へえ〜!そうなんだ!山梨県

山梨に特化した自然現象を紹介!
連絡先は
tenki@air.ocn,ne.jまでよろしくいお願いいたします!

これから県内では雷伴なった強い雨に警戒!!

2011-08-24 23:50:14 | インポート

①8月24日21時の天気図 気象庁HPより引用

11082421

②8月24日21時の日本付近雲画像図(水蒸気画像で拡大版) 気象庁HPより引用・加工

20110824210000

③8月24日21時の甲信越地方レーダーアメダス解析雨量図 気象庁HPより引用

2011082421000022 

これから、山梨県内では、25日にかけて、雷を伴なった激しい雨に警戒が必要です!!

引用図①と②より、水蒸気画像上では、A (中国大陸南部から流れ込む暖湿流) と B(南西諸島南東海上の熱低の縁を廻るようにして流れ込んだ暖湿流)との2つの帯状の白輝域が見られ、これら、A B は、本州中部で合流し(暖湿流同士が合流している)、当該暖湿流同士が合流した本州中部では、ひときわ白く輝く画像が点々と現れて、非常に発達した積乱雲があることを示しています。

また、引用図②より、水蒸気画像では、本州中部では、白輝域が北東~南西方向に洗濯板のごとく縞状に分布しており、当該、縞状部分上に、ひときわ白く輝く画像(非常に発達した積乱雲)が点々と現れて、引用図③より、当該非常に発達した積乱雲が掛かる地域を中心に、これまた、北東~南西方向に帯状に強い降水域が分布している状況が解ります。

このように、水蒸気画像上で、白輝域が縞状に分布する場合、暖湿流がとりわけ大量に流れ込んでいる証拠であり、当該、縞状に現れている白輝域は中層での上昇流が卓越している地域を示もので要注意!! 当該箇所に、下層から地表付近で気流の収束等が重なれば、積乱雲が非常に発達しやすくなり、激しい降水を引き起こします。

すでに、引用図③より、発達した降水域が駿河湾方面から県内に掛かり、県内では富士川沿い地域で、とりわけ降水域が発達してきました。

県内で、駿河湾方面から降水域が浸入して、富士川沿いで当該降水域が発達する場合は、南から暖湿流がとりわけ大量に流れ込んでいる証拠!今後、当該暖湿流は、発達した降水域を形成しながら、県内の北部山地や富士山周辺でぶつかり、降水域自体、県内全般で、より一層発達することが考えられます。

夜間の激しい雨ということで、皆さん、早目の対応をお願い致します!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。