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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

今日のカトリック小金井教会のミサでは堅信式がありました

2018年11月25日 | 写真
今日のミサの中で堅信式がありました。
洗礼を受けてしばらくすると、篤い信仰と聖霊の助けをうけて人々に福音を伝えられるようになります。
その儀式が堅信式なのです。
今日は東京大司教区の大司教のタルチシオ菊地功神父様が志村武神父さまと小金井に来て下さいました。
そして主任司祭の加藤豊神父さまと一緒にミサの司式をして下さいました。
今日、堅信式でタルチシオ菊地功神父様から聖霊を受けて堅信した方は9人でした。
今日の堅信式とミサの光景写真を5枚お送りいたします。









異国情緒豊かな函館の古い教会と外人墓地

2018年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は日曜日なので函館の古いカトリック教会やロシア正教会や外人墓地の風景写真をご紹介したいと思います。
2012年6月17日、18日、19日、20日と、函館郊外の湯の川温泉に3連泊し、車で丁寧に回りながら撮った写真です。

1番目の写真は函館のカトリック元町教会です。
1859年(安政6年)にフランス人の司祭、カション神父によって建てられた古い教会です。
このカトリック元町教会は、以後、3度の火事にあいます。
現在、数多くの観光客が訪れる建物は1924年(大正13年)に出来たものです。

2番目の写真はカトリック元町教会の内部の写真です。
この教会の中央祭壇と、会堂の内壁に飾ってある14個の木造彫刻はイタリーのチロル地方の作品です。ときのローマ法王ベネディクト15世が寄贈してたものです。力強い作品です。美しい作品です。この教会全体が調和を持った一個の美術的な作品になっています。
明治維新の起きる前の江戸時代です。キリシタン禁教は厳しく、明治政府になってから7年間もキリシタン禁教が続けられたのです。
ですから教会が出来ても隠れキリシタンは訪れることは出来ませんでした。
そんな古い時代に函館のカトリック教会が造られたのです。
函館観光に行ったら是非、このカトリック元町教会の内部の中央祭壇と内壁に飾ってある14個の木造彫刻をご覧下さい。イタリーのチロル地方の作品です。

3番目の写真はロシア正教のハリスト函館教会の写真です。
1858年、日露修好通商条約が出来るとロシア領事、ゴシュケヴィチがすぐに函館に着任します。
彼は領事館の付属聖堂としてロシア正教の教会堂を作ります。そして1861年には領事館付き司祭としてニコライ神父をよびます。このニコライは後に東京の神田にニコライ堂を建て、ロシア正教を基礎にして日本正教会を作ったのです。
彼は日露戦争が起きても、日本に踏みとどまって日本人信者の為につくしたのです。亡くなった時には明治天皇から花輪が贈られ、上野の谷中の墓地の土になったのです。

4番目の写真は函館のロシア正教の外人墓地fです。
函館に行ったら是非外人墓地もご覧下さい。函館の東南の小高い岬にあります。故郷を遠く離れ異郷に眠る人々の冥福を祈ると何故かロマンチックな気分になります。皆 海に向かって建てられています。
このように函館は長崎、神戸、横浜と同じように明治維新前後の教会や外人墓地があって異国情緒の豊かにある町なのでず。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)