フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

フランスの小学校教師二人を迎える

2012年01月05日 | パリ郊外

またまた可愛い二人組のマドモワゼルがやってきた。可愛いと言っても30歳くらいとのこと。

二人とも小学校の教師をしていると言う。

 

イザベルの友人で東京在住のベルニからの紹介だ。彼女の夫は駐在員なので、彼らのところを訪ねてたくさんのフランス人がやってくるらしい。

ベルニの友達の娘さんが友人と日本旅行をすることになったので、よろしくとのことだ。

JRパスがあるので、奈良を拠点にして京都へも行くと言う。

 

八月のもっとも暑い時期にJRで待っていた彼女たちは、三週間分の荷物を入れた大きなバッグとリュックを前後に持っていた。

とてもうちまで歩けやしないということで、タクシーに乗った。

 

一人は大きくて、一人は小さい。この小さな子がメールのやり取りをしたセシルだ。大きな子がベルニの友人の娘さんのモードだ。

セシルから「生魚は食べられない」と聞いていた。豚肉も苦手で、冷しゃぶも出来ない。

 

荷物を置いた後、奈良観光へはレンタサイクル(近くにあり、一日300円、)で行き、一日目の夜は焼き鶏にした。

しかし、彼女たちはワインは飲まないと言う。こんなフランス人もいるのだなあと驚いた。(結構若い世代のフランス人には多いらしい。チーズも食べないという若者もいるんだと少々嘆かわしそうにこのムッシュが言っていた)

その後は習字や折り紙をして楽しんだ。

 

二日目は京都へ出かけていき(三十三間堂・清水寺)、帰りに法隆寺へ周り、燈花会も見てきたという。

この夜はカレーだった。

そのとき、モードが「牛肉が食べられないの」と言った。彼女も困ったが、私も困った。

「ご飯だけでいい」と申し訳なさそうに言ったが、「お肉なしでよければ、カレーソースをかけようか?」と言うと、それはOKだった。つまり宗教的な理由ではなかった。

 

三日目は金閣寺・大徳寺・銀閣寺などに行ったそうたが、大徳寺がとても気に入ったようだ。

この日はいなりずしやサラダ巻き、魚の西京焼などを食べてくれた。

好き嫌いが多く、献立に苦労したが、豆腐や煮物も含めて、普通の家庭料理の簡単なものは、意外にも大丈夫だった。

もちろん和菓子もOKだが、やっぱり牛肉・豚肉・生魚が使えないとなると、レパートリーがそう多くない私は、ちょっと困ってしまった。

 

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