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台風12号の雲の形は渦型ならぬ リング(輪)型 こんな台風はリング部分で強雨 リング周辺で強風となり

2014-08-01 01:03:47 | インポート

?7月31日21時の天気図 気象庁HPより引用

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②7月31日21時の日本付近雲画像図(水蒸気画像で拡大版)気象庁HPより引用 ・加工

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南西諸島に台風12号が最接近しています。

台風を取り巻く雲の集団は、通常ですと、螺旋状でかつ、渦巻いた雲の集団となっていますが、引用図②より、今回の台風12号を取り巻く雲の集団、渦巻いてはいなく、全体として、リング(輪)型となっています。

勿論、このような状態の台風は、勢力は弱いものですが、台風に伴う特に強い雨は、当該リングの部分で、また、当該リングの周辺部で、特に風が強くなるという性質があります。台風の中心付近では、比較的、雨も風も弱めで推移します。

事実、引用図②での、台風を取り巻くリング状の雲の箇所Aが、31日19時30分過ぎから南大東島を通過しましたが、通過し終わるあたりの20時前に、南大東島では、最大瞬間風速30・6m毎秒を、10分間の平均でも20m毎秒近い非常に強い風を観測しております。

さらに、引用図②より、今回の台風12号、特に、台風の外縁部を廻るようにして、本州の南海上から暖湿流が大量に本州上に流れ込んできています

8月1日は、山梨県内には、この暖湿流の一部の影響で、日中厳しい暑さとなり、昼ごろから北部や西部山地で雷雲が湧き上がり、午後から激しい雷雨が起こりやすくなってきますから、どうかご留意ください!


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