フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

とびきりの二人!!

2012年10月09日 | ミディ・ピレネー

サーカスのステファンが帰った後は、可愛い二人の女の子がやってきた。 

アヴィニョンに住む夫妻(実はこの二人は最近大変な事態になりましたが、それまた別の機会に)からの紹介で、ムッシュの息子の恋人ファニーとその友人のセブリーヌである。 

夕方駅に迎えに行き、会った時から可愛い二人にテンションが上がる!?笑顔がいい。

大きな荷物を持っているので、タクシーで我が家へ。

まずそのタクシーの中で、ファニーが言った。「三年間日本に来るために貯金をして、やっと実現出来て、本当に嬉しい」 

セブリーヌは日本語を習っていると言うことで、時々日本語を話す。それもとても大きな声ではっきりと言うので、面白くもある。

ファニーとセブリーヌは生まれも育ちもアルビで、中学や高校で二人は同級生だったと言う。 

ファニーは現在もアルビに住んでいて、セブリーヌはそこから車で二時間ほどの小さな町に住んでいる。 

二人とも日本に来て日本食も気に入り、何と朝食も和食を希望だった。

女性で朝和食をと言ったのは、ピアニストの姪くらいだ。そのくらい和食が好きなフランス人でも朝ご飯は特別なものである。 

高野山から奈良へ来たと言うことで、その高野山で買ったと言うおまんじゅうをお土産に持ってきてくれた気遣いも嬉しかった。

高野山での食事も二人は気に入ったと言うことだ。こう言う人達への食事の用意はとても楽だ。 

夕食のあと、習字の体験をさせることにした。

最後に「好きな文字を言って。書いてプレゼントするから」というと、まずセブリーヌが、「平和」と言い、それを書いた。

次のファニーは「音楽と愛」、そして恋人と自分の名前を書いてほしいと希望した。 

私が書き終わると、セブリーヌが恥ずかしそうに「実は私も恋人の名前を書いてほしいの。」と言うことで、もちろん書いたのだが、明るく天真爛漫なセブリーヌが本当におそるおそるこの申し出をしたのは、今思い出しても微笑ましい。

翌日は、二人は奈良散策に出かけた。

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