フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

東京で暮らす息子を訪ねてパリからやってきた

2012年03月21日 | パリ郊外

両親から子供交換の依頼があり、うちにやってきてから再び1年半後に来日し、東京で暮らし始めたこの青年に会うため、両親が来日した。

そして日本人のガールフレンドとともに、奈良で再会することになった。

 

若い二人は夜行バスでやってきて、ネットカフェで仮眠を取った後、新幹線でお昼過ぎに到着する両親を迎えにJR奈良駅へ行った。

私もそこで合流することにした。

 

まず驚いたことは、彼はすっかり日本語が上手になっていたことだ。

ガールフレンドができて自信のようなものもうかがえる。若い人の短期間での成長は著しく、こちらも親のような気分で嬉しくなる。

そこへ両親がやってきた。

思えばきっかけは都踊りを見た後、彼らと少し立ち話をしたことに始まる。

だからこの時にはどんな人達なのか、まだ詳しくは分からなかった。

 

息子の彼によると、「とってもフランス人的で、スペシャルだから、申し訳ない」とまで言う。

こちらはよく理解しているつもりだが、日本に住んで日本人との違いをいろいろ感じ、出た言葉であろう。

 

まずお昼を一緒にいただいた。和食である。

お父さんは全部きれいに平らげた。しかしお母さんは食べられないものもあるようで、小食であった。

 

驚くことにこの二人、とても仲がいい。確かお母さんは再婚であるが、年上で60代、お父さんも50代後半である。

しかし腕をしっかり組み、ラブラブなのだ。

 

宿に荷物を下ろして、少し染井吉野の桜の開花時期には早いので、早咲きのしだれ桜で有名な、氷室神社へいった。

そこでは丁度奉納の舞をしていたが、フォスターペアレントの会長のお父さんはネパールへ行ったときに見た舞だと大喜びであった。

 

それから東大寺、二月堂、春日大社を廻り、夕食はうちで取ることにした。

時間を約束して別れたが、少し早めに若いカップルが、遅れて両親が来た。

 

彼がうちに滞在したときに気に入っていたしゃぶしゃぶにした。

その時は夏で冷しゃぶだったのだがごまだれは一緒だ。

「これだよ。このソース!!僕が好きなのは」と言うのを聞いて、彼女は「いくつか買ってみたけど、『違う、奈良で食べたソースはこれじゃない』と言われたんです。」と言うことなので、レシピを教えた次第である。

 

翌日は京都へ一緒に行くことにした。

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