紅葉の時期に行きたい、思える素敵な宿でした。