Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

92年前の名子役再び

2016年11月01日 | 日記
92年前の名子役再び


「ハローウィン」が終わった。
今や、「バレンタインデー」の市場規模を抜き、クリスマスに次ぐイベントとなったことをニュース番組で触れていた。言われなくったって街を闊歩する若者、子供、幼児までマントを羽織り、被っているとんがり黒帽子をみれば納得というものだ。
 
 11月のイベントとしてすっかり定着したなと思いつつ、カレンダーをめくれば残り2枚となっている。(1枚のものもある。)こちらのほうがハロウィンより驚きである。

毎月1日は興行関連で映画の日となっているそうである。(正式な「映画の日」は12月1日)

 先週、小豆島に連れて行っていただき、念願の「二十四の瞳」のロケ地をいろいろ見せて頂いた。何じゅぺんも観たこの映画の各シーンを思い出しながらブログの原稿を書き始めていたら朝日新聞に今回の動画の記事が出た。

 勿論、この俳優は知らなかったが有名な子役だったことが触れられている。もう一人、子役で有名なシャーリー・テンプル(1928 04 23生)より10歳もご先輩のようである。

「二十四の瞳」は次回以降に触れるとして、飛び込んできたこの映画に関連するトピックを情報提供したくアップした次第である。

 因みに日本で映画が一般に公開されたのは1896年11月25日から29日の5日間、神戸市の神戸倶楽部(今のどこなのかは不明。)だったそうで、19世紀の終わり、20世紀に足を踏み入れる直前だったようである。折角だからとことん調べて、エジソンの発明した映画とどうかかわっているのか知りたいところだか、誌面が足りない。ここは皆さんの調査に委ねることとしたい。




動画の記事➡
「ベビー・ペギー」主演、92年前の幻フィルム見つかる

 アメリカの無声映画時代の人気子役で、「無声映画時代の最後のスター」といわれる女優ダイアナ・セラ・キャリーさんが主演した、92年前の映画のフィルムが日本で見つかった。いま98歳、カリフォルニア州で健在のキャリーさんは「5歳のときに出演した映画がまさか日本で」と驚く。

 発見したのは東京在住の活動写真弁士の片岡一郎さん(38)。上映できそうな無声映画の作品をネットオークションで探していたところ、熊本県から出品された9・5ミリフィルムを見つけ、6650円で落札した。9・5ミリフィルムは戦前、劇場用映画を家庭で鑑賞するために作られた規格。保存状態は良く、「1931、DAIREN」「ペギイのお手柄」といった日本語のタイトルや字幕が入っていた。「当時中国大陸にいた日本人が撮ったアマチュア映画だと思っていた」と片岡さん。
 ところが、アメリカの映画史研究家デイビッド・ステンさんらがフィルムを検証した結果、24年にアメリカで公開されたコメディー「OUR PET(私たちのペット)」であることがわかった。主演はベビー・ペギーの名で人気だった当時5歳のキャリーさんだ。

 おてんばなペギーが大人たちを振り回すコメディー映画のシリーズが、21~24年ごろに150作以上撮られた。いまフィルムはほとんど残っていない。ステンさんは「映画史にとって貴重な発見だ」と語る。

 フィルムの長さから15分程度とみられる。フィルムは修復した後、ステンさんに託される。片岡さんは「キャリーさんに映像を見ていただきたい。フィルムをしかるべきところに寄贈し、研究に役立ててほしい」と語る。(伊藤恵里奈)

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