①5月8日12時の天気図 気象庁HPより引用
5月8日、北海どの北には低気圧があり、一方、東シナ海には高気圧があって、本州付近は、北日本や東日本を中心に、等圧線は混んで、
西〜南西風が強く吹く気圧配置となりました。
東北地方や関東地方など、西寄り風が山越え颪風をもたらして、強風被害や山火事が多発したことは周知のとおりですね。
②5月8日24時までの山梨県周辺最高気温分布図 気象庁HPより引用
この日、県内の甲府では、最高気温が31・4℃と、全国で、静岡や群馬館林と並ぶ最高気温1位タイ記録を観測しましたし、
県内各地、切石で31・3℃、大月で31・1℃、南部で31℃と軒並み最高気温が30℃以上となる真夏日となり、県内各観測地点のすべてで本年最高気温を観測しています。。
引用図①のように、地上天気図上で、東京より大阪で気圧が高い気圧配置時に、山梨県周辺では高温が発生しやすいものですが、上空に目を向けると、どういった気象状況となったいたのでしょうか?
③5月8日12時の全国ウインドプロファイラー風向風速分布図 気象庁HPより引用
④河口湖での5月8日10時~ⅰ6時までのウインドプロファイラー時間高度分布図 気象庁HPより引用
引用図②より、8日、西日本の各地では、上空1000㍍〜3000㍍周辺で、概ね西寄り風となっていましたが、
本州中部では、北陸で概ね西南西風、山梨県上空では、西北西風となって、西日本上空を吹く西寄り風が、中部山岳で分断されていることを示しております。
<strong>西寄り風が中部山岳で分断されると、中部山岳の風下にあたる、山梨県内、静岡市周辺、関東平野など、分断された気流の間に入りますが、気流が地形で分断されると、
分断された気流の間に入った地域では、分断された双方の気流に向かう気流は発生し、さらに、中部山岳の風下にあたる地域ですと、中部山岳からの山越え気流も加わり、
その結果、下降流が卓越するようになるものです。
さらに、引用図③より、西寄り風が中部山岳で分断された証左として、河口湖上空3000㍍以下では8日昼前頃より下降流が卓越して、上空3000㍍付近では、西北西風が強まっている様子がわかります。
8日の山梨県内の高温、西寄り風が中部山岳で分断された結果、、下降気流による断熱昇温一層加速されたためですね。
5月8日、北海どの北には低気圧があり、一方、東シナ海には高気圧があって、本州付近は、北日本や東日本を中心に、等圧線は混んで、
西〜南西風が強く吹く気圧配置となりました。
東北地方や関東地方など、西寄り風が山越え颪風をもたらして、強風被害や山火事が多発したことは周知のとおりですね。
②5月8日24時までの山梨県周辺最高気温分布図 気象庁HPより引用
この日、県内の甲府では、最高気温が31・4℃と、全国で、静岡や群馬館林と並ぶ最高気温1位タイ記録を観測しましたし、
県内各地、切石で31・3℃、大月で31・1℃、南部で31℃と軒並み最高気温が30℃以上となる真夏日となり、県内各観測地点のすべてで本年最高気温を観測しています。。
引用図①のように、地上天気図上で、東京より大阪で気圧が高い気圧配置時に、山梨県周辺では高温が発生しやすいものですが、上空に目を向けると、どういった気象状況となったいたのでしょうか?
③5月8日12時の全国ウインドプロファイラー風向風速分布図 気象庁HPより引用
④河口湖での5月8日10時~ⅰ6時までのウインドプロファイラー時間高度分布図 気象庁HPより引用
引用図②より、8日、西日本の各地では、上空1000㍍〜3000㍍周辺で、概ね西寄り風となっていましたが、
本州中部では、北陸で概ね西南西風、山梨県上空では、西北西風となって、西日本上空を吹く西寄り風が、中部山岳で分断されていることを示しております。
<strong>西寄り風が中部山岳で分断されると、中部山岳の風下にあたる、山梨県内、静岡市周辺、関東平野など、分断された気流の間に入りますが、気流が地形で分断されると、
分断された気流の間に入った地域では、分断された双方の気流に向かう気流は発生し、さらに、中部山岳の風下にあたる地域ですと、中部山岳からの山越え気流も加わり、
その結果、下降流が卓越するようになるものです。
さらに、引用図③より、西寄り風が中部山岳で分断された証左として、河口湖上空3000㍍以下では8日昼前頃より下降流が卓越して、上空3000㍍付近では、西北西風が強まっている様子がわかります。
8日の山梨県内の高温、西寄り風が中部山岳で分断された結果、、下降気流による断熱昇温一層加速されたためですね。