ガス、水道もなく、テレビや新聞も無い山林の中の小屋に泊まることは辛い体験です。しかし冬の厳寒の小屋に毎年3回以上、独りで泊る努力をしています。安逸に流れる東京の生活で、堕落しやすい精神を鼓舞し、少しはましな老後を送りたいと思っています。
昨夜の一泊も試練のつもりで行きました。暖かい日でしたが夜は冬に逆戻り。小屋を出て見ると満点の星空です。昼間に4時間かけて掘った飲み水専用の泉の所まで、酔い覚ましの水を汲みに行きました。苦労して作った水汲み場の写真や夜の小屋の写真をお送りします。
狭くて質素な小屋ですが、1973年に作って以来、36年間通い続けています。趣味の小屋ですが、辛いと思うこともある趣味です。
今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。 藤山杜人