今年最後の土曜日。今年のNHK朝の連ドラも今日が最後でした。春からの『あまちゃん』が大ブレイクした後、そのあまちゃんを上回る視聴率を稼ぎ続けている『ごちそうさん』。 ここまで人気が出るとは思ってもいませんでしたが、実際見てみれば毎日朝が楽しみになっています。。。
なぜここまで人気が出ているのか?おそらく色々なところでその原因についてコメントが出ているんでしょう。私は全く読んでいませんが。で、自分でも何が面白いのか?と考えるのですが、これっ!と言う決め手がぱっと思いつかない。一つ言えるのは、食べることを主題にしているので、出てくる料理がおいしそうな事と、それを食べる主人公「め以子」の食べっぷりが良い。子役時代のめ以子が、イチゴを食べる時とか、おばあちゃんに持っていくために雨の中を歩いて歩いて、川に落ちて、、、、でも、自分も食べたくて食べちゃう。。そういうところが可愛く、愛らしく、共感を覚える。大正時代にこれだけの食材を使っているなんて、実際どのくらいあったのだろうという疑念を持ちながらも、そのおいしそうなものをみると良いなあとおもちゃう。
それと、視聴率には関係ないのか、関係あるのか、微妙ではありますが、俳優陣が結構落ち着いた方が多い。め以子の同級生の桜子やタミちゃんも、女学生の役なんだけど若くない。(ごめんなさい)。嫁ぎ先の西門家の出戻りお姉さんは、まるでお母さんじゃないかと思う。(緑子さん、ホントすみません) でも、それぞれウマーくはまっていて安心感がある。お姉さんのいびりは、まさにキムラ緑子さんの名演ですよね。いまどきのドラマではあまりなくなっているシーンが多く、これこそ現代の人には受けないかと思いますが、あまちゃんが若手向きすぎたのとは逆に、巷の奥様達には今の方がハラハラ、ムカムカ、すっきり見れて楽しいんだと思います。
今日で半分が終了。来年からは優太郎君がちょっと嫌な役になるような噂も聞きますが、子供も3人恵まれ、だんだん戦争が近付き、め以子はどうたくましく生きていくのか。これからも楽しみです。
で、泰三。名演!素晴らしい!
主題歌 ゆず「雨のち晴レルヤ」 のPV。映画風に作られており、監督は蜷川実花。