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日本の中学校の先生について書いていますが、メキシコではそうではないようです。メキシコ日本人学校に勤務していたとき、現地の中学校を訪問しましたが、先生の仕事は「勉強をさせる」だけでした。ある日系人の保護者が、先生との面談で「うちの子の友人関係はどうでしょうか？うまくいっているでしょうか？」と質問しました。すると、その先生は、「それは私の仕事の範囲内ではないのでわかりません。私が言えるのは、子どもさんの成績についてだけです。」と言われたそうです。
部活動もありません。一般に、学校が終わるのが2時、3時ですので、スポーツ等をやりたい生徒はそのあと学校外のスポーツクラブに行っているとのことでした。
どちらのシステムがいいか一概には言えません。日本のやり方がいいかどうかもわかりません。要は、教育を通して子どもが心身ともに健康に育てばいいのではないでしょうか。
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では、中学校の先生方はどのくらい忙しいのか？・・・それは、「非常に」忙しいのです。授業以外では、特に「部活動」と「生徒指導」です。
「部活動」については、私は剣道部の顧問を長年やりました。特に新採の学校は部活動が盛んだったせいもあり、先生方はみんな熱心に取り組んでいました。平日は毎日遅くまで練習。土曜日、日曜日は剣道大会や練習試合でいつも出かけていました。家族サービスはほとんどできなかったので、当時、妻のことば：「私は剣道未亡人ね。」でした。
今、「多忙化防止」と言われていますが、部活動をいれると、一ヶ月の残業時間は100時間を悠に越えます。中学校の先生は忙しいです。
ただ、生徒との人間的なつきあいや師弟関係などを体験できるので、「部活動顧問をやってよかった。」と思うことしばしばです。
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学校の先生（教諭）は勉強を教える仕事です。・・・このイメージは私が教職を志すときに抱いていたことですが実際はそうとは限りません。教育実習に来る実習生（大学生）は、ほぼこのイメージを持っています。 ところが、3週間ほどの実習を通して、ほぼすべての人が、「勉強を教えるだけじゃない・・・。それ以外の仕事がたくさんあるし、大変だ。」ということを感じて（大学へ）帰っていかれます。また、（本当に先生になろうと思っている人には）そのあたりを意識して指導しますので、なおさらそのイメージを持つのかも知れません。
実際は、学級活動、道徳、進路指導、生徒指導、総合的な学習の時間、そして部活動やPTA活動、さらには事務の仕事と授業以外の仕事が山ほどあるのです。
現場は忙しいです。本来しっかりやるべき「授業のための教材研究」をする時間を十分にとることができないのが実態です。
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中学校の先生ってどんな仕事？・・・中学校の先生になって早くも30年も経過してしまいました。その間、先生という仕事について、「イメージと現実」、「昔と今」、「教諭と管理職」 など 違いがあるかもしれないな。 ということを、今、思っています。そこで、今回は私個人の体験をもとに意見を述べたいと思います。
学校の先生は、『勉強を教える仕事』？・・・ある意味では正しいですが、ある意味では正しくありません。（続）
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「先生！ブログ見てますよ。給食がのってますね。」と言う生徒。この写真はその生徒へのちょっとしたいたずらです。あらためて今日の給食の写真↓です。
今日もおいしくいただきました。「年とったら肉よりも魚のほうがよくなる。」と聞きますが、私はまだ肉のほうが好きです。・・・ということは、まだ若いのですね！？
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