中国はエネルギーの70%を今だに石炭に頼っています。アメリカや日本は25%前後です。そして石炭の使用量の多い国の順序は中国、アメリカ、インド、日本、南アフリカの順です。日本では多量の石炭を大型輸送船で輸入し、製鉄業と石炭発電所で消費しています。
外国の大型露天掘りの低価格石炭のため、日本では炭鉱が消滅したのです。そのお陰で、悲惨な炭鉱事故は皆無になりましたが、中国ではしょっちゅう起きているのです。
チリでの33人の救出が成功した14日の夜に中国の江西省の炭鉱で落盤事故が起き、9人が閉じ込められました。中国政府の救出努力を見守りながら、無事生還を祈ります。
下にそのニュースを転載します。ニュースの更に下にWikipedea の「石炭」の項目から参考資料と写真を転載させて頂きました。
産経ニュース:インターネット版;( http://sankei.jp.msn.com/world/china/101015/chn1010151756002-n1.htm )
【上海=河崎真澄】中国国営新華社通信は15日、中国江西省の炭鉱で14日午後9時(日本時間同10時)ごろ落盤事故が発生し、作業員9人が地下186メートルに閉じ込められたと報じた。 閉じこめられた作業員9人の安否などは15日夕までに伝えられていないが、関係当局が現場で救出作業にあたっているという。
事故が起きたのは中国南西部に位置する同省の鉛山県興旺炭鉱。新華社電は同省の炭鉱安全監察局や鉛山県政府が事故の一報を受けたのは15日午前だったと伝え、危機管理態勢に問題があったと指摘している。
中国では各地で炭鉱事故が多発しており、チリの落盤事故で作業員全員が救出されたことで、坑内に避難所を設けたり、作業員に安全教育を徹底したりするなどの緊急対策を求める声が上がったばかりだった。
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石炭の使用量一覧:2008年の主要消費国上位5ヶ国は中国(70.2)、アメリカ合衆国(24.6)、インド(53.3)、日本(25.4)、南アフリカ(77.7)である。( )内は各国の1次エネルギー消費に占める石炭の割合(%)。
参考資料、「過去の炭鉱事故」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%82%AD
石炭が他の鉱石と著しく異なる点は「良く燃える」ことであり、それによる大規模な炭鉱災害が度々発生している。炭層内に含まれるメタンガスが突然噴出し引火して爆発したり、炭鉱内に飛散した石炭の粉塵に引火して炭塵爆発を起こしたり等で多数の犠牲者が出た事故が過去何度も発生している。犠牲者が最も多かったのは日本統治下の満州の本渓湖炭鉱で1943年に発生した炭塵爆発事故で、死者の数は1,527名に達した。日本国内の事故では1914年に方城炭鉱でのガス爆発事故が死者687名を出している。1910年頃までヨーロッパでも死者300人を越える事故があったが、1913年のイギリスのセングヘニス炭鉱事故(死者439名)以後、欧米では犠牲者300名以上の爆発事故は発生していない。それに対して日本では1963年の三池炭鉱(盆踊りの炭坑節で有名)炭塵爆発事故で458名の死者を出している。
藤山 様
初めてご挨拶申し上げます。沖で大声でお声をお掛けしました「ヤマハ23ⅡEX」のETOと申します。
藤山様のブログいつも興味深く拝見しております。
セイリング画像有難うございます。大変嬉しく思います。
実はこの日初めて霞ヶ浦でのセイリング(試走)でした。画像とても記念になります。9月中旬に係留許可を受け今後当地でセイリングを楽しみたいと思います。これからお会いする機会があると思いますのでご挨拶にお伺います。宜しくお願い致します。
まずはお礼申し上げます。 流山市:ETO
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コメントには 流山市:ETOさんのメールアドレスと実名がついて居ましたので写真が送れます。そして何時かは一緒にセイリングしたいと思っています。