昨日、54年前に家内と散歩した日野の多摩川の堤防の上を散歩して来ました。
風の無い「光の春の日」の午後でした。
その近所に家内の家があったのです。
54年前は多摩川の堤防まで一面の水田でした。その水田の中に小さな島のように養蚕試験場の桑園が緑に盛りあがっていました。
その試験場の跡地は仲田蚕糸公園という公園になっています。
その蚕糸公園と多摩川の堤防を家内と一緒に歩いたのです。小さな幸せをしみじみと感じました。この54年間にいろいろなことがありました。
それを少し思い出しながら静かに語り合う老境の散歩でした。それこそ小さな幸せです。いろいろな人々に助けられ辿り着いた境地です。今は亡き恩人たちに感謝しながら歩いてきました。
そうして昨日も過ぎて行きました。流れ行く日々です。
下にその散歩の折に撮った写真をお送りします。
上と下の写真は仲田蚕糸公園の風景です。広い駐車場がついています。
下の写真は「光の春」の感じを撮ったつもりです。
この公園を抜けると多摩川の堤防に出ます。
・堤防の土手には可憐なイヌフグリの花が咲いていました。
今日は日曜日なので、これから 教会のミサへ行きます。 これも幸せなことです。
教会では、
皆様のご健康と平和をお祈りしてまいります。後藤和弘(藤山杜人)