Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

阿寒湖の秋

2015年10月29日 | 日記
阿寒湖の秋


 時間があったら「まりも」を見にいくことにしていたが、前も、後ろも時間がなく、やむなく限られた時間だけの湖畔めぐりとなってしまった。
結果的にはそれがよかった。

雄阿寒岳はスカイブルーの中にでっかくポーズを取ってくれていたし湖岸は昼時であったこともあり観光客もまばら。昼下がり、私は秋の阿寒湖岸をゆっくり探索できたのである。

 昨年は噴火前の箱根、芦ノ湖を訪ねたが今回の道東、阿寒湖はこの芦ノ湖の約1.9倍の広さ、平均水深でも2.8メートル深い17,9メートルもある、意外と大きい湖である。

 以前、NHKが「まりも」がまるく形成される過程、生態を特集していたことを思い出した。阿寒湖面を吹く風、波が大きく関与していた内容であったように記憶している。


そんなことをいろいろ思い出しながら撮影ポイントを探していた時、遊覧船が私を待っていてくれていたかのように水面にゆるやかな波紋立てながら出航してくれたのである。

素人にはなかなか取れないタイミングでシャッターが押せたのである。


『 秋湖岸  まりものような  波よせて 』(柳子)